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MUGENプロジェクト、再始動

ここ数ヶ月でいろいろな動きがあり、noteに書こうと思いつつ、ツイッター(現・N)にパラパラと書き留めるだけで終わっていました。
思い返して、主な変化について振り返りたいと思います。

MUGENプロジェクトのメンバーが替わったこと。
コミュニティマンション「ラメール三条」の運営チームである「MUGENプロジェクト」は、はじめ、このマンションのオーナーと私とが中心メンバーとして進めていましたが、現在、オーナーは退会し、代わりに二人の新メンバーが入ってくれました。
(オーナーはもともと、運営に関して何かやりたいことがあるというわけではなく、私がやりたいというので名前を貸してくださっていたような形だったので、脱会されたのは特に驚きではありませんでした)。

新メンバーは、ラメールの居住者さんひとりと、よくミニネパールでライブもしてくださっていたミュージシャンの阿部ひろえさん。阿部さんは自身で数十年前に(!)シェアハウス をされていたこともあり、コミュニティの拠点運営に関心が強い、素敵な方です。

メンバーとなってくれた居住者さん(Sさん)は、私の隣の部屋に住んでいる子で、いろいろ持病や辛いトラウマを抱えながらも、ここ数年間、ともに生活のことを助けあったり、励ましあったりしながらやってきた仲間です。

ラメールのLINEグループで、メンバー募集を呼びかけた時、ほとんどの居住者さんは関心がないか、あまり理解できないといった反応でしたが、このSさんだけが、一番乗りで「参加するよ!」と言ってくれたのでした。普段はほぼ部屋に引きこもり状態といってもよく、他の居住者さんともほとんど交流がないにもかかわらず…
感動の瞬間でした。

他の居住者さんも、MUGENプロジェクトの願いや、ラメールの現状を説明していくうちに、だんだんと現在の状況が理解できてきたようで、興味を示してくれるようになり、「協力するよ」と言ってくれています。
ありがたい限りです。

もともと目指していたのは、住人たち自身が自分たちでよりよい、安全安心の暮らしをつくっていくコミュニティです。自分たちで、こうしたらいいのじゃないか、と提案しながら、実践していく場所になっていったらいい。
自身の生活に余裕がない居住者たちもいるけれど、元々、そうしたコミュニティ的な住まいに興味があって入ってきた人たちなので、きっと、声かけを続けていけばついてきてくれるんじゃないか、という気がしています。

今年度から京都市の補助金で開催している月一交流会と、よもやまカフェも、今3、4回目ですが、毎回良い雰囲気で集まれているなと思います。毎回、学びがあるので次に生かせる。
きてくれて、喜んでくれる人たちがいることは嬉しい。
この調子で、今年は、無理なくまったり楽しく、場作りを進めていきたいなと思っています。


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