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丸の内Bookcon2022 最終日行ってきました🌸✨
サンクチュアリ出版さんでは企画相談コーナーに参加させていただきました。スナックサンクチュアリのオンライン飲み会でお馴染みの方々にお会いできたのは感動でした😊✨✨
やっぱり、対面で話せるのが好きだなあ〜〜🌈✨
その他ぐるっと回らせていただいて、
兵庫明石からお越しのライツ社さんや、幻冬舎さん、中央公論社さん、その他たくさんの出版社の方々とお話ができて嬉しかったです💕
あらためて、自分の人生
010 誰もが世界を変えることを考えるが、自分を変えることを考える人は誰もいない。【明石さんのスパイ飯大作戦ーモスクワ編
--誰もが世界を変えることを考えるが、自分を変えることを考える人は誰もいない。
と、使い古して二股に分かれたほうきみたいな白髭の男が言った。一見不機嫌そうなもさもさの長い眉の奥の瞳はつぶらで愛嬌がある。にんにくの塊みたいな大きな鼻を持つその人はレフ・トルストイ。彼は小説家で、キエフで神学を学ぶ瀬沼格三郎と文通しているのだと言った。
ニコラ通りに出版人やら小説家が仕事欲しさに集まる料理屋があ
【閑話休題】シドニーライリーの諜報飯
007 旅順より愛をこめて。
シドニーライリー。イギリスの諜報員だ。よく気が触れずにいるものだと思うほど変わり身立ち回りの早い男。数年前まではサンクトペテルブルグの英大使館にいたらしい。卵料理が本当に好きな男で、やつが日本に来たら京都にでも連れて行ってやろう。京都のだし巻きたまごをライリーに食わせたらどんな顔をするだろうか。ともかく、彼の作ったスクランブルエッグは完璧である。
あれは
『たのしかったよー』
家の近くの高校の前を通り過ぎたとき、
高らかに響いた憂いと喜びと照れに満ちた声。
先週末は多くの学校で卒業式が行われていたようだった。
胸に刺した花。
学校の周りの空気はやわらかくあたたかな空気にふくらんでいてね。
私が通った道すがらに、声が聞こえたのだ。
『楽しかったよー』
って。
同時に、高校時代の友達の声が私にも聞こえた。
駅のホームのこっち側とあっち側で
「愛してるよー!」
いつだって綺麗事を言いたい。
空が綺麗だねと言いたい。
風が気持ちよくて幸せだと言いたい。
芸術がいつだって、生きることを勇気づけるものだって信じて作り上げていたい。
真理を知らない。
正しさもわからない。
けど、いつだって、
どうありたいか理想を見つめていたい。
ばかかもしれない。
思春期の頃のまま何も成長していないかもしれない。
それがなんの役に立たないかもしれない。
けれど、、
あー、なんて、なんで、こんな