吉村水禄

よしむらみろく。文筆を得意とするキャンプ好きなメタボリックシンドローマー。主にキャンプや旅行記が中心。会社員その他、珈琲焙煎・ミュージシャン・DJ・選曲家・ラジオパーソナリティとしても活動中。一部有料記事ですが何回も読めるスルメのような記事を意識して日々精進しております。

吉村水禄

よしむらみろく。文筆を得意とするキャンプ好きなメタボリックシンドローマー。主にキャンプや旅行記が中心。会社員その他、珈琲焙煎・ミュージシャン・DJ・選曲家・ラジオパーソナリティとしても活動中。一部有料記事ですが何回も読めるスルメのような記事を意識して日々精進しております。

最近の記事

すっぽこへっぽこキャンプ

気がつけば11月。 今年はおっさんたちで行った和歌山ツアーや、 家族でのキャンプなど、なんだかんだ楽しんだ一年だった。しかしそれだけでは満足しない楽しいこと大好きなパーリーピーポーたちはさらに楽しいことを計画した。それはお茶農家の友人、黄金井家の通称《すっぽこ谷》と言われる広大な敷地内でキャンプをし、絶品ジビエ料理をつくりみんなで食べるという今年最後のビッグイベントだった。 奈良市の山間部、大和高原はお茶畑がいたるところに広がる奈良県北部の秘境だ。その秘境のさらに秘境とも

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    • 本州最南端にキャンプイーン!

      お盆休みである。 今年はどう過ごそうかいろいろ考えた挙句、2ヶ月ほど前から和歌山県串本町のキャンプ場を予約していた。それがいざ蓋を開けてみれば先日の九州での地震から南海トラフ注意報が出て、まるで世紀末のタイムラインに入り込んでしまったのかと思うぐらいドンピシャのタイミングでその日をむかえることになったのである。海水浴場は軒並み閉まっているらしい。何故にこのタイミング。 しかもキャンプ2日前に家の中にヤモリが入ったから取ってくれと家族から言われたのだが、寝床に入っていたし面倒

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      • 夏の雑記

        毎年どんどん暑くなる夏、今年の夏も例年よりさらに暑い。この異常気象は環境破壊のせいなのか、太陽フレアのせいなのか、それとも地軸の傾きのせいなのか定かではないが、確実に毎年温度が上がってきているのは事実。 今までだと家でクーラーをつけるのは真夏の何日かぐらいしかなかったのだけれど、まだ7月だと言うのに毎日つけずにはいられない。これを書いている今も軽い熱中症なのか先ほどから頭痛がしている。 ここのところ夏の暑さと仕事とでなんにもやる気がおきず、インターネット配信のラジオもかれ

        • 考察ブラッシュアップライフ

          人生何周目? という人がたまにいる。 年齢の割には達観している人。 何を隠そう私もどっちかと言うとそっち系の人間だ。 《ブラッシュアップライフ》 これはそれらの人の謎が解き明かされる物語だ。 今さらながら《ブラッシュアップライフ》を観た。2023年に放送されたバカリズム脚本のドラマだ。 観た方が結構いるかもしれないが、みなさんはどんな感想だっただろう? まだ観ていなくてこれから観ようと思っている人は多少のネタバレも含むので、観終わってからこれを読んで頂ければ嬉しい。

          気楽に極楽CAMP IN

          はい。またキャンプの話しです。 またか、と思ったそこのあなた!ちょっと待って頂きたい!これは決して専門的な、キャンプマニアだけに向けて書いてるつもりではなくて、ちょっとでもキャンプの魅力や楽しさが伝わればいいな、と思って書いてるので、あまりキャンプに興味がない方も是非最後まで読んでもらえれば本望なのでございます。とは言え、キャンプ人口が増えると予約しづらくなるので、なるべくキャンプは控えて頂きたい(どないやねん)。  キャンプとは人生である。 なにも自分がプロのキャンパ

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          大人の遠足〜仮面と呪術編〜

          芸術は呪術であるby 岡本太郎 芸術は呪術である。と岡本太郎は言った。すなわち芸術家はシャーマンなのだ。その呪術によって神と対話し、あの世・宇宙の霊泉から湧き出る閃きや導きの水と光を伝える存在なのだ。 みんぱく(国立民族学博物館)で開催中の《日本の仮面 - 芸能と祭りの世界》へ行って来た。近くには太陽の塔があり、岡本太郎のエナジーを感じる旅でもあった。 先日の《ズッコケおっさん5人組》の記事でもお馴染みの、河内音頭と江州音頭を中心とした5人組アヴァンギャルド即興音楽バ

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          ゴールデンなウィークの過ごし方〜高知編〜

          その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし ゴールデンウィーク。誰が名付けたであろう黄金週間が今年もやってきた。世間には10連休というまさしく金色(こんじき)の野に降りたった伝説の勇者がいるらしいが、一体何をして過ごすのだろう?実際嫁の妹の旦那などは家族の誰にも相手してもらえず犬しか遊んでくれないという、まるで王蟲の群れに轢かれ投げ飛ばされたままの残念なナウシカのような状態のお父さんもいるという。 しかしわたくしのような下の下の一般ピーポーなどは《4日》という連休にちょっ

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          ゴールデンなウィークの過ごし方〜高知編〜

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          《再会》プリミ恥部 in 飛鳥

          プリミ恥部さんとは昨年の沖縄レコーディング以来1年ぶりの再会だった。 少し前に連絡があり、4月に飛鳥でライブできませんか?ということだったので、お互いスケジュールが合う4.14に決まった。 彼を知らない人のために説明すると、ある時から急にできるようになったと言う宇宙マッサージとギター弾き語りのアーティストなのだ。彼のファンは多く、その人気は著名人にまで及ぶ。それほど宇宙マッサージはホンモノなのだ。宇宙マッサージとは?という事なのだが、それは説明が難しい。とにかく一度体験し

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          《再会》プリミ恥部 in 飛鳥

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          夢 2024.4.6

          2024.4.6 ひさびさに不思議で長い夢を観た。 途中から断片的に憶えているところから書こう。とにかく繋がりが不明瞭で、気がつくと違う場面にいるのだ。 ぼくはまず川岸にいる。そしてよくわからない簡易的な携帯エンジンのようなもので川を移動しようとしている。木の棒の上にそれを置いて乗り、エンジンをかけると水の上を走りそれは動き出した。意外とお尻は水に濡れない。快適だ。すると人のたくさんいる駅にたどり着いた。ぼくは乗り方が分からなかったのだが、財布の中にあったカードを入れると

          THE TOKYO PERFECT DAYS day.4 and..

          東京出張4日目。 流石に4日目ともなると疲れが溜まってきた。 今日は朝から世田谷の多摩美術大学上野毛キャンパスにお邪魔してから、自由が丘で取引き先巡りの予定だ。 いつものように持ってきたコーヒーセットでコーヒーを淹れ、そろそろ飽き飽きしてきたコンビニのサンドイッチを食べる。しかし自分で焙煎したコーヒーとコーヒーセットを持って来てるサラリーマンなんて他にいるのだろうか? 荷物をまとめ、ホテルをチェックアウトする。 今日も東京は寒い。そして雨。 最近は便利なもので、新宿御苑

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          THE TOKYO PERFECT DAYS day.4 and..

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          THE TOKYO PERFECT DAYS day.3

          東京3日目。 朝からトイレに駆け込む。 そう、調子に乗ってきのうタイ料理を食べすぎたからだ。下から火が出ている。浄化である。 今日は埼玉県大宮市の予定だが、出発時間がゆったりだったから朝から大浴場に行き、あったまってからコーヒーを淹れ、ゆっくりしてから出発した。 春のような昨日の気候から一転、外は真冬の寒さである。新宿から約1時間、大宮はさらに寒かった。午前中の用事を済ませ、お昼ご飯を食べるべく電車の中で調べた大宮ナポリタン発祥のお店へと向かった。 ナポリタン自体は大

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          THE TOKYO PERFECT DAYS day.3

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          THE TOKYO PERFECT DAYS day.2

          つ、疲れている。 きのうは重いカバンを持ち、19000歩歩いた。そりゃそうだ。肩はバシバシに張り、足も筋肉が悲鳴をあげている。しかし今日は八王子まで行かねばならない。なんなら駅から徒歩20数分だと言う。 多摩美術大学八王子キャンパス。 そう、ユーミンの母校だ。社長はタクシー使っていいぞ、と言ってたからお言葉に甘えてそうしよう。うん。そうしよう。足がスティックになってしまう。 疲れを少しでも癒すため、朝風呂に入ってからコーヒーを淹れ、ほっこりしてから7:30に出発した。

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          THE TOKYO PERFECT DAYS day.2

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          THE TOKYO PERFECT DAYS day.1

          仕事で東京に行くことになった。それも4日間。普通に考えると疲れるし、気乗りがしないのだけれど、ここは自分の喜びも同じだけ満たしてしまおう。 東京はかれこれ20数年前に住んでいた、僕にとっては第二の故郷だ。結局8年暮らした。最初の4年はバンド仲間と今の妻とみんなで同棲した。今考えるともうそんな事はできないだろうなと思う。青春の日々だ。 20代前半、奈良にずっといてもしょうがないと思った僕は、バンドメンバーと思い切って東京に移住した。借りたトラックに荷物を詰め、たいして夢も

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          THE TOKYO PERFECT DAYS day.1

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          ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その3・完結編⭐︎サウナの妖精が微笑んだ

          朝だ。 隣で寝ているタコちゃんの携帯アラームがかれこれ15分も鳴り続けている。うちの中2になる長男もこんな感じで全然起きない。若さ故か。まだ40才そこそこの最年少メンバー。可愛らしい初々しいおっさんだ。それにしても起きない。早朝バズーカでもやるか。 先日うちの長男が大事なそろばんの暗算検定の日、こんな感じで起きたらすでに試験が始まっている時間で、しでかしてしまった母と長男ががっくりきているところに、すでに起きていた次男(小2)がすたすたとやって来て『そんなことより俺の誕生

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          ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その3・完結編⭐︎サウナの妖精が微笑んだ

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          ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その2・究極の温泉VS至高の海鮮とメキシコ料理

          おっさん、という定義は一体なんなのだろうか?一応一家の大黒柱だというのに家では煙たがられ臭いキモいと罵られ、こんなにも嫌がられる可哀想な存在、それがおっさんなのである。リスペクトってなんだっけ?どこの国の料理? しかしそのおっさんを肯定しておっさんであることをポジティブに捉えてみてはどうだろうか?するとそこにはおっさんの生きる道、おっさんによるおっさんのための、おっさんでしか味わえないおっさんの人生の扉が開くのだ! おばはん、というのも同様、おばはんを肯定した途端に面白さ

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          ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その2・究極の温泉VS至高の海鮮とメキシコ料理

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          ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その1・序章

          いやぁ。若い時は楽しかった、なんて世間で良く聞くセリフだけれど、50才を目前にしてなんなら今が人生で1番楽しい。そしてそれがさらに加速している。これは自信を持って言える。 以前にもこのnoteで触れたかもしれないが、仲間たちと河内音頭と江州音頭を中心とした5人組アヴァンギャルド即興音楽バンド《あすか一座》をやっていて、ギタリストでもあり店主のタコちゃんがやっている橿原神宮前にあるニュー喫茶ポルカドットの休業日の夜に月一で集まり、音楽セッションの会《ポルカハウス》をやっている

          ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その1・序章