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耕不尽~はたらくということ~:新入社員
当然のことながら今年も新入社員を迎える季節になりました。会社勤めから離れて3年も経つとそんなことが続けられていることも忘れがちになります。しかし今年はコンサルティング先の企業で中途採用を支援する機会があり、ある採用者の入社がちょうど新卒の方々と同じとなったことで久しぶりに実感しました。
必要な人物像を描き、方法を工夫しながら募集を得て、書類選考、面談と携わりました。人材採用の仕事に対し、改めて人
耕不尽~はたらくということ~:とはいえ
中小企業向けのビジネスコンサルティングをしています。ビジネス上の課題は多岐にわたり、また企業ごとに事情や環境、時には人間関係、歴史や企業文化が複雑に絡み合っています。また大企業と比べて経営上の体力が乏しいこともあり課題解決のプロセスでの失敗はダメージが大きいように感じます。
ビジネスコンサルティングの他にキャリアコンサルティングを中心とした対人支援もしています。こちらはさらに相談者の背景が複雑で
耕不尽~はたらくということ~:テレワーク2
新型コロナ感染症が「5類」に移行した5月以降、テレワーク率は低下し25%を切るレベルまでになったとのニュースを見ました。「オフィス回帰」という言葉も目立ち、「オフィス勤務こそが本来の働く姿だ!」と脅迫めいた押しつけもあるようです。
私の周りではテレワークという働き方を肯定する声がやや多いように感じます。否定的な主な声は「働かない人がさらに働かないようになった」「若い人たちが仕事を覚えにくくなった
耕不尽~はたらくということ~:働く2
初めての投稿となった『働く』の続編となります。『働く』では辞書に出てくる意味を紹介しました。そして2度目の投稿の『仕事』では「仕事とは?」の回答として私が気に入っている『仕事とは穴を埋めるようなものだ』を紹介しました。今回は最近『働くことの本質』について感銘を受けた話を紹介したいと思います。
キャリアコンサルティングのある研修において指導的キャリアコンサルタントの方からある介護施設の面談者(Aさ
耕不尽~はたらくということ~:製造業とキャリアコンサルティング2
先回の投稿に続いて、どうすれば製造業でキャリアコンサルティングが普及するか考えてみました。浮かんできたキーワードは『生産性向上』です。製造業ではマニュアルや作業手順などをしっかり整え、またそれに自動化や継続的な改善を加えていきます。最近ではDXの導入も盛んなようです。大きな目的のひとつは『生産性向上』です。製造業において『生産性向上』は避けて通れず、意思決定の基準となることもしばしばあります。また
もっとみる耕不尽~はたらくということ~:製造業とキャリアコンサルティング
私が30年間携わった製造業はキャリアコンサルティングが普及していない産業とされています。厚生労働省による令和3年度「能力開発基本調査」の「キャリアコンサルティングを行うしくみがある事業所(産業別)」の調査でも正社員に対しては29.6%、正社員以外に対しては20.8%といずれも全産業で最低と示されています。
製造業では多くの従業員がマニュアルや作業手順に従って「決められたことを、決められてた時間で
耕不尽~はたらくということ~:起業二年目
2021年9月に起業し、2年目を過ごしています。1年目は思い通りにいかないことが多く、私自身の怪我や病気も重なって本当に大変でした。そんな中でも人と機会に恵まれ、ビジネスコンサルティングと社員研修のお仕事をいただくことができました。
2年目に入ってから、1年目に支援したお客様から新規顧客を紹介されたり、今年度の再発注やさらに発展した内容の発注をいただいたりすることがでてきました。昨年の活動に大変
耕不尽~はたらくということ~:『子ども』という役割
先回『介護と仕事』というタイトルで投稿しました。これが呼び水となったのか父が倒れ、短期間ですが介抱することになりました。倒れた後すぐに駆け付けてくれた妹から様態と救急を要請する旨の連絡を受け、急いで自宅に戻り準備をして3時間ほどかかる実家に向かいました。長く患っている泌尿器系の不調が原因のようでした。私が着いた時には病院での処置を終え妹夫婦の介抱により帰宅していました。身体的なダメージもあることか
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