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図解の描き方・活用法

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図解の描き方やおすすめの図解本、図解の活用法などについてまとめました
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【図解おすすめ本・図解861】おすすめの図解本(2021/6/9更新)

【図解おすすめ本・図解861】おすすめの図解本(2021/6/9更新)

図解お茶会でよく「図解を学ぶのにおすすめの本は何ですか?」と聞かれるので、「まだ図解本を読んだことがない人向け」という切り口でおすすめ本をまとめてみました(紹介している本はすべて読了済みです)。

2020/06/28 ユニバーサルデザインに関する本を追加
2021/6/9 なんでも図解を追加。図解のバランス、色味調整。見出しを整理

なお、一度にすべて読もうとすると消化不良になりやすいので、まず

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【図解1961】2024年は「図解を『立体的』に見る」年にする

【図解1961】2024年は「図解を『立体的』に見る」年にする

【特殊型】今までは、描いた図解は「描いた時の視点」だけから見ていた。

2024年は、描いた図解を上下左右裏表から立体的に深掘りし、より多くの気づきを得たり発展した図解を描いていきたい。

昨年はありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

今年も「#note書き染め」として、今年大切にしたいことを図解で描き染めしてみました。

2024年に大切にしたいことは「図解を『立体的』に見る」で

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【図解1916】内容が多いほど「表現のノイズへの配慮」が必要

【図解1916】内容が多いほど「表現のノイズへの配慮」が必要

【グラフ型】1つのスライドの中で伝えたい内容が多ければ多いほど、受け手の脳には負担がかかる。

そこに多すぎる強調表現や不規則な色使いなどの表現面でのノイズが加わると受け手の脳の許容量を超えてしまい、受け手は情報を読み取ること自体を諦めてしまう。

伝えたい内容が多いほど、表現のノイズへの配慮が必要。

官公庁のスライドを見ていて感じたことを図解にしたものです。

ちなみに見たスライドは経済産業省

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【図解1854~1858】「心で描く図解」と「頭で描く図解」、他4枚(日常の図解メモ)

【図解1854~1858】「心で描く図解」と「頭で描く図解」、他4枚(日常の図解メモ)

日々考えたことや日常の一コマを図解にしました。

「心で描く図解」と「頭で描く図解」(2枚)図解を描くときの心と頭の状態について図解したもの。

私は基本的には心が動いて、頭を使う(構造を把握できる)ものを図解しています(右上のたのしいゾーン)。

ただ、試験勉強などでは実用重視で心はあまり動かなくても整理のために図解することもあり(右下の「勉強ゾーン」)、また心は動いても今の自分の表現力が追いつ

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【図解1851~1853】「心が動いたらまずメモ」して後で考える

【図解1851~1853】「心が動いたらまずメモ」して後で考える

【グラフ型】私の図解投稿は「インプット→感動→構造把握→下書き→清書→説明文→note投稿」という流れ。この流れのそれぞれの段階の量から、現在の自分の課題がわかる。

たとえば「図解の清書→説明文」で大きく下がっているなら、「描いた図解と向き合う時間が足りていない」ということになる(実際にはざっくりしたイメージで、数値化しているわけではありません)。

【グラフ型】最近は資格試験の勉強等で量的なイ

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【図解1829~1832】マーキングはまず「一区切り」まで読んでから、他3枚(日常の図解メモ)

【図解1829~1832】マーキングはまず「一区切り」まで読んでから、他3枚(日常の図解メモ)

日々考えたことや日常の一コマを図解にしました。

マーキングはまず「一区切り」まで読んでから本を読む時のマーキング(ポイントをマーカーペンや下線で強調すること)について感じたことの図解。

私は最近までリアルタイムでマーキングしていたのですが、これだと「個々の文章の意味把握」と「マーキングするべきか否かの重要性判断+手を動かしてマーキングするという動作」の頭や体の切り替えが頻繁に起こっていました。

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【図解1795】操作は早くしても「図解との対話」は削らない

【図解1795】操作は早くしても「図解との対話」は削らない

【グラフ型】図解作成にはそれなりの時間がかかるので、自分の考えをより多く形にするためにもスピードアップは必要。

その上で、操作は早くしても、図解の主な楽しみの1つである「作成しながらの図解との対話(内容の深掘りやデザイン面でのこだわり)」の部分は削らずに時間をかけることが大事。

私にとって図解は作品であり楽しみ。単純作業はスピードアップしつつ、「図解そのもの」にかける時間はしっかりと確保してい

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【図解1747】インプットは一度「言語化」し、それから図解にする

【図解1747】インプットは一度「言語化」し、それから図解にする

【特殊型】本や経験などからインプットがあった時、一足飛びにいきなり図解が思いつくことがある。これはとても楽しく気分の良い経験だが、直感に頼るところが大きく再現するのは難しい。

インプットを一旦言語化し、その構造を把握→図解化という手順を踏む方が、地味ではあるが図解する楽しみを継続的・安定的に得ることができる。

インプットは一度「言語化」し、それから図解にしよう。

インプットと図解の関係につい

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【図解1729~1731】図解する時の「3つの視点」

【図解1729~1731】図解する時の「3つの視点」

【サテライト型(変則)】図解をする時は「図解する内容自体の作成者」「図解の作成者(自分)」「図解を見る人」の3つの視点を意識することが大切。

【サテライト型(変則)】3つの視点のうち、土台になるのは内容作成者の視点。まずそれを押さえたうえで、図解する自分が強調したいことや、図解を見る人が興味があると思われることで優先順位をつけて内容を取捨選択し、図解にしていく。

【表型】なお、図解作成の目的に

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自分の描いた図解を気軽に見返せるように印刷。

普段使っているコピー用紙だと裏移りがひどかったので、両面印刷用の用紙を使ったところ許容範囲になりました🙆‍♂️

描いた図解はかけがえのない財産。これからも気軽に見返そうと思います😉

【図解1727】「相手を介した再取り込み」で図解がうまれた

【図解1727】「相手を介した再取り込み」で図解がうまれた

【反応型】自分が発言した内容を、相手が感想の形で文章でフィードバックしてくれ、それをきっかけに図解がうまれた。

自分の中に図解のタネがあっても、自分自身ではそれに気づけないこともある。他者との対話は自分の中の図解ネタを掘り起こすのにも役立つ。

先日開催した第19回図解お茶会をきっかけに生まれた図解です。

2/21に投稿した「もやもやしてきた人ほど納得感も大きい」の図解は図解お茶会当日~後日の

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【図解1714,1715】別領域の専門家でも「抽象化」すればわかりあえる

【図解1714,1715】別領域の専門家でも「抽象化」すればわかりあえる

【マトリックス型】図解は一般的には「専門家→非専門家(一般の人)への説明」や、「非専門家が非専門家へ自分の学びを紹介する(本の図解など)」場合に使われることが多い。

しかし、専門家同士のコミュニケーションに図解を活用できれば、お互いの深い知見をかけ算できるため大きな価値を生み出せる可能性がある。

【ピラミッド型】また領域が違う専門家同士も、お互いの専門性を抽象化したレベルで共通項を見つけてわか

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【図解1696~1700】「寒い」と図解が減る、他5枚(日常の図解メモ)

【図解1696~1700】「寒い」と図解が減る、他5枚(日常の図解メモ)

日々考えたことや日常の一コマを図解にしました。

「寒い」と図解が減るある寒い日の通勤中に、自転車をこぎながら思いついた図解。

寒いと「頭が冬眠モードになる」「寒さに気を取られる」の両面で図解ネタに気づきにくくなるように感じました。

さらに図解が減ると頭のキレもにぶるので、さらに図解に気づきにくくなるという悪循環……

天気や外気温はお天道様次第ですが、部屋の温度や保温性の高い衣服などできる部

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【図解1666~1668】図解はまず「自分と図解の関係」を固める

【図解1666~1668】図解はまず「自分と図解の関係」を固める

【特殊型】図解を描く時は、まず自分の把握した構造を図解に反映させる。つまり「自分-図解」の関係を固める。

そこが十分固まったら、次に強調や色使いなどの受け手を考慮した表現を加える(図解-受け手の関係に配慮する)、という順番にするとよい。

【特殊型】最初の「自分-図解」の部分が練り込み不足のまま受け手のウケを考え始めてしまうと、先に表現という外枠が固まってしまう。

そうすると、あとで練り込み直

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