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かぞくのはなし

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家族について書いたものをまとめてます。
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#子育て

やばい、ひまわりの話。

やばい、ひまわりの話。

長女。小学3年生。夏休みが終わって2週間。

「やばいさ」と言い放つ。

なにが?と聞く前に、長女話し続ける。

「やばいさ。Kちゃんのひまわり身長よりも大きく育ってた。」

ひまわりというのは、一学期、生活の授業の時に学校から配られたもので、
当時は、
牛乳パックの蓋の部分を鋏で切り落とし、箱になったところに、土を敷き詰めて、そこにタネを植えたもの、として持ってきてた。
いくつか植えたらしいけど

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豊かさって。

豊かさって。

突き抜けるような青空の下で、ただただ何もせずに太陽を浴びながらぼんやり過ごせる時間って、生きてる中でどのくらいあるんだろう。

子供が、公園に行ってブランコに乗りたがる気持ちを、
私はすでに忘れていて、
ブランコに乗る前に、やらなきゃいけないことがあると思ってしまう。心の余裕のなさよ。

皿を洗うとか、洗濯物を干すとか、確実に毎日やってきて、
それが終わったら、ブランコに乗りに行っても良いけど、

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夏フェスに家族で参加するまでの道のり

夏フェスに家族で参加するまでの道のり

JOINALIVEだった。
7月の三連休の土日の二日間、毎年恒例の北海道の夏フェス。JOINALIVE。
以下、JOINALIVEの公式にとびます。ご存知ない方は、どうぞ!

10代から20代まで、夏フェスに命をかけていた。
いわゆる“フェス友”がいて、夏を、音楽を、全身で楽しんだ。
この仕事をする前から、お決まりの行事だったし、本当に、夏はこの日に全てを賭けて、全身全霊をかけて参加していた。参加

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五稜郭の桜を思い出した

五稜郭の桜を思い出した

先日、はじめて、夫の仕事先の人を紹介してもらった。
結婚して10年。紆余曲折あったものの、仕事があり、お給料をいただき、そのお金で生活ができてるのは、感謝感謝の気持ちである。

そもそも出会った頃から、夫は人付き合いがほぼないタイプ。
毎晩直帰し、休みの日は100%家にいるおうち大好き人間だ。

そんな夫が、まぁまぁそれなりに社会という荒波にもまれ、会社という組織に属し、チームで仕事をしている。

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ドッジボールクラブの1年間

ドッジボールクラブの1年間

我が家の娘は、運動音痴だ。

“またそんな、親が勝手に決めつけて”
“多様性の時代です!それでいいと思います”
“本人が楽しんでいれば良くないですか?”
などの声が今、一気に耳に届いた気がするのだけど、
そう、そう。その通りなの!
全然その通りだけど、運動が苦手なのは確かで、
どのくらい苦手かというと、走る時に手と足が同時に出ちゃうくらいの苦手っぽさはある。
私も夫も運動は得意ではないし、気持ちが

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行き先は京都です

行き先は京都です

今雲の上で、これを書いている。
行き先は伊丹空港。
およそ10年ぶりの関西への旅行だ。

ことの発端は、noteに書いたこの件。

母を旅行に連れて行こうというコラムを書いた時のこと。

いつかいつかと言っていて、ハワイに行けなかったように、
いつか親孝行しよう。いつか連れて行ってあげよう。になるのは嫌だったので、
今年行くことにした。

とはいえ、仕事もあるし、生活もあるし、どうしようかなー?と

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私が生まれた日は天気が良かったという事実

私が生まれた日は天気が良かったという事実

「あやかが生まれた日は、とっても天気が良かったんだよ
あぁ、赤ちゃんが生まれたんだなーすごく幸せだなぁって思ったんだよ。
本当に嬉しかったなぁ。」

妹が生まれた日に、
病院から帰る道中
車の助手席に乗って
父から聞いたエピソードだ。
その日もよく晴れていて、木々からこぼれ落ちるように太陽の光がキラキラしていて
その光景を、4k動画くらい、クリアに、
何度も再生できるくらいハッキリと覚えている。

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今夜ママとは一緒に寝ない。

今夜ママとは一緒に寝ない。

次女のパパ期がきた。
急に来た。
次女とパパは、生まれた時からうまくいかないことが多かったのに。

例えば長女は、もう、生まれた瞬間から、根っからのパパっ子で、パパラブ。
ママもラブ。でも、パパラブ。パパ大好き。
と言わんばかりに、パパの膝で肩で腕の中で、よく寝た。

それに比べて次女は…
パパっ子では、ない。
完全なるママっ子だ。

次女が生後2ヶ月の頃、私はどうしても仕事に行かなくてはならなく

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ちょっと踊ったりする

ちょっと踊ったりする

たまに、私が欲しいものってなんだろう?って思う。
ほとんど全てのものを手にしているはずなのに、
それでも、日々忙しく、生活をこなして、 そこまでして手に入れたいものって一体なんなんだ?って思う。
欲張りだなって。

本当の本当の本当は、
別に、たくさんのものがなくても、陽が登って、目を覚まして、足りる分だけのご飯を食べて、本を読んで、たまに眠って、たまに音楽を聴いて、またご飯を食べて、あとは、眠る

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「同じ年くらいに見えるわね」

「同じ年くらいに見えるわね」

さて。
「おばあちゃんはレインボー年子」の続きです。
早速、おばあちゃんに会ってきたので、記しておきます。
最初の話はここから。

娘たちを連れて行く予定が
近くでインフルエンザが続出したため、見送ることに。(なので、タイトルにある、おばあちゃんの写真は2017年のもの)

今回は私の母と二人で、お土産を買って会いに行きました。

私は大判のマフラーを。
母はカーディガンを。

おばあちゃん、こん

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今泣いたカラスがもう笑った。

今泣いたカラスがもう笑った。

昨夜の話です。

仕事の後に1週間分の買い出しに行きました。

私は激安スーパーが好きです。
半額になってる肉にトキメキ、特売品になってるカニカマに一喜一憂します。

余談すぎますが、今回買ったラインナップと、今週の鈴木家のざっくりとした献立をご紹介しましょう。

白菜と、キムチ(特売だった♡)と、ネギを買ってキムチ鍋に(豚肉はもうある)。

ニラと玉ねぎとにんじん(超特売だった♡)、あとは半額に

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コンプレックスとエール

コンプレックスとエール

今回はルッキズム的な表現が使われています。気になる方は、ここで引き返してくださいね!あくまでも、母と、私と、娘のはなしとして楽しんでいただけると嬉しいです。

例えば、ルックスが美しい人には魅力がありますよね。

自分が持っていない、長い手足や、透き通る肌。
産毛一本として生えてない体に、ニコッと笑うと見える真っ白の歯。
あぁ素敵。美しい人を目の前にすると、ただただ幸せな気持ちになるし、同時にその

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娘のアドバイス

娘のアドバイス

誰かの一言で、胸が苦しくなるようなことってありますよね。

私自身、特にラジオでお喋りする時には、自分なりに気をつけて、発言するようにしているのですが、
それでも、きっと完璧にフォローできている訳ではないはず。

誰も傷つけない言葉で、尚且つユーモラスに、そして自分の思ったことを正直に伝えることの、難しさを感じてしまうのは、きっと、私が未熟だからでしょう。この仕事を何年していても常に勉強中です。

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子育てのエモい体験

子育てのエモい体験

たまには子育てのことを書いてみようと思います。

我が家には、小学校2年生の女の子と、年少さんの女の子がいます。

正直私は、子育てがあまり得意な方ではありません。

子供のことを第一に、子供に負担がないように、さらに大らかな気持ちで子育てがしたい!と思っては、いる。

けど、できてないよねー。反省。

お腹痛かったりすると、録画したクレヨンしんちゃんをループで観てもらってて

いや、本当ごめん!

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