腰が鋭角に曲がっているおばあを助けられなかった腰抜けの私
今日バスに乗ったら、私と入れ違いでバスを降りようとする人たちの中に、腰が鋭角に曲がっているおばあがいた。腰の位置が頭よりも高く、常に前屈をしているような状態である。
そのおばあは座席から立ち上がる時、同行者である身内らしきおばちゃんが手を貸そうとすると「いらん!」と跳ねのけ、杖を使って自力で立ち上がった。もたついてはいたが、人の手は借りず自分でやるのだという気概には恐れ入った。それに引き換え私はどうだ。ソファから起き上がるのを億劫がり夫にリモコンを持って来させている場合では