第677回：メンヘラ相場ここに極まり、バイクラ渦中真っ只中の疲れたあなたに、おすすめのカバードコール戦略

大きな大きなイベントが2つ終わりました。そう、Fedの利下げと、日銀の決定会合です。Fedは50ベーシスポイントの利下げを決行し、日銀さんは中央銀行なのに『（自民党）総裁選を注視』という謎の言葉を残し、仲良しな日経新聞へのリークどおりに利上げを見送った模様です。米国の利下げについては“極めて”重要なので、後ほど本稿でじっくり詳述します。

参考１）『日銀利上げ先送りの公算、総裁選を注視　19日決定

松田元サークル「世界の終わりの歩き方」有料プラン「本当にあった怖い話」2024年8月投稿分

第676回：米大統領選と、中国経済クラッシュの兆候、ロレックス市場の崩壊

円高です。円高の傾向が続きます。昨夜の夜間取引では、遂に140.80円代まで迫り、130円代を覗くまで秒読みとなって参りました。まあ、それでもまだ円安ですけれどね。日銀先生の容赦ない利上げ連発発言が物議を醸しているようです。

参考１）見通し期間後半に少なくとも1％まで利上げ必要＝田村日銀審議委員

これ結構ミスリードされているのですが、記事をよく読めば分かる通り、2026年度の後半期には1%にす

第675回：市場のカナリア、逆イールドの解消が、日経平均の防衛ラインを穿つ

秋ですね。秋の風情を感じます。自然や景観のはなしではありませんよ。相場の話です。『ああ、秋だなあ・・・』、という、実にメランコリーな情緒不安さを全身で感じ取る相場付きになって参りました。毎度申し上げることですが、本稿では、『上げるかも下げるかもわからない』、とか、『上がるけど下がるし、レンジはこれだ』、みたいな、曖昧な表現はできる限り排斥し、“ハッキリ時期とともに相場を書く・読む”をモットーにして

第674回：怒涛の8月、アンゴルモアの足音が聞こえる9月

いやはや、強烈な8月が終わりました。何が強烈かって、もちろん、株式市場、為替市場を中心とする、金融市場が強烈でした。僅か数日、5日足らずで7,500円もの空前の下げを演出した日経平均が、今朝の夜間取引の戻り値で39,060円ですよｗｗｗ何だったんだよアレ、下げの起点にまで、結局戻ってきています。まさに下げるなら上げるな、上げるなら下げるなの強烈な相場でした。色んな投資家さんが『儲かった』『損した』

第673回： 設定6のイージーゲームだった株式市場、為替が激しく揺れたことで設定1の閑散相場に

『最近、本当に株のことしか書いてないなぁ』と感じておりまして、ブロックチェーン界隈のトレンドや、自身で開発実装してみたレイヤー２の素晴らしさについて、ふんだんに書きたいなと思っているところではあります。が、ニーズがなさそうなので、今日も株式市場をネタに書かせていただきます。ブロックチェーンもすごい進歩をしていて、とあるチェーンでお客様の合意を得ながら開発を進めたところ、ガス代が安いわ、イーサリアム

松田元サークル「世界の終わりの歩き方」有料プラン「本当にあった怖い話」2024年7月投稿分

第672回：南海トラフ巨大地震を警戒していたら、岸田政権退陣が決定し、政界が揺れる

いやびっくりです。最近、毎週、びっくり箱のようにネタが飛び交う金融市場ですが、政治の世界も衝撃ニュースが続きます。岸田総理、総裁選出馬を断念されたそうです。

参考１）【解説】岸田首相 退陣へ 自民総裁選どうなる？動き本格化へ

もちろん、自民党総裁、総理大臣が変わることになれば、こちらの組織も随分意思決定方針が変わるはずです。

参考２）日銀、総裁選レースに身構え　追加利上げ判断左右か

総裁選

第671回：病み上がりでフラフラの日経平均、ラスボスにまさかの南海トラフ巨大地震が登場

本稿読者の皆様は、今週荒れに荒れた金融相場で、随分と利益を取れたのではないでしょうか。前回のコラムにも書いておりました、日経平均目先底33,000円、為替（ドル円）は144.50近辺、という底値は、一瞬だけ下に貫かれましたが、今振り返ると、まあ良い線で読めてたんじゃないかな、という結論です。本当はドンピシャで当てたかったんですが、75%くらいの的中率ですみません。でも、『株式市場は気をつけろよ』警

第670回：未だ名も無いなんとかショック、日銀の利上げを皮切りに、外人の滅多売りも加わって新ニーサ勢と買い方を全面殺戮する

いやー、早速ですが本稿読者の皆様、爆益of爆益、本当におめでとうございます。本稿セカオワコラムは、もう、よげんの書ですね。20世紀少年のカツマタくんもびっくりの予測精度です。とにかく読者の皆様が爆益利回り率最大化するのが本稿の冥利に尽きますよ。為替とか、既に146円代ですよｗｗｗ　日経平均なんて、夜間取引の戻りが34,800円ですよｗｗｗ　何だよこれ。やばすぎる。まさに、The 殺戮、The殺落、

第669回：日銀の利上げとFOMCで下げる予定だった日経平均、待ちきれずイベント突入前に10日足らずで4,000円近く下落

久しぶりに、タイミングと値幅、ほぼ完璧に予言的中、という印象ではないでしょうか。ドル円は大幅に下落し151.80まで、日経平均に関しては、CMEで恐らくOP（オプション）のストップロスを巻き込んだ影響で36,800円代近くまでつけることに（現物値は37,667円）。数日前まで、40,000円代、2週間ほど前は42,000円程度の史上最高値を付けていた日経平均に慣れた人からすると、狐につままれたよう

松田元サークル「世界の終わりの歩き方」有料プラン「本当にあった怖い話」2024年6月投稿分

第668回：待ちに待った日本株天井サイン、下落に嬉々としてショートする売り方も、為替の急反発で肝が冷える

まず初めに、トランプ大統領候補、無事で良かったです。前回のコラムを書き上げた直後に、トランプ大統領候補が銃撃されたという衝撃的なニュースが出回り、記事を書き直すか悩みましたが、ひとまずご無事そうだったので、一週間遅れて安堵の発信となります。現役の大統領候補が暗殺未遂とかやばいですよね。ただね。これまだ終わってないと思うんですよ。こんな事件が起こったっていうことは、狙われているのは変わらない以上、二

第667回：壊れかけの日経平均、為替介入の急襲で、相場のリズムが少し変わる

今回の為替介入は、完全に想定外でした。神田財務官の退官も決まり、前回の介入からそこまで時期も立っておらず、節目である160.35円を超えて定着していたドル円ですから、わざわざ介入をする必要もなさそうなところに、急襲です。これは、やられた人も多い筈。なかなかやりますね、日銀・財務省チーム。恐らくですが、最低3度、少額も含めて4度は介入したはずです。

第666回：10年の時を経て、マウントゴックス、現物でビットコインを弁済開始

暗号通貨市場が、久しぶりに強烈な下落を演出しております。日本円建てでビットコインが900万円割れ、イーサリアムも50万円を割り込み、長らく見ていなかった価格帯に突入した市場に対し、投資家は阿鼻叫喚している様子です。

第665回：ドル円、360円の最終地点に向けて、NASDAQ最高値に煽られながら着実に草コイン道を爆走

ドル円は360円になり、ビットコインは一枚あたり250万ドル（4億円、取り敢えず）になり、ドルは将来なくなり、通貨制度はビットコイン本位性に回帰する、ということを繰り返し述べている本稿ではありますが、ドル円の160円代定着によって、随分とドル円360円は現実味を帯びてまいりました。熱心な本稿読者の皆様は『株安もそろそろ来るんじゃないの？』と思われている方もいらっしゃるかと存じます。7月からフローが