フォローしませんか?
シェア
seiji_arita
2024年2月15日 19:54
「かまち」ただ書きたいから書いている書く事自体には何の効力も無くそれに付随した何かの救いがある訳でも無い文章を書く事で心の安定を図るだとか自己表現をする事で精神を解放するだとか誰かの心 精神の安定や解放に寄与するだとか馬鹿げてる 事柄を細分化して文字に置き換えているだけだ単なる吐き出しの様な文字の羅列意味のわからない文脈何の結論も生まない
2024年2月4日 19:03
「Yes Sir」目の前にある現実を離れ夢想に耽る其れは僕にとっても君にとっても別の世界に通じる秘密の扉だったその扉を開くのは自分自身の想像力上手く強く想像する事が出来ればその扉は開き現実から遠ざかる事が出来る其れが生きて行く為に欠かせない必要な事なのそう彼女は僕に微笑みながら囁いた僕は彼女の瞳に自分自身の反映を見る事が出来た時には傲慢で身勝手で
2023年12月23日 21:51
「想い歌」きっと単純な事なんだ空に雪が降る様に君の嫌いなところと 好きなところ数えてみた 風を待つ花と月を呼ぶ夜と君の声を待っている僕と溢れ出した熱僕の中の君と 君の中の僕と 触れた指先 毎年 冬になると必ず同じ匂いがする涙は暖かい事を知った何処かで聴いた想い歌もう直ぐクリスマスがやって来る
2023年12月19日 14:56
馬と鹿 《朗読》
2023年12月14日 13:53
「灰色の雲」僕等に吹き付ける冬の風は強い力と価値基準を持っていたそれは僕等の記憶の裏側に隠した混乱を巧妙に曝け出させる価値基準を満たした人の波が押し寄せて来る僕等は溺れる様に彷徨っていた曇り空に浮かぶ灰色の雲を外部からの強い力が引きちぎる奴等が求める完璧を否定した僕等は奴等の言う完璧に何の意味も見出せなかったからだ勝ち負けに拘って来たのは負ける事
2023年12月13日 14:45
「長い夜」秘めた聖なる山は幾度となく燃え上がり消えるいつか見た長い夜あの時もそうだった 僕は星や月を探していた窓の外を風が通り過ぎて行った僕はその風の温度も匂いも感じる事が出来なかったただ 触れたいそう思っていた目に見えているものは 己が仮説の上に創りあげた世界である事一種の概念の上に成立した架空の物語恐怖を掻き消す為に僕は彼女の身体に
2023年5月27日 03:38
「空の色」「雑草」「時計」「意味」「神様が降りて来た夜」Photo : Seiji Arita
2023年11月15日 08:31
空に 《朗読》
2023年10月15日 00:12
「残響」地球がゆっくりと回転してゆく僕は時のくぼみの中に取り残されたまま指先には彼女の記憶が刻まれていた月の明かりの下 形の無い想いが白い砂となり静かに心の空白を埋めてゆく窓際の花が小さく揺れて僕は時間の過ぎる音を聞いていたその中に時折り波打つ様に繰り返す残響バラバラに飛び散った意識を回収する様に カーテン越しに朝の光が射し込んで来る乱れた
2023年1月7日 21:18
「幸せに」星が降り注ぐ夜なのに涙が頬を伝う滲む星空 教えてください愛したい それだけなのに季節だけが変わり また冬貴方と出逢った冬が来ました平気な顔で笑うんだね聞きたく無いよ私の知らない誰かの話し最初に好きになったのは私なのに泣いたぶんだけ強くなりますか苦しんだぶんだけ優しくなれますか要らないよ そんなもの今 誰と居ますか何をしていますか見
2023年10月9日 23:33
「月見草」いつも僕は青空を望んでいた 其処に澄み渡る青がある事が当然の様に燃える太陽 その光を受けて暗闇の星は輝く眠れない僕達は夜空の月を連れて真夜中に外へ出かけた真白な淡い光につつまれて夢を見る 月見草静かな森の湖 独りじゃない 嬉しかったふたりは朝が来るまで愛し合った僕等の真実 君の好きな青と白 その色で世界は出来ていたそして
2023年10月6日 00:16
「楽園のドア」僅かに開いた楽園のドア命が宿る陽の光 喜びと悲しみを秘めた花無機質な愛撫に溢れた風に殺された夜野良猫と話す老人の姿 とても純粋に見えた僕は夜の長さを測っていた嘘を買い占め真実を売り捌く人の波踊りませんか僕とふたりでどうせ 夜は変わらない
2023年3月23日 14:58
「空に」貴方を想う空に 木漏れ日が射す貴方を想う空に 風が揺れた貴方を想う空に 花が咲き貴方を想う空に 星が流れ貴方を想う空に 黄昏の光が包み込む狭い街角で出逢った 迷子のふたり独り手を伸ばす明け方そして貴方を想う空に 止まない雨が降るPhoto : Seiji Arita