【小説】あの夜の会話: 相手を認める
今年の2月のある夜のこと。
私には中学以来の親友がいます。
そんな彼女と長電話をしました。
それも、今までで1番濃い内容を話しました。
まず、彼女との関係性について。
彼女と私は、中学一年生に出会い、同じ部活に入り、
同じ塾へ通い、同じ高校へ進学しました。
生憎、大学は離れましたが…
彼女とは、何度も距離を置いたり、くっついたり。
そんな厄介な女子みたいな関係を繰り返しました。
中学、高校、大学で、もちろん他にも仲の良い友達はいます。当時は誰が1番仲良いのかさえ決められ