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トロフィーなど評価頂いた記事

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パセリは美味しい名脇役。

パセリは美味しい名脇役。

日毎に勢いを増す陽射しに、たびたびの恵みの雨を得て、新しい芽がぐんぐん育ち伸びる頃。

隔週宅配の野菜の箱にも大根の抜き菜がこんもり届き、
そして先日、パセリ農家さんが、間引き菜を段ボール二箱分ぎっしり詰めて送ってくださいました。
友人の依頼でパセリの利用法をざっくりご紹介させて頂いただけなので、恐縮しきりです。

若々しく柔らかい葉は、そのままで香り高く美味しく、間引きなんてもったいないほど。

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筍と木の芽の塩釜焼き

筍と木の芽の塩釜焼き

今年の桜の饗宴も、春の雨とともに締めくくりを迎え、
すこし寂しくなりました。

けれど、気づけばずいぶんと日も長くなり、
ひと雨ごとにあたりは暖かくなって、
散歩にはうってつけの心地の良さ。

なかなかゆっくり歩く余裕がないけれど
このやわらかな季節、
大きく手を振ってからだごと楽しみたくなってきました。

4月に入ってからずっと
上ばかりを向いて春を探していた気がしますが、
見れば足元にも。

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匂う桜とだし醤油

匂う桜とだし醤油

朝、出掛けに立ち寄ったファミリーマートで。

タリラリララ~ン♪タリラリラン♪の音を背に店に入ると…
なぜかふわん、と
でも確かに、桜の匂いがするのでした。
そこはやたらと広い駐車場の奥にある店。
辺りには桜どころか、なんの木も見当たりません。

前の日の夕方あたりから降り出した真冬の寒雨に、
なかなか衰えを見せない朝晩の厳しい寒さも手伝って、
その  春そのものの香りが
どうやら無性に、嬉しくな

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レモンカードとグリルチキン

レモンカードとグリルチキン

有機レモンで久しぶりに作り、
前回投稿のパンケーキにも添えたレモンカードの話を。

私にとっては、作るたびに若い頃の心持ちが甦ってくる、大切なものです。

大学3年の春休みに
心配する父に反対されながらも、アルバイト代を貯めてイギリスに語学研修に行ったのですが、
なぜか頭に刻まれていくのは英会話よりも食べ物ばかり。
このレモンカードもその一つでした。

初めて口にした時の高揚感は、いまだに忘れられ

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自分のためのパンケーキ🥞

自分のためのパンケーキ🥞

いつものめまぐるしさが嘘のように、
誰も起きてくる気配のない休日の朝。

やにわに嬉しくなって、
自分だけのパンケーキを焼きたくなることがあります。

最近痩せると評判のオートミール。
自身にはまるで効果なしですが、
うちにあると心強いものの一つです。

スープに入れても、ドライフルーツやナッツといっしょにグラノーラにしても、クッキーに入れても、風味が深まって良いけれど、
一番好きなのは、パンケー

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とろける湯豆腐と、父との思い出

とろける湯豆腐と、父との思い出

ピリピリとした寒さで、からだの芯まで冷える夜。
とろ〜りとろけた柔らかい湯豆腐を愉しみました。

嬉野温泉の本物の湯豆腐にはかなわないけれど、
それに近い味わいをうちで再現します。

ラクチンなので、
お疲れの時などにぜひ(^▽^;)
豆腐の角が鍋の中にとろけてゆき、次第にとろんとした仕上がりに。

鍋に振りかけた重曹のアルカリ性で水が柔らかくなり、豆腐のタンパク質を少しずつ分解していく仕組みです

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レバーペーストを、ゆっくり仕込む。

レバーペーストを、ゆっくり仕込む。

鶏のレバーペーストは、娘の大好物の一つ。

以前は塩とスパイスで下味をつけて玉ねぎやにんにく、ハーブとともにフライパンで炒め赤ワインを振り、ミキサーでバターと生クリームと混ぜる、というパパッとしたやり方でしたが

レバーを低温調理でゆっくり火を通してみると
箸で挟むだけでグッと食い込むほどにとろりと仕上がり、
ミキサーもいらなくなりました。
仕上がりの風味もより濃くなるので、気に入っています。

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カンタン、タルトタタン🍎

カンタン、タルトタタン🍎

旬のりんごをただ煮たり、
バターと砂糖で焼いてみたり。

その薫りの真ん中で、深呼吸でもしてみたら、
縦に深く刻まれた眉間のしわも、たちまちフワーっと消えてなくなるような(はずはありませんが)
味の素ならぬ、わたしの元気の素、だという実感が確かにあるようで、
寒くなるとともに、りんごのおやつを休みの朝に作ることが増えてきます。

気忙しくなってきた12月。
溜まった疲れを吹き飛ばすべく、
到来物の

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古梅干しと煎り酒

古梅干しと煎り酒

梅仕事の話をする季節ではありませんが、
我が家に残る古い梅干しの話を。

それはもう30年以上も前の、息子の育休中でした。
初めて10キロの梅を漬けたのです。

梅自体の種類も塩のまぶし方も干し方も心許なく、その時に縋るように読み込んでいたのが乗松祥子先生の「梅暦、梅料理」の本。

ページごとにその面白さに魅せられ、
エキス、シロップ、梅酒にカリカリ漬け、甘漬けなど、梅仕事のワクワクする楽しさに、

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洋梨の甘露〜ル.レクチェでおやつ編

洋梨の甘露〜ル.レクチェでおやつ編

一年のうち、束の間にしか手に取ることのできない旬のものたち。
毎年それを手に取り、味わいを愉しみながら
“走り”には出逢いたてのときめき、
“名残り”には別れ間際の寂しさ、という風に、
私のなかには
人生になぞらえたくなるほど離れ難いものたちが、いくつかあります。

必ず感じるのは、栗と洋梨。
今から、別れが寂しくてなりません。

洋梨の沼にはまるたび、その香りの虜になっている私。
姿を消したその

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洋梨の甘露〜ラ.フランスで料理編

洋梨の甘露〜ラ.フランスで料理編

今年初めて、我が家にお越しの洋梨たちです。

手に取るたび、その香りにうっとり。
ここのところ少々疲れ気味でしたが、
手の上でこれを転がしていたら
なんだか元気が湧いてきました。

洋梨も実にさまざまな種類がありますよね。
好きなのはラ.フランスとル.レクチェ。
舌をかみそうな名前です。

右側のラ.フランスはほのかな酸味と、香りが魅力。
左側のル.レクチェは
虜になりそうにまったりとした甘さと、

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愛おしい独りの時間〜やわやわ茶碗蒸しと、トマトのコンフィー

愛おしい独りの時間〜やわやわ茶碗蒸しと、トマトのコンフィー

今日は金曜の夜。1人で過ごしています。

秋の深まりとともに、朝晩の冷えも厳しさを増してきました。
こんな日は身体に優しいごはんで、
のんびりな夜を。
今夜は、やわやわ茶碗蒸しを作りました。

うちのは
卵一個にだし180ccの割合が定番。
150ccのレシピが一般的なので、
かなりやわらかめです。
どうってことないけれど、口どけの良さが気に入っています。
はじめのひとさじ入れる時の嬉しさには、

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朝から焼けるシンプルスフレ

朝から焼けるシンプルスフレ

秋になると無性に拵えたくなるのは
何と言ってもあったかスイーツ。

なかでも今日のようにブルっと震える寒い朝、
焼きたてのスフレを、しぼまないうちにハフハフできたら、
鬱陶しい気分も吹き飛んでしまいそう。
(だから痩せたい気持ちも、どこかへ…。)

基本は卵に砂糖、牛乳とバターがあればできますから、思いついた時に取りかかれるのもうれしいところです。

甘くせずに、ベーコンやキノコのソテーを混ぜたり

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スモーキーな番茶

スモーキーな番茶

ぐんと涼しさが増してきました。
温かいお茶が昨日より美味しくおもえます。

これは奈良の美味しい番茶。
関東の番茶は、普段使いの緑茶なのに対して
京都など西の番茶は、
茶葉を摘み取った後の大きな葉や枝を高温で薫り高く焙煎した、ほうじ茶の一種です。
京都の錦市場などでは
お茶屋さんの数軒前から、この芳ばしい香りにクンクン鼻をくすぐられ、引き寄せられてしまいます。
カテキンやカフェインは減る分、血液

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