月見草 《詩》
「月見草」
いつも僕は青空を望んでいた
其処に澄み渡る
青がある事が当然の様に
燃える太陽
その光を受けて暗闇の星は輝く
眠れない僕達は
夜空の月を連れて
真夜中に外へ出かけた
真白な淡い光に
つつまれて夢を見る
月見草
静かな森の湖
独りじゃない 嬉しかった
ふたりは朝が来るまで愛し合った
僕等の真実 君の好きな青と白
その色で世界は出来ていた
そして
君が居なくなって色彩は消え去り
僕は初めて
其処に太陽があった事を知ったんだ
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