MUGENプロジェクト

4階建マンションで、居住者どうしゆるくつながる自治的な住まいづくりに取り組んでいます。…

MUGENプロジェクト

4階建マンションで、居住者どうしゆるくつながる自治的な住まいづくりに取り組んでいます。変わり者もそうでない人も、ほどよい距離感で安心安全にともに暮らす実験中。

マガジン

記事一覧

ターニングポイント

また前回の更新からだいぶ間が空きました。 その間にいろいろな変化があったので記します。 まず、発起人である私がラメール三条から退去しました。 理由としては、①音楽…

京都市引きこもり支援補助金事業を終えて

2ヶ年にわたる、「引きこもり支援」事業がこの3月末、ようやく終結し、無事に報告書類を提出しました。 オーナーの手を離れて、ほぼ完全に自分たちの力で事業を進め、報…

17

コミュニティがやっとできてきた

半年ぶりに更新してみる。あれからいろいろなことがあったのだけど、Twitterのほうに書き込んでいくのでやっとで、こちらを更新する気力がなかったのでそのままになってい…

少しの妥協が後々自分の首を絞める

雑感。 (いつも、書こうと思っている時に、そのまま流してしまうので、書くことが溜まってきてしまう。ツイッターのほうにはちょこちょこ逐一書いているのだけど) 今頭…

9

居住者さんとの齟齬

眠れぬ夜はnoteを更新。 前回の更新からまた、いろいろなことがありました。 ショックだったこと。 居住者さんのTwitterに、時々書き込みをしていたのだけど、ある日、「…

11

コミュニティマンションにて、コロナ感染を経て

2週間ほど前、ラメールマンション1階のレストランで、6人で集まりをやったところ、そのうち私を含め4人がコロナに感染してしまった。いわゆるクラスターである… コロ…

MUGENプロジェクト、再始動

ここ数ヶ月でいろいろな動きがあり、noteに書こうと思いつつ、ツイッター(現・N)にパラパラと書き留めるだけで終わっていました。 思い返して、主な変化について振り返り…

他団体紹介・京都コレカラさん

同じ東山で活動する、引きこもり支援(元当事者)団体、京都コレカラさん。代表の方にお会いした時、なんだかずっと前から友達だったような不思議な感じがしました。 「支援…

団体のファンや仲間を増やすためには

前回、「コレクティブハウスが流行らない理由」という、あまり気持ちの盛り上がらない記事を書きましたが、今回は、じゃあどうしたらいいのか、という、前向きなことを考え…

コレクティブハウスがいまいち流行らないのはなぜ?

(前回の投稿で、共に暮らすコミュニティ的住まい方に興味のある居住者と、そうでない居住者との二極化の問題について書きましたが、居住者が読む可能性があると思い、公開…

引きこもりの効能

さて、まだ眠れないのでもうひとつ。 最近私は引きこもり的な生活をしており、誰かに雇われたり、叱られたり、責められたりすることがほぼない環境に身を置いている。 雇…

ラメール立ち上げから一周年。支援と繋がれるビルを目指して

去年3月から自ら住みながら取り組んでいる、ラメール三条コレクティブハウス、先月で一周年を迎えました。 とてもいろいろなドラマがあり、波を乗り越え、悩んだり笑ったり…

(簡易レポート)月一女子会・第一回目を開催してみた

今年度から、月一程度で住人たちの女子会(男子もいてもいいけど、女子が多いので)を開催していこうと思っています。 やはりせっかくみんなで近くに住んでいるのだから、…

「引きこもり」当事者との交流

新年度になりました。久しぶりの投稿になります。 昨年度、イベントをたくさんやったりして、思うこといろいろあり、書くべきネタはたくさんありましたが、Twitterに書き込…

20221030 本当にやりたいことと方便のはざまで

今日は少し、表向きのことではなくて、個人的な思いや感情を書いてみようと思う。 なにをやった、これから何をする、というのはツイッターの方で書いているので、そちらで…

20220718 「楽しむ」ということ

だいぶ間があいた。 ラメールを舞台に、いろいろなことが起きて、「書くべきだ」と思うのだけれど、腰を据えて、まとめて書くことができていない。 今日はたまたま、Mはラ…

ターニングポイント

また前回の更新からだいぶ間が空きました。
その間にいろいろな変化があったので記します。

まず、発起人である私がラメール三条から退去しました。
理由としては、①音楽の勉強をしたいので防音室を置ける部屋が必要になった②コミュニティとして最低限やれるようになったと判断したため──の2つが大きいです。

退去に関して、周りの人に話すと驚かれることが多かったのですが、自分の中では以前から頭にあったことだし

もっとみる

京都市引きこもり支援補助金事業を終えて

2ヶ年にわたる、「引きこもり支援」事業がこの3月末、ようやく終結し、無事に報告書類を提出しました。
オーナーの手を離れて、ほぼ完全に自分たちの力で事業を進め、報告書提出までこぎつけたのは、よい経験と実績になったと思います。
といっても、MUGENプロジェクトのメンバーの多くは昨年の後半に入ってきたので、なにやら事業をやっているということは知っていても、その中身まで知っている人は少なく、ほとんど私一

もっとみる

コミュニティがやっとできてきた

半年ぶりに更新してみる。あれからいろいろなことがあったのだけど、Twitterのほうに書き込んでいくのでやっとで、こちらを更新する気力がなかったのでそのままになっていた。
一人きりで奮闘していた半年前とは状況が変わり、今はともに暮らしを営む仲間たちが集まってきて、ようやくコミュニティらしい感じになってきている。
はじめはオーナーとほとんど二人三脚でやっていた「MUGENプロジェクト」は、昨年、ラメ

もっとみる
少しの妥協が後々自分の首を絞める

少しの妥協が後々自分の首を絞める

雑感。
(いつも、書こうと思っている時に、そのまま流してしまうので、書くことが溜まってきてしまう。ツイッターのほうにはちょこちょこ逐一書いているのだけど)

今頭にあること。
補助金事業は今年度で終了することにしたい。
来年度からは、もう少し肩の力を抜いて、気楽に、やりたいようにやっていこうと思う。

妥協しないで、自分の気持ちに忠実に、原点にいつも立ち返ること。

そもそも、ラメールを始めたのは

もっとみる
居住者さんとの齟齬

居住者さんとの齟齬

眠れぬ夜はnoteを更新。
前回の更新からまた、いろいろなことがありました。

ショックだったこと。
居住者さんのTwitterに、時々書き込みをしていたのだけど、ある日、「あなたのTwitter運用はあまりにプライバシーに配慮しなさすぎる。住んでいる場所までわかってしまうし、居住者の写真を載せたりもしている。私のアカウントはたくさんのフォロワーがいるので誰がみているかわからない。あなたがコメント

もっとみる

コミュニティマンションにて、コロナ感染を経て

2週間ほど前、ラメールマンション1階のレストランで、6人で集まりをやったところ、そのうち私を含め4人がコロナに感染してしまった。いわゆるクラスターである…
コロナは弱毒化していると言われているとはいえ、やはり普通の風邪とは違い、熱が治っても倦怠感などの諸症状に長く悩まされた。

コミュニティづくりを進めていこうとしている中心にいる自分が、足をとられて動きが止まってしまっては元も子もない、とんだ災難

もっとみる
MUGENプロジェクト、再始動

MUGENプロジェクト、再始動

ここ数ヶ月でいろいろな動きがあり、noteに書こうと思いつつ、ツイッター(現・N)にパラパラと書き留めるだけで終わっていました。
思い返して、主な変化について振り返りたいと思います。

MUGENプロジェクトのメンバーが替わったこと。
コミュニティマンション「ラメール三条」の運営チームである「MUGENプロジェクト」は、はじめ、このマンションのオーナーと私とが中心メンバーとして進めていましたが、現

もっとみる
他団体紹介・京都コレカラさん

他団体紹介・京都コレカラさん

同じ東山で活動する、引きこもり支援(元当事者)団体、京都コレカラさん。代表の方にお会いした時、なんだかずっと前から友達だったような不思議な感じがしました。

「支援者」から支援されるより、元当事者から支援されたい、という気持ち、なんとなくわかります。
私自身も、福祉の支援を受ける機会がこれまでにありましたが、支援者の中には、被支援者を、無意識にだと思いますが、かわいそうな人扱いしたり、頭のちょっと

もっとみる
団体のファンや仲間を増やすためには

団体のファンや仲間を増やすためには

前回、「コレクティブハウスが流行らない理由」という、あまり気持ちの盛り上がらない記事を書きましたが、今回は、じゃあどうしたらいいのか、という、前向きなことを考えていこうと思います。

仲間が欲しい
今のラメールにもっとも必要なのが、共感してくれる人たちや、一緒に活動してくれる人たちの存在です。
ラメール三条の運営チーム、MUGENプロジェクトは、現在3人ですが、私以外のメンバーは、ラメールビルのオ

もっとみる
コレクティブハウスがいまいち流行らないのはなぜ?

コレクティブハウスがいまいち流行らないのはなぜ?

(前回の投稿で、共に暮らすコミュニティ的住まい方に興味のある居住者と、そうでない居住者との二極化の問題について書きましたが、居住者が読む可能性があると思い、公開するのをやめました。)

この「居住者の二極化」現象は、ラメールだけでなく、他のいろいろなコレクティブハウスでもありがちなことのようです。

コレクティブハウスあるある問題今日ちょうど、市内にある他のコレクティブハウスに住んでいるという人と

もっとみる
引きこもりの効能

引きこもりの効能

さて、まだ眠れないのでもうひとつ。

最近私は引きこもり的な生活をしており、誰かに雇われたり、叱られたり、責められたりすることがほぼない環境に身を置いている。
雇われることをやめて一年、在宅ワークになって数ヶ月だけど、気持ちの上で前とは変化がでてきたように思う。

まず、自分を中心軸に据えるようになった。
これはいい面も悪い面もあるけど、いい面としては、他人に振り回されにくくなる、自分独自の基準で

もっとみる
ラメール立ち上げから一周年。支援と繋がれるビルを目指して

ラメール立ち上げから一周年。支援と繋がれるビルを目指して

去年3月から自ら住みながら取り組んでいる、ラメール三条コレクティブハウス、先月で一周年を迎えました。
とてもいろいろなドラマがあり、波を乗り越え、悩んだり笑ったりしながら、今に至ります。

自分や人の住んでいるプライベートな住居であることや、立ち上げ段階であったため公にできる情報が少なかったこともあり、発信をあまりしてこなかったので、何をやっているかまわりにはあまり伝わってなかったと思います。

もっとみる
(簡易レポート)月一女子会・第一回目を開催してみた

(簡易レポート)月一女子会・第一回目を開催してみた

今年度から、月一程度で住人たちの女子会(男子もいてもいいけど、女子が多いので)を開催していこうと思っています。
やはりせっかくみんなで近くに住んでいるのだから、時々でもメンバーで集まって交流する機会を設けた方がいいと思ったので、ライングループで呼びかけてみることにしました。シェアハウスであれば自然と顔を合わせて世間話をする機会が多いものですが、個々のプライベートスペースがしっかりある住まいの場合は

もっとみる
「引きこもり」当事者との交流

「引きこもり」当事者との交流

新年度になりました。久しぶりの投稿になります。
昨年度、イベントをたくさんやったりして、思うこといろいろあり、書くべきネタはたくさんありましたが、Twitterに書き込むものの、まとめて文章にする気がなかなか起きませんでした。心の余裕がなかったのかもしれません。
秋から冬にかけては、(場を主催するストレスからか)私自身がうつ状態になってしまい、なんとか生きのびて生活するだけで精一杯という日々を過ご

もっとみる

20221030 本当にやりたいことと方便のはざまで

今日は少し、表向きのことではなくて、個人的な思いや感情を書いてみようと思う。
なにをやった、これから何をする、というのはツイッターの方で書いているので、そちらで。
こちらでは、ツイッターに時々書いている心情をもう少し深掘りたいと思う。

最近ミニネパールでいろいろなイベントを開催しており、Mがその担当となることが多い。
SNSやチラシ等での告知、集客から、場所の設営とかすべてのことを、一人で担当す

もっとみる

20220718 「楽しむ」ということ

だいぶ間があいた。
ラメールを舞台に、いろいろなことが起きて、「書くべきだ」と思うのだけれど、腰を据えて、まとめて書くことができていない。
今日はたまたま、Mはラメールにおらず、手持ち無沙汰で、ネットの接続も悪く、することが見当たらないので、noteでも書くか、とパソコンを開いてみた。
いつも、「あったこと」「ニュース」を書こうとすると、どうも事務的、義務的になって、面白くなく、書くのが面倒になっ

もっとみる