- 運営しているクリエイター
記事一覧
制作と作品とコミュニケーション
あんたは原作改変ってキーワードにどんな感情を持っている?
セクシー田中さんの悲劇以来、原作改変への風当たりは強くなっていったじゃんか。
ところが、実態としてはきっちり原作を踏まえた上でアニメなら「アニオリ」って感じで表現が追加されていたり、ドラマや映画でも「改変」は続いている。
俺としてはこの「改変」が続いていることそのものは自然な流れだと感じているんだよね。
何しろ、そこにクリエイターがい
物語をどう書き進めるか(文章を書く心がけ)
質問結城先生は執筆をされる際に、どのように物語を書き進めていきますか。
私は趣味で物語を書くのが好きなのですが、どうも行き詰まってしまうことが良くあります。
いくつかのアイデアを列挙してから、取捨選択しながら物語を構成するという方法をとっているのですが、途中でまとまらなくなったり、方向性が曖昧になってしまいます。
回答ご質問ありがとうございます。
私の物語の書き進め方については、以下の本に
起承転結じゃ足りねぇんだ。/愛を込めて「SAVE THE CATの法則」シリーズをご紹介したい【第1回】
シナリオライター12年生のしむらです。
青春時代を創作に全振りし、ゲーム専門学校→ゲーム会社勤務→フリーランスに。シナリオ学校に通うなどした後、ゲームシナリオ、脚本、小説、漫画原作など、いろいろ書くシナリオライターと化す。とにかく作るのが好き。パンダも好き。レッサーパンダも好き。
そんな私ですが、このところ《構成》を作る作業が楽しくてしょうがありません。昔から何かと「計画立てるの好き」な性格で
物の擬人化とイマジナリーフレンドのお話
絵本で頻繁に使われる手法の一つに「擬人化」があります。人ではないものを、人になぞらえて表現すること、それが擬人化ですね。絵本でも、動物や生き物、植物はもちろん、本来意思を持たない「物」も擬人化され、意思をもち、動き回り、喋ったりするキャラクターとして描かれてきました。
ひとくちに「擬人化されたキャラクターで絵本を作る」といっても様々な方法があり、考えるポイントは多々ありますが、今回は物の擬人化と
ゲームシナリオにおける『ルーク・スカイウォーカー問題』
僕の経験によれば、ゲームシナリオにおける『ルーク・スカイウォーカー問題』というのは、分岐の扱い方と同時に、プレイヤーがゲームプレイを通じて感じることと、ゲームデザイナーがプレイヤーに作品として見せたいことのギャップを埋めるまでの間に、十分なプレイ時間を含む体験蓄積が十分出ない時に発生するのだと考えている。体験蓄積が十分でないと、プレイヤーはゲームの主人公と一体化できない。一体化できなければ、ゲーム
もっとみる原作者はなぜ大切なのか?
原作者がなぜ大切かを明確に言語化して説明したのでぜひ共有して下さい。創作の世界では、個人の感性が非常に大切にされますがこの理由を説明できますか?
たとえば、ピクサーは合議制で物事を決めている事は有名ですが、実は物語の核心部分は、監督の個人的な感性に根ざしているそうです(ピクサーの書籍に書かれていました)。そのため、合議制を取り入れても監督が不要になる事はありません。合議制だけで作れるなら監督はと