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私かもしれない素敵な貴女へ

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ある日突然、人の上に「通知バッジ」が見えるようになった話

ある日突然、人の上に「通知バッジ」が見えるようになった話

勉強、通学、仕事、育児、介護、通院など…
今、とても忙しい日常を送っている人が多いと思います。

そんな中、大切な人との会話よりも、ついつい「日常を回すこと」を優先してしまうことも。

仕事や家事の「しなくてはいけないこと」ははっきりタスクとして見えるのに、コミュニケーションは目に見えないから。

じゃあ「人と話すべきこと」がタスクとして可視化されたらどうなるかな?と考えたのが、この漫画です。

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大人の自由は、自己責任とセットである

大人の自由は、自己責任とセットである

2022年11月現在、30歳である。
小学生だった頃の私に言いたい。30歳の私は、君の思い描いているような大人には、残念ながらなれていない。そしてさらに残念なことに、なれる見込みも今のところなさそうだ。

小学生の頃に思い描いていた大人の私は、どこかの会社で事務をしていて、会社の制服を着て事務職をしていて(女性の職業はだいたい会社の事務職だと思っていた)、26歳とか28歳くらいで誰かと結婚して、そ

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アンナミラーズという大奥

アンナミラーズという大奥

私の青春であったアンミラが、ついに先月の8月31日で閉店となった。

上記記事のリョウコさんは、私もヘルプで高輪店に行った際に一緒に働く機会があった伝説の人だ。

アンミラはカワイイ女の子が元気に働くお店ではあったのだが、実態は超体育会系。
今回はその頃のエピソードをお話しようと思う。

アンミラの概要については以前の記事をご参照ください。

先輩には絶対服従令和の現代では考えられないことだが、私

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【モジョ子の独白】

【モジョ子の独白】

今回は穴端会議-アナバタカイギ- ~しんえんの作り方~編 
モジョ子さんのお話です。投資のお話とは関係なく、創作論的な小話の詰め合わせです。

微妙に関連しているモジョ子さんのお話

不倫だなんて言わないで

不倫だなんて言わないで

思い切った記事です。

え、不倫は悪いことだらけだって?
そんなの誰だって知ってるよ。

じゃあどこからが不倫なの?
実際に不倫たる関係を持っていた友人の話や、ネット記事を見て、大体言えることは、
女性は精神的なつながりを求め、
男性は肉体的なつながりを求める のだそう。

浮気より、不倫の方がヘビーな意味合いが強いので、より裏切られた時の衝撃を強く感じるものです。
結婚という契約をしたのに、いわ

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ずっと好き

ずっと好き

高校で付き合った彼がいる。
優しい彼は、いつも私の隣で緊張していた。
そんな彼が、愛おしく、退屈だった。
普段から私に特別な言葉をかけることはなく、
一緒の時間はありきたりな会話で過ごした。
周りのカップルが甘いメールをしていることを知っている私にとっては、あまりにも平坦で、退屈だった。

周りの皆は、彼のことを面白い人だと言う。
そんなの、都市伝説だろう。

それが本当ならば、彼が彼らしくいられ

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「幸福の王子」と「幸福な王子」

「幸福の王子」と「幸福な王子」

私は童話の中でも「幸福な王子」がとりわけ好きだ。

知っての通り「幸福な王子」はオスカー・ワイルドによる児童文学である。このお話は本当に、オタクの第7官に響きまくるキング・オブ・エモ童話だと思う。

まず「幸福な王子」をよく知らない方にあらすじをご説明すると、王子とはとある国の高台に立つ、金箔と宝石でできた像のことである。
この王子は像であるにもかかわらず自我を持っていて、高台から貧しい人々の生活

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髪を切ったら宇多田ヒカルと再会した

髪を切ったら宇多田ヒカルと再会した

実家のある九州のX県にカリスマ美容師が存在している。
あふれ出る自信と信頼感、磨き上げた技術と提案力、尽きぬ探究心と向上心。私が彼をカリスマ美容師と認定した。

カリスマ美容師に髪をお任せして早15年。
結婚し隣県に暮らすようになっても私は帰省のたびにカリスマに髪を切ってもらいに行く。

さて、本日私はカリスマ美容師の経営する美容室のキャンセル待ちの枠を勝ち取り、いそいそと彼の下に馳せ参じた。
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自己責任論体育会系事勿れ実存主義を乗り越える僕の哲学

NHKの受信料は払っていないけど、100分de名著というNHKの番組が好きだ。この番組のおかげで、分厚くてくだらない本を読んで時間を無駄にしないで済み、どれだけ時間を節約できたか分からない。

『存在と時間』なんかはまさにそう。読まなくてよかったよ。

20世紀最大の哲学書だなんだと言われていたけれど、番組を見てみれば既視感ありありの実存主義哲学のマイナーチェンジバージョンだった。「思考停止して空

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「奢られたくない女」の言い分を聞いてくれないか

「奢られたくない女」の言い分を聞いてくれないか

「女性に男性がおごるのは当然。だって女性は男性とのデートのために、服とかメイクとかものすごくお金かけてるんだから。」

という男性の主張がいつからか模範解答として出回るようになった。これを聞いた私の最初の所感は、正直おだやかなものではない。

「それって男性とのデートには女性はお金をかけておしゃれして来なきゃいけないってことですか?」みたいなつっかかり方をしたいわけではない。私が引っかかってしまう

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アラサーになって読む「人魚姫」は全くの別物に見える

アラサーになって読む「人魚姫」は全くの別物に見える

大人になると、童話が変な沁み方をすることがある。

気まぐれに読み返した「人魚姫」なんかはまさにそうで、子供の頃に見た物語とあんまり別物に感じるから驚いた。

「人魚姫」。

人間の王子さまに恋をした人魚のお姫さまが、悪い魔女の力を借りて陸に住む王子に会いに行くお話。

まずすっかり忘れていたのだが、彼女たちの海の世界では、子供が自由に陸の世界へ近づくことが許可されていない、という設定があった。1

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「中毒背位」

「中毒背位」

※【後背位の技術】の記事です。

⚠️もはや、浮気不倫は
疑われるつもりで試してください。🚨使い方を間違えると危険すぎるので
覚悟のある方のみ読んでください。
目次

これまで
この記事の感想をお聞きしたところ
このような声が多く上がりました。

この記事は世に出すか悩みました。
その理由は
この記事を乱用したフォロワーが
女性と警察沙汰の事件を
起こしてしまったからです。

特に報告で挙げられ

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「不快な解釈」を選択する権利

「不快な解釈」を選択する権利

このやり取りで、Aは馬鹿にされていると感じ、Bに見下されていると解釈した。また、知人がこのように話していたのを聞いたことがある。

Dは割と強めに怒ってたらしい。

少しくらいの皮肉が含まれていればまだしも、Bにも、Cにも悪気は微塵もない。ゼロである。しかしながら、受け手はそれを自身への攻撃であると感じ、極端に不快な方向へ解釈する。

コンプレックスが強いのか、想像力に欠くのか、触るものみな傷つけ

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