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stakというイケてる会社のCEOです。 いや、イケすぎているかも知れません。。 【stak, Inc.】 stak.tech ※ サイトを見るときは要注意です 👉 きっとあなたもstakが欲しくなるので。。

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  • ハッタリと嘘の狭間で

    会社倒産まで秒読み開始。 そんな中でジタバタするための記録です。 少しでも参考になればと思い、公開してまいります。

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ハッタリと嘘の狭間で(第1話)

「カネ余りの世の中」という言葉を耳にする。 一体どこにそんな「カネ」が余っているのだろうか。 およそ3年前の2016年9月に遡る。 「モノづくり」をすることにした。 といっても、明確にこれだ!という「モノ」はなく、とにかく楽しくやれればくらいのノリだった。 その数年前に広島で起こった土砂災害や同年の熊本地震などの影響もあって、まず取りかかったのが災害に強いライト。 とりあえず、ネットや店舗で部品を買って作ろうという計画性などあってないようなスタートだ。 当時の購

    • 日本刀の切れ味の科学的検証と西洋の刀との徹底比較

      「呑刀刮腸」(とんとうかつちょう)という四字熟語は、「刀を呑んで腸をけずる」という字義通りの意味を持つ。 この表現は、自分の欠点や悪い部分を徹底的に改めようとする、厳しい自己改革の姿勢を表している。 この言葉の起源は、中国の古典「晋書」にさかのぼる。 具体的には、晋の将軍・羊祜の伝記に登場する。 羊祜は、自身の過ちを反省するために「呑刀刮腸」の精神で自己改革に臨んだとされる。 日本では、鎌倉時代に禅宗と共に伝来し、特に江戸時代の武士道精神と結びつき、自己修養や精神修

      • 人類と豚の1万年の歴史

        豚蹄穣田(とんてい)という言葉は、古代中国の農業儀礼に由来する。 この言葉は、「豚の蹄を供えて豊作を祈る」という意味から、「わずかなものから大きな利益を得ようとすること」を表す。 この概念の起源は、中国の春秋時代(紀元前770年〜紀元前476年)にさかのぼる。 当時、豚は農耕社会において極めて重要な存在だった。 豚は食料としてだけでなく、その糞は肥料として、皮は道具の材料として利用された。 「礼記」という古代中国の書物には、以下のような記述がある。 この儀式は、豚

        • ビジネスパーソンが知っておくべき 15種類の利益とその英語表現

          貪小失大(たんしょうしつだい)という言葉は、古代中国の戦国時代に遡る。 この四字熟語は、「小さな利益にこだわるあまり、大きな利益を失うこと」を意味する。 この概念は、中国の古典「韓非子」に登場する。 韓非子は、紀元前3世紀の思想家で、法家と呼ばれる学派の代表的人物だ。 「韓非子」の「外儲説右上」という章には、以下のような記述がある。 この教えは、当時の為政者たちに向けられたものだった。 目先の小さな利益にとらわれず、長期的で大局的な視点を持つことの重要性を説いてい

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        ハッタリと嘘の狭間で(第1話)

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        • ハッタリと嘘の狭間で
          100本

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          お辞儀の文化:グローバルビジネスにおける非言語コミュニケーションの威力

          頓首再拝(とんしゅさいはい)という言葉は、古代中国の礼法に由来する。 「頓首」は頭を地につけるほど深くお辞儀をすること、「再拝」は二度拝むことを意味する。 この言葉は、最大級の敬意を表す行為を指す。 日本に伝わったのは、奈良時代(710-794年)頃と考えられている。 当時、遣唐使を通じて中国の文化や制度が積極的に取り入れられた。 その中には、礼法も含まれていた。 古代の日本では、「拝礼」という言葉が使われていた。 平安時代の文学作品「源氏物語」には、貴族たちが

          お辞儀の文化:グローバルビジネスにおける非言語コミュニケーションの威力

          世界最小の魚から最大の魚まで驚くべきサイズと能力の秘密

          呑舟之魚(どんしゅうのうお)という言葉は、古代中国の思想家・荘子の著書「荘子」に由来する。 「北冥に魚あり、その名を鯤という。鯤の大きさは幾千里あるかを知らず」という一節から始まり、この巨大な魚が変化して鵬(ほう)という巨大な鳥になるという寓話が語られている。 この言葉は、単に大きな魚を指すだけでなく、通常の尺度では測れない大きな存在や、並外れた能力を持つ人物を表現する際にも使われるようになった。 現代のビジネス世界でも、「呑舟之魚」は時折使用される。 例えば、業界を

          世界最小の魚から最大の魚まで驚くべきサイズと能力の秘密

          謙遜の歴史と世界の習慣から見る成功の法則

          「斗」は升、「量」は量る、「帚」はほうき、「掃」は掃除するという意味だ。 つまり、「ますで量り、ほうきで掃き捨てる程度のたいしたことがない人間」を表現している。 この言葉が生まれた背景には、古代中国の社会構造がある。 儒教の影響が強かった当時の中国では、身分制度が厳格に存在していた。 そのような社会で、自分の能力や地位を誇示することは、しばしば反感を買う原因となった。 そこで、自分を低く評価する「謙遜」という概念が重要視されるようになった。 これは、単なる美徳では

          謙遜の歴史と世界の習慣から見る成功の法則

          25年で激変した交通ルールと世界の奇妙な規制

          「左見右見」という言葉は、日本の交通安全教育の中で広く使われてきた。 その起源は、明治時代にさかのぼる。 1868年、日本初の人力車が登場し、都市部での交通量が増加した。 これに伴い、交通事故も増加。 そこで警視庁が1881年に発行した「交通心得」という冊子の中で、「左右ヲ見テ進ムベシ」という記述が登場した。 この「左右を見て進む」という概念は、その後の交通安全教育の基本となった。 特に、1960年代の motorization(モータリゼーション)以降、自動車教

          25年で激変した交通ルールと世界の奇妙な規制

          建造物の土台の歴史:目に見えない進化が支える私たちの生活

          土崩瓦解(どほうがかい)という言葉は、中国の古典「史記」に由来する。 土台が崩れ、瓦が落ちるさまを表現したこの言葉は、物事が根本から崩壊する様子を鮮やかに描写している。 この言葉が生まれた背景には、古代中国の建築技術がある。 当時の建物は、土壁と瓦屋根が主流だった。 土台が崩れれば、必然的に屋根の瓦も落ちてしまう。 つまり、建物の存続には堅固な土台が不可欠だったのだ。 日本では、平安時代に漢文学の発展と共にこの言葉が伝わった。 特に、政治や社会の崩壊を表現する言

          建造物の土台の歴史:目に見えない進化が支える私たちの生活

          毛を逆立てる行動の進化的意義と驚くべき威嚇の世界

          怒髪衝天(どはつしょうてん)という言葉は、古代中国の文学作品「史記」に由来する。 「怒りで髪の毛が逆立ち、天に突き刺さるほど」という意味を持つこの四字熟語は、激しい怒りの表現として使われてきた。 この言葉が生まれた背景には、人間の怒りの生理的反応への鋭い観察眼がある。 実際、人間を含む多くの哺乳類が、怒りや恐怖を感じた際に毛を逆立てる反応を示す。 日本には平安時代に伝わり、文学作品や武士の教育の中で使われるようになった。 現代では、ビジネスの場面でも、強い不満や怒り

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          馬の驚異的能力:本当に1日千里(500km)走れるのか?

          駑馬十駕(どばじゅうが)という言葉は、中国の古典「荀子」に由来する。 「優れた馬は1日で千里を走るが、のろい馬でも10日かければ同じ距離を走ることができる」という意味だ。 この言葉が生まれた背景には、古代中国の実用的な人材育成の思想がある。 才能の有無にかかわらず、努力を重ねることの重要性を説いているのだ。 日本には平安時代に伝わり、江戸時代には武士の教育でも重視された。 現代では、ビジネスや教育の場面でも、努力の価値を説く際によく引用される。 しかし、この言葉の

          馬の驚異的能力:本当に1日千里(500km)走れるのか?

          人口規模から見る海外展開の必然性:アジア諸国のグローバル企業躍進と日本の課題

          図南鵬翼(となんほうよく)という言葉は、古代中国の詩人屈原の作品「離騒」に由来する。 「南の海へ羽ばたくことを図る」という意味から、海外進出や大事業を志す計画を表す言葉として使われるようになった。 この言葉が生まれた背景には、古代中国の南方開拓の歴史がある。 当時、南方は未知の領域であり、そこへの進出は大きな挑戦を意味していた。 日本では、江戸時代の儒学者が「離騒」を研究する中で、この言葉が伝わったとされる。 明治時代以降、日本の海外進出の機運が高まる中で、この言葉

          人口規模から見る海外展開の必然性:アジア諸国のグローバル企業躍進と日本の課題

          歴史を動かした天下人たちとその時代からの学び

          斗南一人(となんいちにん)という言葉は、中国の古典「史記」に由来する。 「天下を治める第一人者」を意味し、絶対的な権力を持つ統治者を指す。 この概念が生まれた背景には、春秋戦国時代の混沌とした政治情勢がある。 諸国が覇権を争う中で、統一された強大な国家を作り上げる指導者への渇望が高まっていた。 日本でも、戦国時代から江戸時代にかけて、この「斗南一人」に相当する存在が現れた。 彼らは「天下人」と呼ばれ、日本の歴史に大きな影響を与えた。 世界史を紐解けば、各時代、各地

          歴史を動かした天下人たちとその時代からの学び

          魔法から AI まで時代と共に変わる「危険な知識」の歴史

          屠毒筆墨(とどくひつぼく)という言葉は、古代中国の思想書「荀子」に由来する。 本来は「人を害し損なう書物」を意味し、知識の危険性を警告する表現として使われてきた。 この概念が生まれた背景には、知識の両刃性に対する深い洞察がある。 知識は人を啓発し、社会を発展させる力を持つ一方で、誤った使い方をすれば害悪をもたらす可能性もある。 この「危険な知識」の概念は、時代と共に変化してきた。 かつては「魔法」が最も危険な知識とされた時代があったが、現代では AI やバイオテクノ

          魔法から AI まで時代と共に変わる「危険な知識」の歴史

          人類と他の生物の時間感覚の驚くべき違い

          兔走烏飛(としょうちょうひ)という言葉は、古代中国の思想書「荘子」に由来する。 本来は「兎が走り、烏が飛ぶように、時が速く過ぎ去る」ことを意味し、歳月の早さを表現する比喩として使われる。 この表現が生まれた背景には、人間の時間感覚に対する深い洞察がある。 しかし、この感覚は人間特有のものなのだろうか。 他の生物は、時間をどのように感じているのだろうか。 この問いは、現代のビジネスや技術開発にも重要な示唆を与える。 例えば、AIの開発において、人間の時間感覚を模倣す

          人類と他の生物の時間感覚の驚くべき違い

          屠所之羊から紐解く人類と羊の1万年の歴史

          屠所之羊(としょのひつじ)という言葉は、古代中国の思想書「荀子」に由来する。 本来は「屠殺場に連れて行かれる羊」を意味し、死が間近に迫った人や、人生のはかなさを表現する比喩として使われる。 この表現が生まれた背景には、人類と羊の長い歴史がある。 羊は人類にとって、最も古くから家畜化された動物の一つだ。 その歴史は、現代のビジネスモデルや技術革新にも重要な示唆を与えている。 例えば、アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスは「お客様は常に不満を持っている。それは良いことだ」と語

          屠所之羊から紐解く人類と羊の1万年の歴史