農耕の誤算

誰しもすべてを知り予測し計算づくで行動できるものではないですので、後から見れば、すべては誤算の連続ということになるものなのかもしれない。そうではあるのですが、今から1万2千年前に起きたとされる agricultural revolution(農業革命)が、人類の祖先にとって、直観とはかなり異なる進路を選択する結果になったことは、まさに誤算のなかの誤算というべきものでした。

この議論は、”Sapi

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書評(ちょいたし)「サピエンス全史」(上巻) 「虚構」がもたらす破壊力

上巻を読み返していて、やっぱり大切なポイントを外しちゃったかな、と思ったので、ちょっと書き足したい。

上巻の出だしは、
 ホモ・サピエンスは
 誕生した当初は、全然特別な存在じゃなかった
と主張するところから始まる。

ホモ・サピエンスは、
「取るに足りない動物にすぎず」
「ゴリラやホタルやクラゲと大差なかった」
とまで言い切っている。

そして、そんな「取るに足りない」ホモ・サピエンスが、なぜ

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虚構が協力を作り出す

株式会社シグマライズ、社長の斎藤です。

少し前に話題になった「サピエンス全史」を読んでいます。

その中で「虚構が協力を可能にした」という話しが出てきます。

簡単にどういう話しかまとめると、神がいる。とか貨幣に価値がある。とか○○という会社がある。というのはすべて人類が創り出した虚構にすぎず、その虚構を皆が信じることで人類の進歩、発展というのは進んできた。人類と動物を分ける大きな違いは、虚構を

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舞台 「人類史」 観劇 2020/10/24

公演タイトル:「人類史」
劇場:神奈川芸術劇場 <ホール>
作・演出:谷賢一
出演:東出昌大、昆夏美、山路和弘他
公演期間:10/23〜11/3
個人評価:★★★★★★★★☆☆

ユヴァル・ノア・ハラリ氏著書のベストセラー「サピエンス全史」を題材とした、人類200万年の歴史を駆け巡る舞台作品。「サピエンス全史」は読んでいたが、正直どんな作品に仕上がるのか想像もつかなかったので非常に楽しみにしていた

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《ペア読書記録》サピエンス全史 上巻

「サピエンス全史を読んでいる前提」の会話に2度ほど遭遇し、いい加減読まないとな〜と思って企画したペア読書。

今回は石坂達さんにご協力いただきました。ありがとうございます!

※注意
自分の記録と、誰かの読書のきっかけのために書きます。
流し読みのため、「本文の引用」と「自分達の解釈」を書き分けられていません。
参照するときは、本文でご確認くださいませ〜。

では、ペア読書の内容を。

●本文概要

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ありがとうございます!今日も良い1日を。
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書評「サピエンス全史」(上巻)客観的で冷静な文章にひそむ、優しさと怒り

遅まきながら「サピエンス全史」を読み始めた。
(ユヴァル・ノア・ハラリ 著、柴田 裕之 訳、河出書房新社)

上下巻からなる大著で、僕はまだ上巻を読み終えたばかりだけど、ひとまずレビューしてみたい。

冒頭の「歴史年表」に、いきなり引きずり込まれる。ここを読むだけでも、著者が専門とするマクロヒストリーの風景を垣間見ることができるのだ。

この歴史年表は、もちろん弥生時代や縄文時代から始まるわけじゃ

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ありがとう!またらくがきを書きます。
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20201022木 サピエンス全史 やっと上巻 下巻共に読了した。

ちょっと自分に自信が付く。

それぐらい日頃、本を読んでいなかったから、

これを機にペース上げられるといいな。

下巻は資本主義や近現代史の闇の部分や

不死についてでより興味深い内容だった。

アステカ族やタスマニア人に思いを馳せる。

大航海時代の侵略のすさまじさ、

移行のサトウキビプランテーションの話とか

心に残っている。

寿命が伸びる2050年。

100歳で30歳の知能、肉体の人

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【読書感想文11】人類のこれからの進化について予想した「ホモ・デウス」

世界的ベストセラーとなった、サピエンス全史の著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏の著書である。サピエンス全史はホモ・サピエンスがどのように現在のように反映したかを考察した著書であるのに対して、本書では人類は今後のどのように進化していくかを考察している。

結論から言えば人類は神に近い、言わばホモ・デウスになるとハラリ氏は主張する。ここで神とはキリスト教のような唯一神ではなく、日本の神教やギリシャ神話の神に

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ありが・・・ががが、とう、ござざい・・ま・す
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生物大虐殺

Yuval Noah Harari 先生は、著書の”Sapiens”(日本語訳「サピエンス全史」)のなかで、およそ7万年前に生じた cognitive revolution (認知革命)によって、それまでは食物連鎖の下の方に甘んじ、かろうじて生き延びていたに過ぎなかった人類の祖先がうって変わって強者となる第一歩を踏みしめ、やがて、agricultural revolution(農業革命), sci

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切るという事:ユヴァルノアハラリの話

ユヴァルノアハラリという人の本が物凄く好きなんだが、なぜこんなに好きなんだろうと考えた結果「切り口」がめちゃ良いんだよな、ということに気が付いた。

ハラリさんはイスラエルの歴史学者だ。私が最初に読んだのは「サピエンス全史」。とっても有名なベストセラーの本だ。

この本を語りだすと長くなる。いくつもの重要な気付きを与えてくれた非常に優れた本だ。文章も一般向けに噛み砕かれ非常に読みやすい。歴史に造詣

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恐縮です。
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