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真っ直ぐな人をみると、なぜか泣きそうになる/ドラマ「ひとつ屋根の下」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」


朝ドラ「ひよっこ」の記事で『家族がストーリーの中心となっているドラマは、「ひとつ屋根の下」の最終話1話だけでティッシュ1箱分泣いた依頼、避けていた』って書いたが、その「ひとつ屋根の下」がTverで再放送が始まった。

↓よければぜひ。

柏木家の長男・通称「あんちゃん」が言う口癖
「そこに愛はあるのかい?」
昔はクサいセリフだなと思ってたけど、今思うと、究極の問いだ。

何かをするときに、そこに愛がなければやっちゃダメ。
でもそこに本当の愛があるなら、いいよ。

そう自問するだけでひとつひとつの行動が変われる気がする。

「学」はなくても、まっすぐな愛情を自分にも人にも与えることができれば、
こんなにも幸せになれるということを示してくれてるこのドラマをみると、胸がきゅーっとなる。

学校の教育だったり、SNSが出てきて、人と比較しやすい環境にいるなか、
いつの間にか周りの目を気にせずに、ただまっすぐな気持ちを行動にすることが怖くなっている人たちが、私も含めてどのくらいいるだろう。

そういった意味で、最近同じような気持ちになったのが「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」である。

自閉スペクトラム症を抱えて生きる主人公が、女性として、法廷で、そして私生活で、さまざまな壁に果敢に立ち向かうストーリー。

空気を読むとか読んでいないとか関係なく、澄んだ瞳で、思ったことを素直に聞く・伝える主人公をみて、何度も胸がきゅーっとなった。

主人公の澄んだ瞳から、「あなたは何をそんな気にしてるの?」と聞かれているかのように感じて、

今私は、誰の「目」を気にして生きてるの?
その「目」を気にすることで、何から私を守ってるの?

と、心の中で何度も自問する。

でも実際に生きていく現実の世界では、そう簡単に「目」を気にしないことはできなくて、気にしてしまうときはたくさんあるから、

時々こういったドラマをみて

自分の中に、私の気持ちがちゃんとあること。

その気持ちをまっすぐにぶつけていい時もあること。

いつだって「目」の届かないところに逃げてもいいこと。

いつかは「目」があっても、「目」を気にせずに
自分の素直な気持ちで行動しつづけられる強さをきっと持てること。

思い出そう。

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