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11013の手紙に寄せて

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11013でなければならない理由も、ないのだけれど。
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#健康

予め生きておく

予め生きておく

最近のことで、自分がすごく簡単に目に触ってしまっているのを自覚しました。セキやら鼻水やらで、口や鼻まわりのことは前々から意識があったのですが、目は「触るべからず」の対象として意識できていませんでした。目が疲れると、ついぎゅぅっと手でおさえてみたり、こすってみたりしがちでした。眠くなったときや、目やにや異物を感じたときにもそれを直接触って取り除くことが正義かのように手を動かしてしまっていました。あれ

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ないことの証明ができないリスク

ないことの証明ができないリスク

私の近所の公共施設の話です。児童センター、児童館やらが、部分的にですが、その動きを取り戻しつつあるみたいです。あと、子育て広場のような機能を持った場も、一部解凍されるみたいなことがあります。

子どもたちって、今回の新型コロナウィルスのリスクが少ない…なんていうのは明らかな誤りかもしれませんが、少なくとも高齢者よりは命に関わる危険が少ないのかな、なんて思います。その場がどんな人たちのための機能

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強気は何から

強気は何から

病は気から、ということばをよく耳にします。自分は病気だ! と思ったらもう病気なのです。あるいは、そう思うことで病気になるというものです。

それってほんとうにそうなのか? と思う私もいます。一方、そうだよねと肯定する私もいます。

元気なときって、じぶんが元気であることを疑いません。でも、あれ、ちょっと喉がおかしいかな、なんてからだのわずかな変調を感じ取ると、これから風邪を本格的にひく予兆

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「徹底」に終わりはあるのか

「徹底」に終わりはあるのか

・うがい、手洗い、体調管理。
私はひんぱんに歌う活動をしているので、声の健康が最大の関心事です。いつも、いかに体調管理するか考えています。そのわりには隙だらけなのか、あの手この手を実践している気になっては風邪をひく、ということを繰り返しています。

・早寝した次の日はつい夜更かししちゃう。
うがい・手洗いも、習慣づけたつもりでいて、実は理想的なうがい・手洗いができていないのかもしれません。元気

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今日の早寝は、あさってに効く。

今日の早寝は、あさってに効く。

「夢」に関して「お前どうなのよ」と言われると、私はたじろいでしまいます。ですので、ほかの人にもそんなにむやみやたらには聞けない、ハードル高めの質問かもしれません。

ほかの人に対して「問える」「質せる」ということは、じぶんでもそれをしているからできること。「私はこうやって、問うてる。だからこそ、あなたの問いが気になるし、教えてほしい」と、そういうこと。

「そのこと」に夢中になっているから

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昼のペペロン

昼のペペロン

仕事のある日のお昼休みに家に帰っています。職場と家が、おなじ市内にあるがために実現していることです。自転車を僕の足で漕いで12分。信号の運がよければ10分で移動が済みます、片道。これが、けっこういい運動になっていると思います。定速走行を基に、交通状況に合わせて瞬間的に猛烈なダッシュをすることもあるので、筋力に負荷をかける動きと、持久力を要する動きの両方が含まれています。行き帰りで、25分未満程度。

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歯は「磨く」ものか?

歯は「磨く」ものか?

おのれを磨く、というような言い方がありますね。「おのれを磨く」という言い方が一般的かどうかわかりませんが、「自分磨き」という表現なら、どこかで触れたことがあるという人が多いのではないでしょうか。

技を磨く、なんて言い方もするんじゃないでしょうか。磨くという概念を、いろんな表現に応用しているのですね。そのこと自体は、ことばの可能性の広がりをわたしに教えてくれます。

歯を磨く、というのは、

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四季バテ、してます。

四季バテ、してます。

どこが悪いというほどのことでもないけれど体調がよろしくないことってありますよね。休む!という主張を認められるほどの大仕事をしたのでなくとも、だるい、ねむい、なんかつらい。休みを願い出るのも申し訳ないから願い出られないという程度の、よわぁい根拠。根拠のないつらさ。これの正体を夏バテと言って片付けてしまえるなんて、目から鱗が落ちる思いです。そうか、これなのね、夏バテって。すごい発明品ですよ、夏バテとい

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空元気

空元気

大きな震災があったあと、有名な歌手がラジオか何かで言っていたことを思い出す。「お金がある人はお金を、ちからがあるひとはちからを、なんにもないひとは元気を出そう」といったようなことだった。歌手は、うまいこと言うなと思った。

元気ってなんだろう。ことばをばらばらにして、もとの意味を考えるのが趣味の僕は、「気になって」しまう。

元気は「元」の「気」と書く。「気」というと、何か見えないものかな

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からだのニーズ

からだのニーズ

学生の頃は「居眠り人生」でした。親に学費を払ってもらっておきながら、学校に行って眠っているなんて。ぜいたく過ぎる睡眠環境です。

高校のときは、朝の「起立」の次の記憶が一日の終わりの授業の終礼の「起立」だった、ということもありました。いったい、一日何をしていたのでしょうか(寝ていた)。

大学のときも眠くて眠くて、よく寝入っては「船をこいで」いたようです。じぶんでじぶんが船をこいでいるとこ

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おのぞみの体重

おのぞみの体重

わたしは冬より夏の方が体重が減ります。1キログラムくらいアベレージに差があるのです。気候にあわせて、体重が変わるかのようです。

寒い地方の国の人たちって、脂肪のたくわえが多い気がします。いっぽう、赤道の近くだとかあたたかい地域の国の人たちには、やせ型が多い気がします。気候と、その地域の人たちの脂肪のたくわえ方には相関関係があるように思えてなりません。

人々の脂肪のたくわえ方がその地域の

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捨てられないもの

捨てられないもの

わたしは、歌うことを習慣にしています。趣味であり楽しみであり、勉強や研究のタネであり、エネルギーを費やす運動であり、自己表現の手段であり、生きがいといっていいものだと思います。

体調がわるくて、歌うことに支障が出ると、わたしはそのことでなおさら元気がなくなります。あーあと思いますし、なんで体調がわるくなったんだろう、なんでこんな風邪なんか引いたんだろう、どこにわたしのいけないおこないがあった

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迷い飯

迷い飯

おなかがすいているときって、判断力が鈍くなります。判断力どころか、あらゆるパフォーマンスに関わる力が低下するようにすら思います。そういうときに、何をどこで食べるか決めることはなかなかしんどいものです。しんどく、困難なことでもあります。だって、判断力が鈍っているのですから。おなかが減っていないとき以上に、決められないのです。

これは、ひょっとするとですね、おなかが減る前に決めておけばいいのでし

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More? Enough?

More? Enough?

まるで何かの義務であるかのように食べ物を口の中に放り込み、荒々しい咀嚼もほどほどに胃の中に送ってしまうことがある。それの行動の原資となるのは、「時間がもったいない」という焦心かもしれない。

「疲れたなぁ」「イライラしているなぁ」と感じていて、行動や思考、向こう見ずに浮かんでくる原始的な思念の類を制するのがおっくうになってしまうことがある。そんなときにもやっぱり、食べることを何かの義務のように

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