きょうこ|暮らしとうつわのお店 草々

2019年に神奈川→奈良へ移住。生駒市高山町で「暮らしとうつわのお店 草々」をやっています。noteで陶芸家さんへのインタビューや暦生活で文章を書いています。あんこ好き。特に豆大福ラブ。畑で野菜を育てています。

きょうこ|暮らしとうつわのお店 草々

2019年に神奈川→奈良へ移住。生駒市高山町で「暮らしとうつわのお店 草々」をやっています。noteで陶芸家さんへのインタビューや暦生活で文章を書いています。あんこ好き。特に豆大福ラブ。畑で野菜を育てています。

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    • 草々のこと

      暮らしとうつわのお店「草々」のことや、陶芸家さんのインタビューを紹介していきます。 住所:〒630-0101 奈良県生駒市高山町7782-3 営業日:木・金・土 11:00-16:00

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    私の自己紹介です。

    こんにちは、はじめまして。 私は、高根恭子といいます。noteやツイッターではきょうこの名前で発信しています。 今日は改めて、はじめて訪れてくださった方に私のことを知ってもらいたいなぁと思い、プロフィールとしてまとめてみました。どうぞ読んでいただけるとうれしいです。 第1章:私の自己紹介神奈川県秦野市出身の1985年生まれ。 社会人になってからはしばらく東京で働いていたのですが、2019年10月に奈良県へ移住しました。誰も自分のことを知らない場所で、人生をイチからやり直し

      • 砂田政美さん個展、終わりました。ありがとうございました。また3年後に会いましょう。

        砂田政美さん個展『芽吹き』、無事に終わりました。 会期中お越しくださったみなさん、SNSで見守ってくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。今回想像していたよりはるかに多くの方がきてくださって、おそらく半分ほどの方が県外から来てくださいました。 遠いところだと山梨や東京、四国方面からも。「草々を目指してきました」と言われるたびにびっくりして、ありがたい気持ちでいっぱいでした。 実は砂田さん、帰ってからギックリ腰になったのだそう。 山梨⇄奈良の長距離運転がこたえた

        • 5/18(木)-陶芸家 砂田政美さんの個展を開催します&オリジナル商品『カップ&ソーサー』が並びます。

          明日から草々で個展がはじまります。主役は陶芸家の砂田政美さんです。 砂田政美 個展『芽吹き』 日程:5/18(木)〜5/28(日)11:00-18:00 ※砂田さんは5/20(土)21(日)に在廊します。店休日は5/22(月)です。 住所:〒630-0101 奈良県生駒市高山町7782-3 先週からインスタグラムで少しずつ紹介していますが、すてきなうつわたちが山梨県からたっっくさん届いています。 シンプルなものから絵付けのものまで。 食卓にパッと花が咲くようなものばかり

          • 5/18(木)-5/28(日)に陶芸家 砂田政美さんの個展を開催します。

            5/18(木)-5/28(日)に草々で初めて『個展』を開催します。 主役は、山梨在住の陶芸家 砂田政美さん。テーマは「芽吹き」です。 砂田政美 個展『芽吹き』 日程:5/18(木)〜5/28(日)11:00-18:00 ※砂田さんは5/20(土)21(日)に在廊します。店休日は5/22(月)です。 住所:〒630-0101 奈良県生駒市高山町7782-3 うつわ屋さんと、「個展」の関係 個展は名前の通り「個」の「展示」。一人の陶芸家さんにスポットが当たるイベントで、陶

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            【インタビュー】ガラス達は、新らしい世界を運んでくる。ーガラス作家・安土忠久さんのお話

            ずっと好みのガラスを探していた。私はガサツな性格で線が細いとすぐに割ってしまうから、ほどよい厚みと安心感あるデザイン、わずかなゆらぎがあるガラスが欲しかった。そうして昨年、神奈川県のとあるギャラリーで出会ったのがこの「ウイスキーグラス」だった。 たしか、このギャラリーにはほかにも色々作品はあったのだけれど、このグラスだけ放つ存在感が違っていた。実際に触れて、心が震えた。使ううちにどんどんハマっていって、つくった人に会いたいと思うようになった。 それから、調べていくと色々な

            【お店雑記】それでも直したいと思えるもの。

            金継ぎサービスをはじめてから約1ヶ月。ポツリポツリと見積もり依頼がきて、いくつかのうつわの直しをすることになった。 修理の内容は実にさまざまだ。 真っ二つに割れてしまったもの、大きなひびが入ってしまっているもの、少しだけ欠けているもの..。重症のうつわなんて、ほぼ原型をとどめていないものもある。かわいそうすぎて見るたびに眉毛が下がってしまう。 さらにメールで何度かやりとりをするとそれぞれに思い出があって..それがもうね..なんというか..うう…。泣泣 繊細な部分に触れるた

            【お店雑記】1周年と本音

            今日、4/8は草々がオープンして1周年。 とくに華々しいイベントはしないのだけれど、しみじみ、この日を迎えられてよかったなぁと思う。 そうそう、ちょうど1年前にこんなnoteを書いたのです。 1年経ってもこの気持ちは変わらなくて、いまだにお客さんがきてくれることに毎回びっくりする。ここまで来てくれてありがとうございますと心から思う。あのときお祝いにもらった花々もよく写真を見返して元気をもらっている。 この1年で草々からお客さんのもとへ旅立ったうつわたち。数えたら1,00

            4/13(木)〜草々第2章がはじまります。

            4月になりました。草々がオープンしてからもうすぐ1周年。このタイミングへ向けてコツコツ準備してきたことがありますので、ここでドドンとお知らせします。 ※今日4/1はエイプリルフール。あらかじめ言っておきますが、ここから先の告知はすべて本当です。 4/13(木)〜草々1階ギャラリーがオープンします。 今年に入ってから密かに進めてきた草々1階ギャラリーの改修工事。ようやく整ってきたので4/13(木)〜お披露目します! これを読んでいて、え!1階?と思う人もいるかもしれない

            草々で「金継ぎサービス」をはじめます。

            100年残るうつわを本気で届けたい。 今までふつうにあったものが、いきなりそうでなくなってしまうときがある。 パリンッと割れてしまったり、ピキッと欠けが入ってしまったり。 それが、思い入れが強いものほどショックが大きくて呆然とする。 そうなってしまったものはしょうがないのに、悔やむ。悔やむ。 いつか直そうと思って押し入れにしまってそのまま放置。年末の大掃除で見つけては、また同じ位置にそっと戻す。 そんな経験ありませんか?はい、わたしはよくあります。 草々をはじめたとき

            第2回「うつわを愛でる会」は、やっぱり好きが広がるイベントだった。

            昨日やってきました、第2回「うつわを愛でる会」 もうね、とってもとってもたのしかったんです。 おやつを食べながら、みんなが持ってきたうつわを褒め合ったり、好きなことを伝えあったり、人生相談するような場面も。今回も濃い時間でした。 今回集まってくれたのは4名で、生駒好きの石井さん、東京から奈良に移住したみなみさん、秋山さん、去年草々で突発的にやった夏イベントにきてくれた岡田さん。前回のようにお茶の乾杯から、はじまりはじまり。 軽く自己紹介しあったあとは、 すぐにおやつタ

            【お店雑記】「しか」と考えるか、「も」と考えるか。

            今日はお客さん、1組しか来なかったなぁ。 と、ぼやくことがある。そのたびに立ち止まって、「はて、1組 ”しか”なのか?」と思い直して首を振る。ちがう。いや、事実そうなのだけれど、うーん、なんだかちがうような気がする。 ”しか”と思ってしまう中身には、期待が込められていると思う。今日はたくさん来てくれるだろう。1組なんてことはありえないよね。結果、1組だったらなんだか損した気分になる..ということなのだろう。 でもね、その1組が大きかったりする。 たとえば、初めて作家も

            3/21(火・祝)に第2回「うつわを愛でる会」を開催します!

            覚えていますか?約1年前に行われたあのイベントのことを..。 そうです、あれのことです。あれ。そろそろあたたかくなって、気持ちいい陽気になってきたので.. 第2回「うつわを愛でる会」を開催します!日にちは3月21日(火・祝)10時〜12時、場所は草々で開催します。持ち物はお気に入りのうつわと、好きなおやつ。うつわは草々で購入したものじゃなくてもOKです。当日はお互いの「好き」を見せ合いながら、ただただお喋りする会です。 実は、昨年草々がオープンして初めて開催したイベント

            【工房雑記】陶芸家さんの手仕事と心。

            仕事部屋を見せてもらえませんか、と突然言われたらドキッとする。だって、プライベート空間なわけだし、誰でも入ってオッケーよなんてことはありえないなぁと思う。 だから、陶芸家さんの工房へいくときはいつもソワソワする。連絡をとって日時を決めて、準備する。服装はどうしようか、多少汚れてもいいような、でもだらしくない服がいいかな。作陶の合間に食べれるような手土産なんかも持っていこう。確かあんこが好きだと言っていたはずだから、あのお店の大福にしてみよう。聞きたいこともまとめておいて、カ

            辛口のおじいさんと、自分の居場所。

            「 いつもありがとうねぇ 」と、ふいにご近所さんに声をかけられるときがある。そのたびに一瞬??となり、そのあとで「お花..」と言われると、あぁとなることが多い。 私は1年ほど前から自宅の前にお花を活けるようになった。といっても、我が家には庭らしい庭がないので、玄関の前に大きな花器を置いて、そこに季節のお花を活ける。お花は、お花屋さんや道の駅で買ってきたものだったり、畑から取ってきたものだったりとさまざま。とにかく、「外に向けて」お花を活けるようになったのだ。 家を出るとき

            【お店雑記】はにかむ姿と出会いの瞬間。

            「やっぱり尾形さんの鉢はいいわねぇ」「今日はね、見野さんのデザートカップを探しにきたの」 先週来てくれたお客さんがこんな話をしてくれた。その方はリピーターさんでさらっと言っていたんだけど、この言葉をあとで思い返してじわじわとうれしくなった。だって、主語が「尾形さん」や「見野さん」と陶芸家さんの名前になっているからだ。 きっとお客さんの中では、「尾形さん」や「見野さん」がどんな人なのか、あるていどイメージができあがっているんだと思う。実際に会ったことはないだろうけれど、私の

            【インタビュー】ずっと旅をしていたかった。―陶芸家・砂田政美さんと焼き物の物語

            うつわに興味を持ちはじめたとき、かっこつけたものが欲しくなっていた。荒々しくて、大きくて、デザインも、少しひねりのあるもの。 でも、使いこなせる自信がなくて、どうしようかなぁ..と迷っていたときに出会ったのが砂田政美さんのうつわだった。 当時は、陶器と磁器に違いがあるなんてわかっていなかった。 ただ、「やさしい雰囲気」で「使いやすそう」 その二つの理由で、もともと長方形皿に憧れていたし、第一歩として選んでみた。 そうしたら、もんのすっっっごく大活躍してくれた。 それはも