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#異文化交流
中国の「紅白」 日本で見ながら「過年(グオニエン)」
きのう2月9日は、旧暦の大晦日。中国でも、日本の「紅白歌合戦」にあたる、国民(人民?)的テレビ番組がある。「晩会(wanhui ワンホエイ)」だ。“歌合戦”ではないが、これを見ながら年を越すのが昔ながらのスタイルだ。
CCTVは、全世界の華人(全球華人)を意識した戦略で、国外でもネットですごい高画質で生放送を見ることができる。
この「晩会」、どんな感じか、少しだけ紹介しよう。ここでは中国の政治
日本語が通じにくいことと、心が通じないこと--”日本語が通じないことが当たり前の時代”のサービスを考える
先日、久方ぶりにファミレスを訪れた。もはや、都心のファミレスは「ファミリーのレストラン」ではなく、スマホ充電用電源がついた一人用の席が相当数を占めている。そして、猫型の給仕ロボットが店内を所狭しと走り回っている。
この猫型ロボットのことは知っていた。最初見た時は、日本では、人手不足で近い将来これが当たり前になっていくのかなと思ったが、単純に面白くて可愛いかった。しかし、今日はドアを開けた時から、
中国人に「国情不一样嘛(“国情”が違うからね)」と言われたら?
中国の人と話す時に、よく言われた言葉がある。
国情不一样嘛? (guóqíng bùyíyàng ma)
”国情”が違うからね
どんな時に言われたのか。思い出すと、それは議論をした時だ。
特に、日中の歴史や政治に関わる話で議論をした時。
最初この言葉を聞いた時は、意味がわからず聞き返した。「ん?guoqing?」と。
しばくして、わかった。ああ、"国(guo)"の"情(qing)"況(kuan
「喫茶去(きっさこ)」って何? -- 不思議な中国語「去」
初めて知った言葉
昨日、shimaikuさんの記事を拝読していたら、寄せられたコメントの中に、恥ずかしながらこれまで知らなかった、素敵な響きの言葉があった。それは・・・
「喫茶去(きっさこ)」
「喫茶去」とは、一体どういう意味だろう。
広辞苑を引いてみると・・・
ん?まだ、いまいちよく分からない。
中国の唐の時代の禅師が言ったとされる言葉だそうだが。
中国のウェブサイトにも解説があった。
「大年三十(=大晦日)」に、 横浜中華街を歩く
今日は(この記事の書き始めはまだ1月21日)、中華圏では旧暦の「大年三十 (dànián sānshí = ダーニエン・サンシー)」。つまり大晦日。(巻き舌で「三十儿(サンシャー)」とも発音)
中国にいた時に体験した春節のあの賑やかで温かい雰囲気が懐かしい。今日はちょうど横浜近くで用事があったので、思い立って久しぶりに横濱中華街に行ってみることにした。大晦日の雰囲気が、本場ほどではないにせよ、き
W杯で日本を応援してくれる中国の人たち
中国人が日本に敵対的だと思っている日本人は、残念ながら少なくない。しかしそれは、私の知る中国の普通の人たちの印象とあまりに違う。中国人に対して悪い印象を持つ人の中には、生の中国人と語った経験はなく、日々目にする嫌な政治のニュースに影響され、政治と市民を一緒にしてステレオタイプのイメージを持っている人も多いかもしれない。
今日本中を熱くしているサッカーW杯カタール大会。
中国では、多くのサッカーフ
中国語学習うん十年でも、 なかなか超えられない「発音の壁」
AJ少年、中国語との出会い中国語に最初に触れたのは中学生の頃だっただろうか。母親が学生の時に勉強したという古いぼろぼろのテキストがなぜか家にあり、当時の私にとっては”変な漢字”(簡体字)と不思議なローマ字の振り仮名、日本にはないタッチのイラストが、好奇心旺盛なAJ少年の心を妙にとらえた。
「放送」で中国語の音に馴染むその後、中学生になってからは、今考えるとまさにシンパを増やすための「国策」放送だ
中秋節「月が綺麗ですね」
9月10日は「中秋節(zhōngqiūjié ジョオンチウ・ジエ)」。
「中秋佳節 (zhōngqiū jiājié ジョオンチウ・ジアジエ)」とも呼ばれる。
(英語では、Mid-Autumn Festivalなど。そのままやん!)
日本ならば、「お月見でもするか。きれいだね。」程度の日かもしれないが、中国では、春節や清明節などと並び、家族が集まりとても盛大に祝われる日とのことで、最初とても驚い
赤ちゃん産んだら「坐月子(ズオ・ユエズ)」
「坐月子(zuò yuèzi ズオ・ユエズ)」という中国語をご存じだろうか。
日本語で言うと「産後の肥立ち」にあたるのだろうか。女性が出産後、1ヶ月にわたって身体を休めて養生する中華圏独特の「産後ケア」の伝統習慣だ。
私も実際に知らないので色々調べると、「これはダメ、あれもダメ」と1ヶ月間にわたって生活上の制約が加えられることが書かれていて、とにかく1ヶ月静かにしていなさい、というもののようだ
中国の「東北人」が、最も言われたくない言葉とは?
中国広し。気候も、食べ物も、言葉も、そして人の気質も、各地で大きく違う。
今日のテーマに入る前に、早速ちょっと脱線。とは言っても、もちろんテーマと関係あり。
私は関西出身だが、若い頃東京に出てきて衝撃的なことがあった。
それは、本当に人にお礼の気持ちを伝えたくて、「ありがとう!いやあ、本当にありがとう。助かった。本当ありがとうねー」と、何度も心をこめて「ありがとう」を連発して気持ちを表したつ
未明の成田空港 中国便に、あの「"ぶっ飛び防護服”の乗客」は、もういなかった。
先日、まだ空が白み始める前の午前3時半すぎに、成田空港を訪れた。中国東北部に帰る友人を見送るためだ。LCC(格安航空会社)専用の第3ターミナル。外は真っ暗で、ひっそりと静まり返って、人影もない。
フライトは7時半すぎ。「こんなに早く、4時間近く前に来る必要もなかろう。」私はそう言ったが、友人は「いや、中国人は並ぶのがいつも早いから」と言う。
果たして。プレハブのようなつくりのターミナルに足を踏