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求職リアル‼

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人生何度目かの求職活動。 生活の大半を占める仕事という、生きて行くための居場所探しは、社会に出て働くという現実の難しさと厳しさをまざまざと見せつける。 働くことは生きることなのか…
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2024年2月の記事一覧

5月12日

 夕食の下ごしらえに手間取り、畑へ行くのが昼前になった。
 眩しいくらいの日差しと、5月にしては暑すぎる気温の上昇に怯むが、午前中に汗を流しておかなければ、午後の用事を落ち着いて片付けられない。暑いが風が強く、時折日が陰るので意を結して出掛ける。眠くて迷っていた犬も、渋々付いて来た。
 今朝は手作りの合間に茹でた素麺を与えたら、残り半分の野菜中心スープを食べなかった。栄養たっぷりでも、一度口を付け

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5月11日

 コロナで思うようにならない中で、母の日のイベントを例年に近い形で迎える。テイクアウトのランチとティーとディナー。花とブランドバッグのプレゼント。外食でなく、テイクアウトというだけで、若干質素になった。
 無職でお金がないのをわかっている母から、再々「今年は良いで」と遠慮されたが、生きているからこそ出来ること。どちらかが旅立った後ではしたくても出来なくなる。預金が0にならないうちは、喩え困窮状態だ

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5月8日

 ハローワークへ行くのに車を要する為、仕事の母を送迎して拝借することに…。
 犬が相変わらず食べないことで時間が切迫し、車内で喧嘩になる。嫌な予感。
 初回の給付認定を受けるが、上の空で、振り込みがいつになるのか右から左になってしまった。
 求職者マイページ開設が上手く行かないことを問い合わせると、メールアドレスを間違えて登録されていた。書類のコピーには間違いがなく、ハローワーク側の入力ミス。今回

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5月7日

 占いに「天職が見付かるかも知れません」と書かれてあったので、そう簡単には見つからないと思いつつ、一縷の望みを捨てずにいた。
 やっぱり見つからなかった。
 あまりにも希望が希望としての力を発揮し辛い身の周りであることを無視できない。しかし無視していなければ何も出来ないというのも現実である。
 明日、1回目の失業認定を受けにハローワークへ行く。
 犬が食べないという家庭の非常事態を、家に居るという

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5月5日

 再就職が決まった犬友と久々に出会う。
 聞いていてがっかりした。
 彼は運良くコネでの就職が決まったが、彼の身の回りでは未だに決まっていない人の方が多いらしい。社会情勢も大いに関係しているであろうが、人手不足の介護業界でさえ、面接を受けたその日の夕方に不採用の通知が届いたと言うのだから、希望を持つことさえ苦しくなる。似た様な経験を繰り返している我が身を振り返る。
「仕事探し、結構楽しかったですけ

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5月4日

 仕事が決まったのか…と、嫁と乳児を連れて日帰り帰省した弟に言われる。
「まだ。どうしたらいいと思う?」と、気軽に尋ねてみたら…
「そんなん、妥協するしかないんちゃうん?」と、呆れたように返された。
 バイクの宅配業でもやれと言う。
 バイクの宅配業が良いとか悪いとかではなく、何故その仕事が私の仕事になると思えるのか、まるで解らなかった。今までやってきた仕事でもないし、これからしたいと思っている仕

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5月3日

 曇天で気温も昨日より5℃も低く、久々に昼前から畑へ…。犬、殆んど寝ず、心配が尽きない。
 一方で肉体労働に勤しむ人間。午後を過ぎても働いていたら、先に帰った母親世代の畑仲間が紙袋を下げて戻って来た。嫁ぎ先から訪れた娘さんが、髪を60センチも切ったのだとか…。使用済みのヘアアクセサリーは処分したが、新しい未使用品が幾つもあったので、使わないかと持って来てくれたのだ。
 2年間伸ばし続けている髪は今

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5月2日

 今日からGWに入り、基本、求人は動かない。今までよりかなり低い頻度で求職サイトからメールは入るが、内容は変わり映えしない。何ヶ月も前から掲載されている求人が幾つもあり、それらが現在も本当に募集しているのか、信用出来ずにいる。過去に応募したものも、未だに残っていたりするので、ハードルが高く、しかし会社が求めている人材が応募しないので、採用されないまま未だ募集しているのか、そもそも募集先がそれほど人

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5月1日

 考え過ぎて明け方になり、迷い迷いHPを開く。コロナの関係で、ハローワークに出向く以外、職業紹介の手段があった気がした。電話し、確認すれば、求人先に問い合わせて紹介状をFAXしてもらえることになった。
 5分ほどで折り返し電話がかかって来る。がっかりした。
 昨日出たばかりの求人に、この午前中で人が殺到したらしく、早々と募集を打ち切ったのだと言う。結局、応募も叶わなかったのだ。
 仕事がない時期な

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4月30日

 昨日は祝日。ゆっくりスタートでリズムが狂うも、仕事が一つ片付く。犬が一日玄関先で眠っていたので、畑へ行くこともなかった。一方で、毎回一日二日費やす衣替えが、日付は変わったが、一日で終わった。
 パソコンを開かなかったのは久しぶり。就活に動きが望めない祝日だったので、自分を脅迫せずに済む。

 今日は平日だということを忘れる。
 朝から犬を洗い、彼が母と共に自然乾燥の旅へ出掛けている間に、いつも

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4月28日

 明日から我が家唯一の労働者もGWに入るということで、現在家事手伝いの私も色々と緩む。
 早目に行って早めに帰る…を目標に出掛けたのに、帰ろうとする度、誰かがやって来る。結局畑に6時間も滞在し、昼食が3時半になった。キヌサヤをもらい、大根の漬物をもらい、愚痴を聞いてもらった。関わる人皆、親世代という現状を有り難いと思いつつ、苦笑する。しかし草もよく燃え、水遣りもしっかり、草取りのノルマも達成できた

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4月27日

 畑漬けの土日を経て、再び新しい週がやって来る。そしてGWというものを迎えるが、今年それはあってないようなものだ。私には…ではなく、世の中がそういう状況。
 孤独なのは自分だけではない。そう捉えられる私にとっては、それが必ずしも悪いわけではないが、正直でいることが正しいとは言えないだろう。恐らく私の立場では、世間一般的に批判を浴びるだろうから…。

 犬が痛めた脚は大分状態が落ち着いている。安心

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4月25日

 同時期に求職活動を開始した犬繋がりの知り合いが、無事、再就職したと聞いた。世帯主で学生の子どもが二人おられる身。良かったね…と心から思う。
 一方で、何の進展も無い我が身と比べて凹む。比べるなと言う方が無理な話だ。
 私は世帯主では無いし、子どもがいるわけでもない。しかし一人で生きて行かなければならない身。今は実家暮らしで親と同居していても、順番通りだとしたらいずれ一人になる。そして当たり前だが

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4月24日

 一週間ってこんなに早かったっけ?と思う。振り返ってみると、丸二週間、仕事に関して進展がない。何ひとつ挑戦できていないということは、何ひとつ挑戦したいと思える情報に出合えていないということでもある。目標を立てることも出来ないし、目指すべき場所さえも見つからない。心が弾む経験がまるで出来ていない。先が思いやられる。
 今週はあまり良いことが無かった。
 犬の心配ばかりしていた。
 肝数値の急上昇から

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