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定年後フリーランス☆定年前後のおじさん、おばさんの集う或るコミュニティをちょっと覗いてからの感想
去年(二〇ニ三年)後半のほんの二ケ月ほど、定年前後のおじさん、おばさんの集う或るコミュニティを覗いた。目的は、定年前後(五〇代後半から六〇代前半あたり)のおじさん、おばさんの生態をいちどじかに把握してみたかったから。生態を把握するにはいったん入会しなければならない。入会金が13000円で月会費が1500円。ずっと居るぶんにはよいが、ちょっと覗くだけのものにとっては、まずまずの金額。でも体感したい
もっとみる定年後フリーランス☆趣味をマネタイズするということについて(2)
前回(趣味をマネタイズするということについて(1))に引き続き、その実現要件であるところの〈頻度〉ならびに〈連続性〉とは具体的にどういうことかについて、私のここまでの経験に基づいて記述してみたい。
私は現在、フリーでカルチャースクールの講師をやっている。この仕事が私のフリーランスとしての表向きの軸の仕事となっている。ちなみにここでフリーというのは、特定のカルチャースクールに拘束されずに複数のス
定年後フリーランス☆仕事のさまざまなリアルな記録(1)
2023年12月第2周目の日曜日、某公共放送系大手カルチャースクールでの月例講座(俳句)終了後、講座運営担当の女性から珍しくちょっと話があるということであった。
ここ1、2年、ぽつぽつと受講者が減ってきていて、自分の肌感覚で言うと首の皮いちまいで辛うじてつながっているような状況だったゆえ、ああついに今期(2023年10月〜2024年3月)で講師委嘱契約解除かと暗く重くれた気分になったのだが違っ
蟻と豆腐 創刊号(2023年12月4日発行)
阿修羅愁眉/中田剛
阿修羅像愁眉の秋も深まりぬ
冬初め猿沢の池亀鳴かず
冬めける若草山に登りたし
秋深し伏兎饅頭を虫養ひ
南都いま柿に色さすまほらなる
頷きて寄り来る鹿に後ずさる
巨椋池雑記/中田剛
11月の半ば、だいぶ冬らしくなった昼下がりの奈良市街をぶらぶらと。或る俳句教室に来ていただいている受講者さんおふたりと吟行。といっても純粋な趣味で。こういうのが気を使わずいちばんたのしい。昼めしにO
蟻と豆腐 準備号(2023年11月21日発行)
「蟻と豆腐」は、私(中田剛)が編集・発行する俳句とエッセイの、会員制WEBマガジンであります。
私(中田剛)の俳人としてのキャリアについては、wikipediaに掲載されておりますので、興味がおありの方はご確認ください。
「蟻と豆腐」というマガジン名は、私が大好きなもののうちの二つから取っています。
発行タイミングは不定期ですが、じっさいは最低、月1回発行を死守するつもりです。臨時号として、