穴を掘って埋める一日
一日を終えて、布団の中に入る。なんとなくモヤモヤしていたので、心の声にじっと耳を澄ましてみると「次に何をすれば満たされるだろうか」「あれをやって、これをやって…」とささやいていることに気づいた。欠乏感を感じていること、行動の動機が未来への期待になっていることを認めなければならなかった。
なぜ欠乏感や期待をもとに行動したくないのかというと、それが穴を掘って埋めるようなものだからだと思う。もちろん、物理的・社会的には前に進んでいるのだけれど、精神的には減らしてから元に戻している