セネカ『人生の短さについて』1.3-4
西洋古典作品を原文で読んでいるけれど独学なのできちんと読めているか不安だ、また原文を読んでみたいがそもそも何を読んだらよいか迷っている、いきなり長い原典を読むのはしんどい、そんな方のために西洋古典作品の名文を選んで、語句の解説(意味・性・数・人称など)と翻訳を作成してみました。
今回はローマ帝政初期に活躍したストア派哲学者セネカの『人生の短さについて』1.3-4を取り上げます。セネカはこの文章で人生は上手に使えば十分に長いと説いています。キケロとはまた違った文体が印象的