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子育てのエモい体験

たまには子育てのことを書いてみようと思います。

我が家には、小学校2年生の女の子と、年少さんの女の子がいます。

この子たちです。

正直私は、子育てがあまり得意な方ではありません。

子供のことを第一に、子供に負担がないように、さらに大らかな気持ちで子育てがしたい!と思っては、いる。

けど、できてないよねー。反省。

お腹痛かったりすると、録画したクレヨンしんちゃんをループで観てもらってて

いや、本当ごめん!でも、ママ今動けん!!!みたいなことも、あります。


子育ては楽しいこともたくさんあるし、面倒くさいこともたくさんあるというのが本音です。
なので素敵なママライフ的なブログを期待している方がいたとしたら、絶対にその期待には答えられないので、ごめんね!また次回遊びに来てね!という感じ。

そうじゃない方だけ、続きへどうぞ。

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さてさて。「あやかちゃんに素敵ママライフ期待してないから大丈夫」と思って続き読んでくれた皆さん、改めましてこんにちは。

面倒くさがりママって言うと、なんかちょっとあれだから、

省エネママって名乗ることにするわ。本当、子育ても家事も最低限、省エネでやってます。ども鈴木です。


どのくらい省エネかっていうと、いまね、洗濯物畳まずに、このnote書き始めてる。

洗濯物ってなんで毎日畳まなきゃいけないんだろうね。って思いながら、今夜はもう絶対にやらないから、諦めて好きなことだけしようと思っている。

そして明日朝はそのカゴの中から、子供たちが「ママぁ、Tシャツがしわしわだよー」とか

「ママぁ、靴下片方見つからないよー」とか言われながら、

「ごめーん、自分でがんばって探して!」と答えるのが、もう見えてます。

省エネママなので、基本子供たちには、なんでも自分でやってもらいます。

おかげで、長女は、忘れ物をしない子になりました。

ポシェットにメモ帳を入れといて、忘れそうになるとメモを取ります。

えらいねー。ちなみに私は小学校の時忘れ物クイーンになりそうなタイプの女子でした。


で、そんな長女の話をしたくて、今回子育てのことを書いてみようと思ったのです。

先日あった長女と私のエモい話。(エモいの使い方があってるかはわかんない)

小二の長女は、しっかりしているけど、甘えんぼ。

保育所時代は、毎日保育所に行きたくないと言って泣いてるタイプの子。

年長さんの時だって、下手したら、パパに抱っこされて登園してたかも。ってくらい、

1人で大勢の輪の中に入っていくのは苦手な子でした。


我が家が、ちょっと変な時期にお引っ越しをしたもんだから、

通っていた保育所から、今の小学校に通うお友達は0人。土地勘もない小学校でやっていけるの!?大丈夫!?と心配していたのは、去年のこと。

入学式を終えると案外腹が座ったらしく、イヤイヤせずに小学校に通っていました。
ラッキーだったのはご近所さんに同い年のお友達がいて、すぐに仲良くなれたこと。学校にも一緒にいくことができたし、きっと知っている人が誰もいない中で心強かったと思う。


ところで私はインタビュー癖があるので、娘に対しても毎日

「今日学校楽しかった?」「一番楽しかったことは何?」「一番残念だったことは?」「一番面白いこと言った子は誰?」など、詳しく話を聞きたがる傾向にあるのですが、

ある程度、学校に慣れてきた頃、こんなことを言われました。

「ママ、学校っていうのはね、すっごく楽しいところでもなければ、すっごく楽しくないところでもないの。毎日普通。それがずっと続くの!わかった?昔、通っていたんだからわかるでしょ!」

「はいぃ!ごめんなさいぃ!!!」って感じでした。

彼女なりに、頑張って通って、そうやって納得して、頑張っているんだなぁと思って、

インタビューごっこはやめて、静かに見守ることにしました。

「何かあったらママに言ってね!」とだけ伝えて。


さてさて。そんなこんなで小学校の1年生が終了。

今年の4月からは2年生になり、ランドセルも体に馴染んできた、そう感じていた、そんなある日。

毎日一緒に学校に通っているお友達が、風邪をひいてしまい、一緒にいけない!という連絡があり、それはそれは残念がっていた娘。

「明日の給食は、あの子の好きな献立なのに残念!」

とか

「今度、プール授業があるのに、それまでに治るかな?」とか。


ハハーン。これは、お友達の心配もしているけど、一緒に学校にいく子がいなくて、不安に思ってるんだなぁ?うふふ。と思っていた私。

翌日の朝は、少し早起きをして、早めに私の身支度を終えて、朝一緒に校門まで登校してあげようと準備をしていました。

しかも「ママぁ一緒についてきてぇ♡」と言われるんだろうなぁと思っていたので、

サプライズ的に「じゃーん!ママも一緒にいけるようにしてきたんだよーん♡」って喜ばせちゃお♡なんて考えていました。


当日。

登校の時間よりちょっと早くに、ゴミを捨てるために、一緒に外にでて、ゴミステーションまで付き合ってもらいました。

娘はまっすぐ学校に行くつもりで、ランドセルや水筒の準備もバッチリ。

ゴミステーションまでの道のりを2人でイチャイチャと会話しながら歩きました。

ゴミを捨てて、いざ通学路へ!


いつ、甘えんぼ発言が飛び出すかな?

いつ、ジャーンってしようかな?


って思っていたその時。

「ママ、どこまでついてくるの?」

って聞いてきたんです。

一瞬にして、固まるママ。ドコマデツイテクルノ・・・って何。

「え?ママも、校門まで一緒に行ってあげようと思ってさ!」

と予定になかった台詞を披露。

そこで、娘、なんて言ったと思います?


「あぁ(笑)、もう恥ずかしいから大丈夫(笑)ごめんね、行ってきます!」


ガーーーーーーーン!!!!!!

私、この顔してたと思う。

拾い画でごめん。でも、まじでこれでた。

除夜の鐘の鐘たたくやつで、ゴーンって殴られたくらいのショック。

嘘でしょ?嘘でしょ??

保育所に泣きながら行ってた長女が?

小学校を楽しいわけでも楽しくないわけでもないと悟りを開いていた長女が??

どこに行くんでも私の手を繋いで、離さなかった長女が????


ママ、その場で地団駄踏んで「もう恥ずかしいって言われた!!!!」って叫んじゃったよ。

んで、歩道の途中で、俯いて、「もう恥ずかしいって何!!!」って顔をあげたら

笑ってこっち見てるかなと思ったら、スタスタと、知らん顔して歩いてたわ。

他人ですって言わんばかりに、すーって歩いてた。


かー!!大人になったのねぇ!と諦めて、

「行ってらっしゃーい!」と声をかけると

「ママ、ごめんね!行ってきます!大好きだからね!」と言ってくれたのでした。


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0歳の頃。夜中泣き止まない娘に「君早く小学生くらいになって、なんで泣いてるか教えてくれない?」って、言っていたんだけどな。

2歳の頃。イヤイヤ期で「子育て長ぇぇぇ!!!」って思ってたんだけどな。


永遠に続くと思っていた、子供とべったりの生活は、当たり前だけど永遠ではなくて、

ある日突然終わりを告げる。

その、終わりの日に、シャンパンあけて乾杯するくらい、私は嬉しいタイプの母親だろうと思っていたのだけど、

案外そうじゃないものだと実感したのでした。


今日当たり前だと思っていたことが、明日には当たり前じゃなくなっている。

そんなこと知っていたつもりだけど、まさか、子育てもそうだなんて。



学校から帰ってきた長女は、私に向かって「今朝はごめんよ!」と、ニヤニヤしながら、謝ってくれました。

いいのいいの。ママは寂しかったのもあるんだけど、ちゃんと成長していて、すっごく嬉しかったんだよ。そして、誇らしい気持ちになったんだよ。

明日からも、君らしく、元気に、それなりの感じで、学校生活頑張ってね!


と伝えたのでした。


これが、先日体験した、子育てのエモい話。どう?エモかった?


長くなりましたので、この辺で。


いつまで一緒にお出かけしてくれるのかなぁ?

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