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呪いと化した過去を、noteに捨てていくね。【高松days】 (前回シリーズから今後を繋ぐブリッジ回)

人生を変えようと思った。引きこもって何もできなくなっていたから。
障害や病気を抱えてる事を自覚して、どう生きていくのか。

画伯ちゃんは何がしたくて、"生きる"を選んできたのか。
何に恐れて、生きてきたんだろうか?

1つ目の行動

2019年の6月。
長年やりたい気持ちを抱えたまま止まっていたバンド。

もう一度始めるために"行動"を決意した。

勘を取り戻すべく、1人DTM(宅録)で曲を作っていく。

ヘヴィエンbandcamp


2015年頃、絶対に何かを残して死ねるように、Heavy Endiesと名付けたBandcamp(音源upサイト)を作成。

そこにリハビリ記録として、自作曲を置いていった。
曲が生まれてupするのは、決まって自殺を決行しようとして回避した後。

鬱から躁状態になった時だけだった。

2019年6月。
なるべくその状態を保ちたいと思った。

波を平穏(軽躁状態)にするため、ほとんど誰にも会わずに暮らし、バンドを想定した10曲を作り終えるまで数ヶ月かかった。

"俺はそれをやらなければならない。やらなければならないんだ"

強迫的に陥った脳と、躁状態の閃き。

そのエネルギーを持ってしても、曲を溜めるのには時間がかかる。
もう2019年の11月になっていた。

躁状態で立てたプランなんて、思い通りにいかない。大幅に遅れていく。

強迫的なまま、軽躁状態のまま、バンドメンバーを探し始めた。

15年前から付き合いのある旧友たちに声をかけていく。
すると自分では想像できないような展開が起きていった。

結果として、画伯ちゃんが誘った旧友たちは、誰1人バンドに残ることはなかった。

しかし、「画伯ちゃんとバンド始めてるんやけど、一緒にやらへん?」と、その旧友が他の人にも声をかけてくれていたことが功を奏する。

また違う旧友たちと再開し、スタジオで合わせる機会を設けることができた。
自分の心の中や、創作した(あえて)完成されていない曲を用意して、相手に見せていく。

一緒に何かを作ったことのない相手と、0から何かを作っていく。


気恥ずかしいけど、剥き出しになるのを心がけた。
全部を出して、全部を引き出そうと試みる。

旧友も何かを感じてくれたみたいで、楽しそうに演奏してくれていた。

画伯ちゃん的に、最高のスタジオ練習が毎回できていた。
やはり生でリハビリするのは、スピードが違う。

今現在、もうバンドとして成立する直前にまで命を吹き込むことができている。

そう。
偶然再会した旧友がバンドメンバーとして参加してくれることになったんだ。

俺は運命を信じている。この一連の流れの中に重大な意味が隠されているはずだ。

当時はハッキリと気づけなかったけど、現在(2020年7月)ならわかるな。
画伯ちゃんには何ができて、何をすべきか。

1人ではできなかった。

集まった者同士での重なり合う変化。鳴り止まないビート。想像を超える展開。

能力的にも、技術的にも死んでいたんだ。

今のバンドメンバーが居ないと、また諦めていただろうな。

自分の力で見つけた人の前だと、我を出しすぎて壊れていたように思う。ワンマンにならないようにしたくても、我慢できなくなっていく。

"ここは任せる、ここは助けてもらう"
そんな自分を見せることができたのは、今のバンドメンバーのおかげだと思うな。

胸ぐらを掴むケンカか、無言の1人演奏のぶつけ合いのような状態が、過去のバンドでは頻繁に起きていたから。


生きたビートを取り戻しつつある。

もう少しなんだ。
ほんとありがたいな。

様々な偶然が重なったお陰で、バンドが動き出し始めた。

もう妄想ではない。
とうとう現実(ここ)に辿り着いた。

これが1つ目の行動。

2つ目の行動

4年ほど恋人のいない画伯ちゃん。
2020年の間に恋に落ちて、恋愛が始まることを夢に見た。

こちらも行動を決意した。
今まで使ったことのなかったマッチングアプリをインストール。

数人とマッチするものの話が通じ合わない。
(これは画伯ちゃんの障害や病気による思考のせいかもしれない)


インストールした初日。
その数人の中に、趣味の似てる人が1人いた。

Hi-standard、中島らも、おぎやはぎのメガネびいき(深夜ラジオ)


しかし向こうのアプリのバグで、初日で連絡が取れなくなってしまう。

〈あぁ、気になってたけどマッチ一覧から消えちゃった〉


翌日、年始のえびすさんに行き泥酔していた。
帰り道。家に食材が無くなっていたので、最寄り駅から千鳥足でスーパーへ。

1人で笑いながら買い物を済ませ、自転車を押しながら

〈あぁ、これ無理かも笑〉


と坂道の途中で止まった。


もう歩くのは限界だった。

ケータイを取り出し、両肘で自転車を支え、SNSをチェックしようとした。

〈あれ!誰かとマッチしてる!〉


マッチングアプリを開くと、一覧から消えた女性と再度マッチングしていた。
嬉しくてすぐにメッセージを送信。

すぐに返事が届いた。

『すみません。おかしくなって消えちゃってました。もう大丈夫そうです』


アワアワしつつ、気が大きくなっていた画伯ちゃん。
だけど坂道の途中で自転車を支えたまま震えていた。

特に指が震えている。
精神薬の副作用かな?急に現実が押し寄せてきたからかな?

なんで震えてるんだろう?
泥酔のなか何度も打ち直し、笑いながら文章を読み返した。

絶対に失敗したくない。
ただ何を書いているのか、自分ではもうわからなかった。

いったん夜空に祈ってから送信。

〈趣味めっちゃ似てたしメッセージ楽しかったので、一覧から消えてて悲しかったです。LINE交換しましょ!〉


祈るために手を離したことで、倒れる自転車。
坂道を転がっていく玉ねぎ等の野菜類。

すべてを拾いきると、相手からLINEが届いた。

そして...それから...


初めて会って


相手の住む徳島で、一泊二日の旅行をして


さらに、もう一度徳島へ行った。


これまでに会ったのは、この3回。


今回の恋愛についてまとめたマガジン↓↓↓


ここ数日書いてきた、一連の記事や、マガジンの内容に繋がっていく。


マッチングアプリを使って、こんなふうに画伯ちゃんは恋に落ちた。
相手にも好いてもらえて恋愛が始まった。


"彼女ができたんだ"


2つ目の行動は、まさかの1ヶ月で達成できた。

行動を止めてはならない...

もしかして生きていたら、人生はどうとでもできるんじゃ?

何かを諦めたり、何かを続けることを止めた時に、生命は続いたままでも何かが死ぬことがある。

実際に死ぬこともあるし、自分から死ぬこともある。

画伯ちゃんは...

画伯ちゃんは、自分の中の全てを出し尽くせるような、そんな環境を作ってから最高の死を迎えたい。

裏笑いはもう終わり。
表笑いで自分を見せる。

大好きな音楽で。
大好きな表現で。

衝動は、ときめきは、夢は、現実は...
自分ってなんだっけ?という気持ちは...

全部ここに残っていた。
足りなかったのは、恐れていたのは、

行動なんだろうな。

・また動こうと思わさせてくれた2019年6月付近の周りの人達。

・数年に及ぶ福祉・医療、そして家族の支え。

・幾度とない絶望、失恋、挫折。居場所の無かった人生。特別でもないし普通でもない。浮いてるような浮いていないような。呪われたような日々。

・今年に出会えた(上記シリーズの)女性。

・出会えた全ての人達から盗んできたモノと、この俺のモノを、掛け合わせたモノ。それをとめどなく表現させてくれる場所である、今のバンド活動。

これらが絡み合い、行動を始めることができた。
呪いを解くために、行動させてくれた全てに感謝している。


noteの目的

このnoteの一旦の区切りは、

1.恋愛したことで生み出せたソロ曲の映像
2.初スタジオから初ライブまでの模様を編集したバンドの映像


を文章とともに、このnoteにupすることだ。

その2本柱をメインにし、
最終的には画伯ちゃんの奥底を刺激した全ての出来事を残す。

そこまでを365日連続更新で達成したい。
制約がないと、また諦めてしまいそうで怖いんだ。

バンドメンバーや周りの人にも関係してくることだから、みんなが楽しめる空気感を保ったまま進行していきたい。

呪われた日々

人生は呪いに包まれている。

呪いを解くために、このnoteをやっている。
過去を捨てていってるんだ。

あの頃は...あの時こうすれば...
なんて、もう考えたくもない。

"今"でいっぱいにして、創作に全部を振り切りたい。
バンドのことと、noteのことを考えるだけで毎日18時間くらい経つ。

反動が来てもいい。やりきりたい。

2019年12月にnoteを始めるにあたって、プランを立てた。
その時点で、そこそこのスケジュール感にした。

ギリギリになって燃えるように。Mだからかもしれないが。

しかし、ここ1ヶ月で精神科の主治医と、訪問看護さんから、noteを書く頻度を少なくしてほしいと促された。

完全NG手前の宣告をされて、画伯ちゃんはたじろいだ。

"もうすぐ大事なことが、一旦書き終わるから許して"

と、濁して2週間の猶予をもらった。

リアルタイムドラマのオチ

少し前に、予想外の出来事が起きた。
それによって、上記の恋愛シリーズを半年前倒しで、書き始めることに。

前倒しによって、スケジュール感が激ヤバになった。
焦りや病的な感覚は、noteに混ぜたくないけど仕方ない。

どうしても入り込んじゃう。

精神科で完全NG手前になっているのは、前倒しになった事情を把握してるからだ。
原因が起きてから、ここまでノンストップで動いている。


ここまでの投稿やシリーズをどれくらいの人が、そしてこれからどれくらいの人が読んでくれるのかはわからない。

なるべくどの投稿から見ても、雰囲気がわかるように書いているつもり。

これら全ての投稿はリアルタイムで進行するドラマだ。各所に欠片を置いてある。
報告に数ヶ月の遅延はあるが、リアルタイムを吐き出している。

画伯ちゃん自身の体験した感覚を、書き記している。
感情を捻出、情報を整理して構成。


画伯ちゃんは、誰かの作った創作物を記憶できない。
映画も漫画も音楽も何もかも。

ただ話したこと、体験したこと、自分が生み出したものは全て覚えている。

この長所を伸ばし、この思考を創作できる(バンドが面白くなるような状況を生み出せる)レベルにまで戻したかった。
いつかnoteにも、それらを感じてもらえる投稿が増えていくはずだ。

これまでは、ほとんど事実を書いてきただけだから。
事実を書き上げたら、次は創作力の向上だから。

上記の"徳島の相手とのシリーズ"もリアルタイムドラマだ。
事実だ。

よってオチは決まっている。
そのオチに向かっている。

遅延の間に、もうオチは生まれていたから。

しかし、徳島シリーズを書く最中に、またしても予想外の出来事が起きた。

「オチが変わりました。不思議です。決まったオチに向かって、もうすぐ書き終わりそうだったのに。物語が変わったんです」


精神科の主治医に、7月7日の診察でそう話すと

「常に変化し続けるんだから。人生は。ずっと続いていくし。オチなんてないのよ。とりあえず今のあなたには寝てほしい。ちゃんと休んでほしい」


画伯ちゃんのプランでは、あと2週間ほどで、現在の本気noteを書き終えることができる。

それからは一旦ユルい日常をnoteに書き、バンドと自分の体調のために時間をあてるようにしたい。

それまでは寝たくても、頭が止まらなくて眠れない。
眠剤が完全に効かないなんて始めてだ。

大学生の頃、曲作りをしすぎて部屋が幽霊だらけになった。あの直前の感覚。

でも今は、今だけは絶対にやりきりたい。
それにもう二度と止まりたくない。

"二度と止まることのないように、休まなきゃいけない"のもわかってる。
過去を捨てていきたいんだ。抱えたままでは逆にバンドや自分に影響が大きすぎる。

アーティスト(バンドマンの意味)は内面を見せない方がいい。
思考・思想は話さない方がいい。全て曲で表現すればいい。

俺もそう思うけどな。
でも沼から抜けられなくなっちゃったんだ。

緊張→空想→不安→妄想→行動制限→1人→部屋の中だけの閉じこもった生活。
それを10年も続けて脳が完全に萎縮した。

もうこんな呪いたちを、noteに捨てていく。
それは成長だ。そして新しい人達との出会いにも繋がる。

実際に素晴らしい才能を持つ人々とnoteで知り合えた。
たくさん刺激を受けている。

想像以上に天才は多く、そしてなぜか世界にバレていない。

みんないつか羽ばたいていく気がする。
行動を止めなければ。

画伯ちゃんも止まらずに、何かを与える存在になっていきたい。


ブリッジ ~橋渡し~

この先、"ブリッジ"として同じような話をする可能性があるので、1度1つの記事としてまとめておくことにした。

ここまで読んでくれて、ありがとう。


高松に触れることなく、このシャープ0を終える。

次回の高松daysに

(今回のテーマソング:Pixies - Debaser)

つづく

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⭐️参考音源です↓(過去のバンド〜最近まで)⭐️

https://heavyendies.bandcamp.com/album/menbo

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note文末

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