Aya.Nakazaki

DAC→MERY→FICC→フリーランス / ブランドビジネスプロデューサー ブラン…

Aya.Nakazaki

DAC→MERY→FICC→フリーランス / ブランドビジネスプロデューサー ブランディングとマーケティングを分けて考えないブランド活動を実現するための、戦略立案・実行・ビジネス成果検証まで実行伴走いたします。 得意領域:化粧品、日用品

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  • ブランディングとマーケティングの本質

    ブランディングとマーケティングの本質について得られた気づきを発信していきます。

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    映画じゃなくてドラマが好きです。好きなドラマについて、感じたことを気の向くままに発信します。

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固定された記事

自己紹介

家族全員A型の父と、家族全員B型の母から生まれ、 仕事では自分にも他人にも厳しく几帳面ながらビジョンを持って自己実現をしているコピーライターの父の背中をみて育ち、…

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#2024年の抱負

2022年11月から本来の自分が少しずつ戻ってきて、2023年は予想外の出来事に見舞われ続けた結果 今思うと必然として本質の自分を取り戻すこととなった1年。 “古いルールや…

Aya.Nakazaki
4か月前

「話して、その場でつくる | SESSION」ブランディング・事業成長支援をはじめました。

Aya.Nakazaki
4か月前

マズローの欲求5段階説ではターゲットの欲求インサイトの本質は捉えられないという話

本記事の目的 ターゲットの欲求・インサイトを捉えるのに、マズローの欲求5段階説に限らず概念やフレームワークでカテゴライズすることで共通認識が持てるメリットがある…

Aya.Nakazaki
5か月前
4

これからのブランドマーケティングは「ナラティブ(物語)コミュニケーション」が重要です。

自己紹介上記の経験を経て、私が考えるブランディングとマーケティングの本質についてnoteで発信しています。 ブランドがどうあるべきか、どうビジネスを伸ばしていければ…

Aya.Nakazaki
5か月前
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そもそも何のためにブランディングとマーケティングがあるかから話せるようになるためには

●本記事を書こうと思ったきっかけ3つ① ブランディングやマーケティングの定義についてよく語られているけど、そもそも何のためにブランディングとマーケティングをして…

Aya.Nakazaki
6か月前
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何をしたいかじゃなくて誰と働きたいかに変わって、フリーになる話

社会人11年目になって、何をしたいかじゃなくて誰と働きたいかという価値観に変わって、11月からフリーランスになる話です。 ▼社会人10年まで これまでブランディング・…

Aya.Nakazaki
6か月前
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意外と男性のほうが結婚に囚われている?パートナー関係の幸せの定義について考えさせられた/日テレドラマ「こっち向いてよ向井…

9月13日(水)で最終回を迎えた日テレドラマ「こっち向いてよ向井くん」をみて、意外と女性よりも男性のほうが現代の社会構造である限り 社会的役割を果たすためにパートナ…

Aya.Nakazaki
7か月前
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混同しがちなジョブとインサイトの違いを言語化 | ブランドマーケティング

結論ジョブ:モノを雇用する理由 インサイト:心を動かす理由 ジョブとインサイトの違いジョブとインサイトを混同しがちなひとが多い。 ジョブはモノを雇用する理由のこ…

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【1分で読める】ターゲットのインサイト発見に重要なのは綺麗ごとにしない視点 | ブランドマーケティング

結論ターゲットインサイトとは、生活者自身も自覚していない欲望の暗黙知である。 故に、私たちが普段見たり聞いているのは、人に嫌われたくない、よく見られたいといった…

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サントリー天然水は買うけど、いろはすを買わない理由 | ブランドマーケティング

この記事で伝えたいことブランドマーケティングとは、生活者に他社には模倣できない自社の価値を意味として連想・記憶しつづけてもらうことで、選択→購入してもらうことで…

5

ターゲット理解を深めるために、デプス調査への投資って本当に必要?

◆この記事の問いについて日々、ブランドマーケティング戦略のプランニングに携わっている身として最近考えることは「ターゲットインサイトを発見するためのデプス調査はお…

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恋愛ミステリー小説という名の自己内省本「傲慢と善良」

もう出会って6年目の付き合いになる前職の同僚がきっかけで読んだ「傲慢と善良」 これは恋愛ミステリー小説という名の 自己内省本であった。 最初は仕事から始まり、次第…

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真っ直ぐな人をみると、なぜか泣きそうになる/ドラマ「ひとつ屋根の下」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」

朝ドラ「ひよっこ」の記事で『家族がストーリーの中心となっているドラマは、「ひとつ屋根の下」の最終話1話だけでティッシュ1箱分泣いた依頼、避けていた』って書いたが、…

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「悲しい出来事に幸せな出会いが勝つ」という言葉の力は大きい。

今更ながら、有村架純さんが好きでNHK朝ドラの「ひよっこ」をみた。 みねこのお父さんが見つかるところまで流し見もしてたが、やっぱりみねこのお父さんが見つかったところ…

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明日も頑張ろうって思わせてくれる。働く女性が主役のドラマ

(1)校閲ガール 個人的に、石原さとみさんがいちばん可愛くて、いちばんハマっている役だなと思うドラマでもあり、働く女性が主役のドラマとしても大好きなドラマ「校閲…

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自己紹介

自己紹介

家族全員A型の父と、家族全員B型の母から生まれ、
仕事では自分にも他人にも厳しく几帳面ながらビジョンを持って自己実現をしているコピーライターの父の背中をみて育ち、性格やプライベートは感情に素直で興味あることへの行動力があるミーハーな母にそっくりです。そんな真反対に近い父と母の素質をどちらかに偏るわけでもなく、ちょうど50:50の割合で自分の中に存在するので、たまにそんな自分に疲れる時もありますが、

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#2024年の抱負

2022年11月から本来の自分が少しずつ戻ってきて、2023年は予想外の出来事に見舞われ続けた結果
今思うと必然として本質の自分を取り戻すこととなった1年。

“古いルールや常識にとらわれずに本当に大事なことを見極め、個性と自由を尊重し、何事も今よりもより良くなると心から信じて行動する”

幼い頃からこうだったなあと思いながら言語化してみたけど、側から理解されずに苦しい想いをした経験のほうが多かっ

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マズローの欲求5段階説ではターゲットの欲求インサイトの本質は捉えられないという話

マズローの欲求5段階説ではターゲットの欲求インサイトの本質は捉えられないという話

本記事の目的

ターゲットの欲求・インサイトを捉えるのに、マズローの欲求5段階説に限らず概念やフレームワークでカテゴライズすることで共通認識が持てるメリットがある一方、本質を見失い、見抜けない。そのことを頭に入れておくだけで、コミュニケーションの失敗を防ぐことができるのではないかという話

原作:朝井リョウの映画「正欲」みましたか?

本質的な問いに対して考えさせられる作品が好きな私にとって、公開

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これからのブランドマーケティングは「ナラティブ(物語)コミュニケーション」が重要です。

これからのブランドマーケティングは「ナラティブ(物語)コミュニケーション」が重要です。

自己紹介上記の経験を経て、私が考えるブランディングとマーケティングの本質についてnoteで発信しています。
ブランドがどうあるべきか、どうビジネスを伸ばしていければ良いかを投資対効果の視点を持ちながら実行伴走できるのが、私の一番の強みです。

その上で今回の記事は、ブランドのビジネスを成長させるために、より一層「ナラティブ(物語)コミュニケーション」が重要であるというお話をいたします。

ブランデ

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そもそも何のためにブランディングとマーケティングがあるかから話せるようになるためには

そもそも何のためにブランディングとマーケティングがあるかから話せるようになるためには

●本記事を書こうと思ったきっかけ3つ① ブランディングやマーケティングの定義についてよく語られているけど、そもそも何のためにブランディングとマーケティングをしているのかということから理解できていないから、やはりブランディングとマーケティングについて混在している人が多い

② 結局、マーケティングをSNS運用と理解している人が多いが故に、自分の仕事が何のためにやっている仕事なのかを理解しきれていない

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何をしたいかじゃなくて誰と働きたいかに変わって、フリーになる話

何をしたいかじゃなくて誰と働きたいかに変わって、フリーになる話

社会人11年目になって、何をしたいかじゃなくて誰と働きたいかという価値観に変わって、11月からフリーランスになる話です。

▼社会人10年まで

これまでブランディング・マーケティング歴10年。

プリントメディア世代でコピーライターの父のアドバイスからデジタルを知っておくことを進められ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(通称:DAC)に入社。

そこで出向した広告代理店で担当し

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意外と男性のほうが結婚に囚われている?パートナー関係の幸せの定義について考えさせられた/日テレドラマ「こっち向いてよ向井くん」

意外と男性のほうが結婚に囚われている?パートナー関係の幸せの定義について考えさせられた/日テレドラマ「こっち向いてよ向井くん」

9月13日(水)で最終回を迎えた日テレドラマ「こっち向いてよ向井くん」をみて、意外と女性よりも男性のほうが現代の社会構造である限り
社会的役割を果たすためにパートナー関係の幸せの定義を「結婚」「子供」「男して家族を守ること」と捉えている。そう思うと「ただ一緒にいたい」というパートナー関係は成立しないのかという問いにぶつかり考えさせられたので、ひさしぶりに投稿。

原作を描かれたねむようこさんの下記

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混同しがちなジョブとインサイトの違いを言語化 | ブランドマーケティング

結論ジョブ:モノを雇用する理由
インサイト:心を動かす理由

ジョブとインサイトの違いジョブとインサイトを混同しがちなひとが多い。

ジョブはモノを雇用する理由のことなので、購入する動機を考えるときに捉えるもの。

ジョブを理解したうえで、どんな知覚刺激を伝えれば心が動き自社に振り向いてくれるのかといった、コミュニケーションを考える際に捉えるのがインサイトである。

ジョブとインサイトの概念・導き

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【1分で読める】ターゲットのインサイト発見に重要なのは綺麗ごとにしない視点 | ブランドマーケティング

結論ターゲットインサイトとは、生活者自身も自覚していない欲望の暗黙知である。

故に、私たちが普段見たり聞いているのは、人に嫌われたくない、よく見られたいといった生活者も意図していない外的要因によって作用された表面上の行動である可能性が高く、そこを見抜く必要がある。

その見抜くための重要な視点のひとつは、人のためじゃなく、自分自身のためにしたいと思っていることを見つけるということ。

売れてる芸

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サントリー天然水は買うけど、いろはすを買わない理由 | ブランドマーケティング

サントリー天然水は買うけど、いろはすを買わない理由 | ブランドマーケティング

この記事で伝えたいことブランドマーケティングとは、生活者に他社には模倣できない自社の価値を意味として連想・記憶しつづけてもらうことで、選択→購入してもらうことである。

マーケティングを正しく理解する昨今、マーケティングとは便利な言葉となっている。マーケティングの前に自分の担当領域を付けて〇〇マーケターと名乗るものの、なにをもってマーケティングができていると言えるのかの定義は、人それぞれで、多用化

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ターゲット理解を深めるために、デプス調査への投資って本当に必要?

ターゲット理解を深めるために、デプス調査への投資って本当に必要?

◆この記事の問いについて日々、ブランドマーケティング戦略のプランニングに携わっている身として最近考えることは「ターゲットインサイトを発見するためのデプス調査はお金をかけて実施する必要があるのか」ということだ。

ブランドの本質的な価値を享受するLTVの高いターゲットは、どんなジョブを達成したいひとで、どんな価値観を持っているひとであるのかは、もちろん解像度高く定義する必要がある。

それを専門領域

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恋愛ミステリー小説という名の自己内省本「傲慢と善良」

恋愛ミステリー小説という名の自己内省本「傲慢と善良」

もう出会って6年目の付き合いになる前職の同僚がきっかけで読んだ「傲慢と善良」

これは恋愛ミステリー小説という名の
自己内省本であった。

最初は仕事から始まり、次第に友達、恋愛のことも話すようになり、もう31〜33といい歳となった3人の最近の酒のつまみとなる話は、人生の伴侶についてだ。

わたしは少し前から付き合っていった人と昨年結婚し、その間彼らから特定の彼女を紹介されたことはない。

この5

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真っ直ぐな人をみると、なぜか泣きそうになる/ドラマ「ひとつ屋根の下」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」

真っ直ぐな人をみると、なぜか泣きそうになる/ドラマ「ひとつ屋根の下」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」

朝ドラ「ひよっこ」の記事で『家族がストーリーの中心となっているドラマは、「ひとつ屋根の下」の最終話1話だけでティッシュ1箱分泣いた依頼、避けていた』って書いたが、その「ひとつ屋根の下」がTverで再放送が始まった。

↓よければぜひ。

柏木家の長男・通称「あんちゃん」が言う口癖
「そこに愛はあるのかい?」
昔はクサいセリフだなと思ってたけど、今思うと、究極の問いだ。

何かをするときに、そこに愛

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「悲しい出来事に幸せな出会いが勝つ」という言葉の力は大きい。

「悲しい出来事に幸せな出会いが勝つ」という言葉の力は大きい。

今更ながら、有村架純さんが好きでNHK朝ドラの「ひよっこ」をみた。
みねこのお父さんが見つかるところまで流し見もしてたが、やっぱりみねこのお父さんが見つかったところからまた一気に面白くなって、3日かけて一気に完走。

有村架純さんは、役ではなく、ご自身が「やさしい雰囲気の中に、1本の芯が通っている」方だと感じていて、同じB型ということもあってなんとなく勝手にちょっと似てるとこがありそうだなと想像で

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明日も頑張ろうって思わせてくれる。働く女性が主役のドラマ

明日も頑張ろうって思わせてくれる。働く女性が主役のドラマ

(1)校閲ガール

個人的に、石原さとみさんがいちばん可愛くて、いちばんハマっている役だなと思うドラマでもあり、働く女性が主役のドラマとしても大好きなドラマ「校閲ガール」

ファッション雑誌の「Lassy」が大好きで、編集者になることを夢に出版社にやっと入社できたのに配属されたのは校閲部。

自分がやりたかった仕事ではないのに、いつか絶対に夢を叶えると自分を信じて、目の前の校閲の仕事に一生懸命に向

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