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筍と木の芽の塩釜焼き
今年の桜の饗宴も、春の雨とともに締めくくりを迎え、
すこし寂しくなりました。
けれど、気づけばずいぶんと日も長くなり、
ひと雨ごとにあたりは暖かくなって、
散歩にはうってつけの心地の良さ。
なかなかゆっくり歩く余裕がないけれど
このやわらかな季節、
大きく手を振ってからだごと楽しみたくなってきました。
4月に入ってからずっと
上ばかりを向いて春を探していた気がしますが、
見れば足元にも。
レモンカードとグリルチキン
有機レモンで久しぶりに作り、
前回投稿のパンケーキにも添えたレモンカードの話を。
私にとっては、作るたびに若い頃の心持ちが甦ってくる、大切なものです。
大学3年の春休みに
心配する父に反対されながらも、アルバイト代を貯めてイギリスに語学研修に行ったのですが、
なぜか頭に刻まれていくのは英会話よりも食べ物ばかり。
このレモンカードもその一つでした。
初めて口にした時の高揚感は、いまだに忘れられ
自分のためのパンケーキ🥞
いつものめまぐるしさが嘘のように、
誰も起きてくる気配のない休日の朝。
やにわに嬉しくなって、
自分だけのパンケーキを焼きたくなることがあります。
最近痩せると評判のオートミール。
自身にはまるで効果なしですが、
うちにあると心強いものの一つです。
スープに入れても、ドライフルーツやナッツといっしょにグラノーラにしても、クッキーに入れても、風味が深まって良いけれど、
一番好きなのは、パンケー
洋梨の甘露〜ル.レクチェでおやつ編
一年のうち、束の間にしか手に取ることのできない旬のものたち。
毎年それを手に取り、味わいを愉しみながら
“走り”には出逢いたてのときめき、
“名残り”には別れ間際の寂しさ、という風に、
私のなかには
人生になぞらえたくなるほど離れ難いものたちが、いくつかあります。
必ず感じるのは、栗と洋梨。
今から、別れが寂しくてなりません。
洋梨の沼にはまるたび、その香りの虜になっている私。
姿を消したその
洋梨の甘露〜ラ.フランスで料理編
今年初めて、我が家にお越しの洋梨たちです。
手に取るたび、その香りにうっとり。
ここのところ少々疲れ気味でしたが、
手の上でこれを転がしていたら
なんだか元気が湧いてきました。
洋梨も実にさまざまな種類がありますよね。
好きなのはラ.フランスとル.レクチェ。
舌をかみそうな名前です。
右側のラ.フランスはほのかな酸味と、香りが魅力。
左側のル.レクチェは
虜になりそうにまったりとした甘さと、
愛おしい独りの時間〜やわやわ茶碗蒸しと、トマトのコンフィー
今日は金曜の夜。1人で過ごしています。
秋の深まりとともに、朝晩の冷えも厳しさを増してきました。
こんな日は身体に優しいごはんで、
のんびりな夜を。
今夜は、やわやわ茶碗蒸しを作りました。
うちのは
卵一個にだし180ccの割合が定番。
150ccのレシピが一般的なので、
かなりやわらかめです。
どうってことないけれど、口どけの良さが気に入っています。
はじめのひとさじ入れる時の嬉しさには、
朝から焼けるシンプルスフレ
秋になると無性に拵えたくなるのは
何と言ってもあったかスイーツ。
なかでも今日のようにブルっと震える寒い朝、
焼きたてのスフレを、しぼまないうちにハフハフできたら、
鬱陶しい気分も吹き飛んでしまいそう。
(だから痩せたい気持ちも、どこかへ…。)
基本は卵に砂糖、牛乳とバターがあればできますから、思いついた時に取りかかれるのもうれしいところです。
甘くせずに、ベーコンやキノコのソテーを混ぜたり