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2019年1月の記事一覧
素人と玄人を架橋する「灰人(グレート)」な私
素人と玄人の間の分断は深刻さを増している。
玄人は、素人の無知無能を嗤い、素人の浅はかさを侮り、素人の不真面目さにため息をつく。
素人は、玄人の傲慢さを蔑み、玄人の狭量さを誹り、玄人の優位性に疑いの目を向ける。
なかなかもって嘆かわしい事態である。
本日も竹を割りながら、その分断のもたらす悲劇に思いを馳せむせび泣いていたところ、ある妄念がぽかりと浮かんだ。
素人と玄人を架橋する灰人(グレ
架空の故事成語「虚事成語辞典」 Vol.1
何かに悩んだ時、躓いた時。それっぽい架空の故事成語を考えれば、「先人たちも同じことで悩んでたんだなあ」って気持ちになって、頑張ろうと思えるのではないか?
ということで、Twitterで「虚事成語」を募集したところ、たくさん集まりました。
その他の#虚事成語はこちら。
後世に残したい。
また明日!
書き手はいつまで自分をさらけ出せばいいのか
よく、コンテンツには「共感」が大事だと耳にする。ここnoteであれば、どれだけ読み手の心に訴えかけられるか、どれだけ納得させられるものが与えられるかが大事なのかもしれない。
それがいいねの連なりになるのか、新しいフォロワー取得に繋がるのかはその人次第ではあるが。
きっと、大抵のユーザーは目に見える「数」でそれを測っている。たくさんいいねがつけば、多くの共感を得られたと実感するだろうし、バズれば少
架空の故事成語を考えて悩みを一般化する
何かに悩んだ時、躓いた時。それっぽい架空の故事成語を考えれば、「先人たちも同じことで悩んでたんだなあ」って気持ちになって、頑張ろうと思えるのではないか?
僕たちが「春眠暁を覚えず」という言葉にどれだけ救われてきたことか。春は、布団から出られなくても、寝坊しても、「春眠暁を覚えずだからしょうがないよな」ってどこかで自分を肯定することができる。孟浩然さんに感謝だ。
だから、僕は同じように後世の人た
今の自分からいちばん遠いものを想うこと。
note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。
オノヨーコさんの名著「グレープフルーツ」は、言葉による詩的芸術で、いろいろな「指示」が書かれていて、その指示に従ってしばらく心を羽ばたかせてみると、自由になったり気づきがあったりやわらかくなったりする。
魂のメンテナンスのために、詩的な指示は大切だ。
たとえば、自分から一番遠くにあるものを想ってみたら
「言葉は無力だ」問題
大学一年生のとき、先輩に「人生で一番大切にしたいことを3つあげて」と言われた。
19歳だったわたしは、「言葉と家族と素直」と返した。
なぜ?と聞かれて何かを答えたのだろうけれど、どういう理由を話したのかは、忘れた。
言葉をあつかう仕事をしていると、日常的に「言葉は無力だ問題」にぶち当たる。
どんなに言葉を尽くしても語りきれない真理は、何歳になっても、文明の利器が発達しても、永遠にわたしたち