吉村水禄

よしむらみろく。遊び(主)サラリーマン(副)。音楽家。その他、珈琲焙煎やDJ・選曲家・…

吉村水禄

よしむらみろく。遊び(主)サラリーマン(副)。音楽家。その他、珈琲焙煎やDJ・選曲家・ラジオパーソナリティとしても活動中。日々のこと、人生のこと、赤裸々にケ・セラ・セラ。とにかく楽しむスタイル。1974年生まれ。明日香村。いつか本出したい。センスある誰かさんの目に止まれ〜。

記事一覧

考察ブラッシュアップライフ

人生何周目? という人がたまにいる。 年齢の割には達観している人。 何を隠そう私もどっちかと言うとそっち系の人間だ。 《ブラッシュアップライフ》 これはそれらの人…

吉村水禄
1か月前
4

気楽に極楽CAMP IN

はい。またキャンプの話しです。 またか、と思ったそこのあなた!ちょっと待って頂きたい!これは決して専門的な、キャンプマニアだけに向けて書いてるつもりではなくて、…

吉村水禄
1か月前
16

大人の遠足〜仮面と呪術編〜

芸術は呪術であるby 岡本太郎 芸術は呪術である。と岡本太郎は言った。すなわち芸術家はシャーマンなのだ。その呪術によって神と対話し、あの世・宇宙の霊泉から湧き出る…

吉村水禄
1か月前
9

ゴールデンなウィークの過ごし方〜高知編〜

その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし ゴールデンウィーク。誰が名付けたであろう黄金週間が今年もやってきた。世間には10連休というまさしく金色(こんじき)の野…

吉村水禄
2か月前
16

《再会》プリミ恥部 in 飛鳥

プリミ恥部さんとは昨年の沖縄レコーディング以来1年ぶりの再会だった。 少し前に連絡があり、4月に飛鳥でライブできませんか?ということだったので、お互いスケジュール…

吉村水禄
3か月前
19

夢 2024.4.6

2024.4.6 ひさびさに不思議で長い夢を観た。 途中から断片的に憶えているところから書こう。とにかく繋がりが不明瞭で、気がつくと違う場面にいるのだ。 ぼくはまず川岸…

吉村水禄
3か月前
2

THE TOKYO PERFECT DAYS day.4 and..

東京出張4日目。 流石に4日目ともなると疲れが溜まってきた。 今日は朝から世田谷の多摩美術大学上野毛キャンパスにお邪魔してから、自由が丘で取引き先巡りの予定だ。 …

吉村水禄
4か月前
6

THE TOKYO PERFECT DAYS day.3

東京3日目。 朝からトイレに駆け込む。 そう、調子に乗ってきのうタイ料理を食べすぎたからだ。下から火が出ている。浄化である。 今日は埼玉県大宮市の予定だが、出発時…

吉村水禄
4か月前
4

THE TOKYO PERFECT DAYS day.2

つ、疲れている。 きのうは重いカバンを持ち、19000歩歩いた。そりゃそうだ。肩はバシバシに張り、足も筋肉が悲鳴をあげている。しかし今日は八王子まで行かねばならない…

吉村水禄
5か月前
11

THE TOKYO PERFECT DAYS day.1

仕事で東京に行くことになった。それも4日間。普通に考えると疲れるし、気乗りがしないのだけれど、ここは自分の喜びも同じだけ満たしてしまおう。 東京はかれこれ20数年…

吉村水禄
5か月前
10

ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その3・完結編⭐︎サウナの妖精が微笑んだ

朝だ。 隣で寝ているタコちゃんの携帯アラームがかれこれ15分も鳴り続けている。うちの中2になる長男もこんな感じで全然起きない。若さ故か。まだ40才そこそこの最年少メ…

吉村水禄
5か月前
13

ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その2・究極の温泉VS至高の海鮮とメキシコ料理

おっさん、という定義は一体なんなのだろうか?一応一家の大黒柱だというのに家では煙たがられ臭いキモいと罵られ、こんなにも嫌がられる可哀想な存在、それがおっさんなの…

吉村水禄
5か月前
14

ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その1・序章

いやぁ。若い時は楽しかった、なんて世間で良く聞くセリフだけれど、50才を目前にしてなんなら今が人生で1番楽しい。そしてそれがさらに加速している。これは自信を持って…

吉村水禄
5か月前
21

AMBIENT KYOTO

しばらくぶりのnoteの投稿です。ここ最近は書くことはなくはなかったけれど、どうも文章を書く気になれなくてひさしぶりに書く。うまくかけるか少々自信はないが、リハビリ…

吉村水禄
9か月前
8

憧れのフェリー旅行 その4〜高千穂編〜

以前、宮崎県に来たのはかれこれ13年前、2010年の9月だった。 《絵と音楽のコラボレーション・ライブ 〜いのちが喜ぶ絵と音楽の共鳴空間〜 》in宮崎 天空カフェ『ジール』…

吉村水禄
11か月前
17

みんな、本能で生きてる?

僕は今、深夜に宙に浮きながらこれを書いている。とは言えあぐらを組んで必死の形相で浮かんでいるわけではない。教祖かとびっくりした方にはくれぐれも言っておきたい。満…

吉村水禄
11か月前
10
考察ブラッシュアップライフ

考察ブラッシュアップライフ

人生何周目?
という人がたまにいる。
年齢の割には達観している人。
何を隠そう私もどっちかと言うとそっち系の人間だ。

《ブラッシュアップライフ》

これはそれらの人の謎が解き明かされる物語だ。

今さらながら《ブラッシュアップライフ》を観た。2023年に放送されたバカリズム脚本のドラマだ。

観た方が結構いるかもしれないが、みなさんはどんな感想だっただろう?

まだ観ていなくてこれから観ようと思

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気楽に極楽CAMP IN

気楽に極楽CAMP IN

はい。またキャンプの話しです。

またか、と思ったそこのあなた!ちょっと待って頂きたい!これは決して専門的な、キャンプマニアだけに向けて書いてるつもりではなくて、ちょっとでもキャンプの魅力や楽しさが伝わればいいな、と思って書いてるので、あまりキャンプに興味がない方も是非最後まで読んでもらえれば本望なのでございます。とは言え、キャンプ人口が増えると予約しづらくなるので、なるべくキャンプは控えて頂きた

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大人の遠足〜仮面と呪術編〜

大人の遠足〜仮面と呪術編〜


芸術は呪術であるby 岡本太郎

芸術は呪術である。と岡本太郎は言った。すなわち芸術家はシャーマンなのだ。その呪術によって神と対話し、あの世・宇宙の霊泉から湧き出る閃きや導きの水と光を伝える存在なのだ。

みんぱく(国立民族学博物館)で開催中の《日本の仮面 - 芸能と祭りの世界》へ行って来た。近くには太陽の塔があり、岡本太郎のエナジーを感じる旅でもあった。

先日の《ズッコケおっさん5人組》の記

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ゴールデンなウィークの過ごし方〜高知編〜

ゴールデンなウィークの過ごし方〜高知編〜

その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし

ゴールデンウィーク。誰が名付けたであろう黄金週間が今年もやってきた。世間には10連休というまさしく金色(こんじき)の野に降りたった伝説の勇者がいるらしいが、一体何をして過ごすのだろう?実際嫁の妹の旦那などは家族の誰にも相手してもらえず犬しか遊んでくれないという、まるで王蟲の群れに轢かれ投げ飛ばされたままの残念なナウシカのような状態のお父さんもいるという

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《再会》プリミ恥部 in 飛鳥

《再会》プリミ恥部 in 飛鳥

プリミ恥部さんとは昨年の沖縄レコーディング以来1年ぶりの再会だった。

少し前に連絡があり、4月に飛鳥でライブできませんか?ということだったので、お互いスケジュールが合う4.14に決まった。

彼を知らない人のために説明すると、ある時から急にできるようになったと言う宇宙マッサージとギター弾き語りのアーティストなのだ。彼のファンは多く、その人気は著名人にまで及ぶ。それほど宇宙マッサージはホンモノなの

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夢 2024.4.6

夢 2024.4.6

2024.4.6

ひさびさに不思議で長い夢を観た。
途中から断片的に憶えているところから書こう。とにかく繋がりが不明瞭で、気がつくと違う場面にいるのだ。

ぼくはまず川岸にいる。そしてよくわからない簡易的な携帯エンジンのようなもので川を移動しようとしている。木の棒の上にそれを置いて乗り、エンジンをかけると水の上を走りそれは動き出した。意外とお尻は水に濡れない。快適だ。すると人のたくさんいる駅にた

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THE TOKYO PERFECT DAYS day.4 and..

THE TOKYO PERFECT DAYS day.4 and..

東京出張4日目。

流石に4日目ともなると疲れが溜まってきた。
今日は朝から世田谷の多摩美術大学上野毛キャンパスにお邪魔してから、自由が丘で取引き先巡りの予定だ。

いつものように持ってきたコーヒーセットでコーヒーを淹れ、そろそろ飽き飽きしてきたコンビニのサンドイッチを食べる。しかし自分で焙煎したコーヒーとコーヒーセットを持って来てるサラリーマンなんて他にいるのだろうか?

荷物をまとめ、ホテルを

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THE TOKYO PERFECT DAYS day.3

THE TOKYO PERFECT DAYS day.3

東京3日目。

朝からトイレに駆け込む。
そう、調子に乗ってきのうタイ料理を食べすぎたからだ。下から火が出ている。浄化である。

今日は埼玉県大宮市の予定だが、出発時間がゆったりだったから朝から大浴場に行き、あったまってからコーヒーを淹れ、ゆっくりしてから出発した。

春のような昨日の気候から一転、外は真冬の寒さである。新宿から約1時間、大宮はさらに寒かった。午前中の用事を済ませ、お昼ご飯を食べる

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THE TOKYO PERFECT DAYS day.2

THE TOKYO PERFECT DAYS day.2

つ、疲れている。

きのうは重いカバンを持ち、19000歩歩いた。そりゃそうだ。肩はバシバシに張り、足も筋肉が悲鳴をあげている。しかし今日は八王子まで行かねばならない。なんなら駅から徒歩20数分だと言う。

多摩美術大学八王子キャンパス。
そう、ユーミンの母校だ。社長はタクシー使っていいぞ、と言ってたからお言葉に甘えてそうしよう。うん。そうしよう。足がスティックになってしまう。
疲れを少しでも癒す

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THE TOKYO PERFECT DAYS day.1

THE TOKYO PERFECT DAYS day.1

仕事で東京に行くことになった。それも4日間。普通に考えると疲れるし、気乗りがしないのだけれど、ここは自分の喜びも同じだけ満たしてしまおう。

東京はかれこれ20数年前に住んでいた、僕にとっては第二の故郷だ。結局8年暮らした。最初の4年はバンド仲間と今の妻とみんなで同棲した。今考えるともうそんな事はできないだろうなと思う。青春の日々だ。

20代前半、奈良にずっといてもしょうがないと思った僕は、バ

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ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その3・完結編⭐︎サウナの妖精が微笑んだ

ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その3・完結編⭐︎サウナの妖精が微笑んだ

朝だ。

隣で寝ているタコちゃんの携帯アラームがかれこれ15分も鳴り続けている。うちの中2になる長男もこんな感じで全然起きない。若さ故か。まだ40才そこそこの最年少メンバー。可愛らしい初々しいおっさんだ。それにしても起きない。早朝バズーカでもやるか。

先日うちの長男が大事なそろばんの暗算検定の日、こんな感じで起きたらすでに試験が始まっている時間で、しでかしてしまった母と長男ががっくりきているとこ

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ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その2・究極の温泉VS至高の海鮮とメキシコ料理

ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その2・究極の温泉VS至高の海鮮とメキシコ料理

おっさん、という定義は一体なんなのだろうか?一応一家の大黒柱だというのに家では煙たがられ臭いキモいと罵られ、こんなにも嫌がられる可哀想な存在、それがおっさんなのである。リスペクトってなんだっけ?どこの国の料理?

しかしそのおっさんを肯定しておっさんであることをポジティブに捉えてみてはどうだろうか?するとそこにはおっさんの生きる道、おっさんによるおっさんのための、おっさんでしか味わえないおっさんの

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ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その1・序章

ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その1・序章

いやぁ。若い時は楽しかった、なんて世間で良く聞くセリフだけれど、50才を目前にしてなんなら今が人生で1番楽しい。そしてそれがさらに加速している。これは自信を持って言える。

以前にもこのnoteで触れたかもしれないが、仲間たちと河内音頭と江州音頭を中心とした5人組アヴァンギャルド即興音楽バンド《あすか一座》をやっていて、ギタリストでもあり店主のタコちゃんがやっている橿原神宮前にあるニュー喫茶ポルカ

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AMBIENT KYOTO

AMBIENT KYOTO

しばらくぶりのnoteの投稿です。ここ最近は書くことはなくはなかったけれど、どうも文章を書く気になれなくてひさしぶりに書く。うまくかけるか少々自信はないが、リハビリのつもりで書いてみよう。

昨年のブライアン・イーノによるアンビエント展《AMBIENT KYOTO》に引き続き、今年はCorneriusやバッファロー・ドーター、坂本龍一によるインスタレーションがあると言うことで早速行ってきた。

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憧れのフェリー旅行 その4〜高千穂編〜

憧れのフェリー旅行 その4〜高千穂編〜

以前、宮崎県に来たのはかれこれ13年前、2010年の9月だった。

《絵と音楽のコラボレーション・ライブ
〜いのちが喜ぶ絵と音楽の共鳴空間〜
》in宮崎 天空カフェ『ジール』

というイベントに出演するため、九州に数日滞在したのだ。

関東・関西・宮崎と、絵や音楽で繋がった仲間たちとのコラボレーションライブで、ずいぶん前のことだから、どこに泊まったかなどほとんどのことは忘れてしまったけれど、連れて

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みんな、本能で生きてる?

みんな、本能で生きてる?

僕は今、深夜に宙に浮きながらこれを書いている。とは言えあぐらを組んで必死の形相で浮かんでいるわけではない。教祖かとびっくりした方にはくれぐれも言っておきたい。満天の星の下、ハンモックに揺られながらこれを書いているのだ。

家族で今日から奥伊勢は三重県大台町で2泊3日のキャンプ。先日の九州フェリー旅行に続き、夏休み思い出企画第二弾だ。しかし来てみて気付いたのだが、前に他のキャンプ場に行った時に一度立

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