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2021年1月の記事一覧

そのラーメン屋は、半ライスの量がたまに多い

そのラーメン屋は、半ライスの量がたまに多い

そのラーメン屋では、ライスが無料でついてくる。ライスのサイズは半ライスと普通盛りの2種類から選択できる。ここで浮上する問題が、「半ライス問題」である。

半ライス問題は二重構造を孕んでいる。第一に、近頃の僕は体型が気になる。ふと気づけば身体中に見慣れぬ肉がびっしりついていて、ジャンプするとぷよりぷより揺れる。ここ半年、食べたいものを、食べたいだけ食べてきた横暴の歴史が、脂肪という名の年表に刻まれて

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ゾンビと美の世界

何年か前にジョージ・A・ロメロ監督のホラー映画「ランド・オブ・ザ・デッド」を観た。
普段ホラー映画は避けているのだけれど、偶然見つけたブログで作中のとあるシーンが紹介されていて、なんとなくそこから興味を持って深夜にひとりで鑑賞することにした。

ゾンビ映画なので、一貫してショッキングな映像が続く。B級映画によくある良い意味の滑稽さもあまり感じない。でもホラーと言ってもライトなほうではあるし、所々で

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何も書けないときは、とにかく描写からはじめるんだった。

何も書けないときは、とにかく描写からはじめるんだった。

そうだったそうだった、こういうときは、とにかく指を動かすんだった。

ストーブの前であぐらをかき、あまりの眠気にスマホを何度も落とし、一度は仮眠をとったものの、やっぱりnoteの執筆は一向に進まない。

なぜか家にあったポン菓子ぽんこめ棒をふたつ、パリパリ食べる。

友人の細川一滴さんから招待してもらったClubhouseを覗いてみる。

メンタリストDaigoさんや落合陽一さんらが、お話しされて

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「あなたの自画像のキャラクターは?」

「あなたの自画像のキャラクターは?」

本日の気づき

私たちって自分はこういう人間だっていう自画像を保ち続けながら生きているんだと思うんですよ。
「私はおとなしい」とか「ボクは真面目」とか「オレはとがってる!」とかね。

でもそれって頭の中でのことなんですよね。保っている自画像が気に入らなければ、すぐにでもその自画像を捨ててしまえばいいだけのことだと思うんです。本当にそれくらい簡単なことだと思うんですよ。

たぶん変わることにブレーキ

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100本目の日常

100本目の日常

目が覚めるのは7:00頃。そこから二度寝するのが気持ちいい。
一緒に寝ている猫が「ご飯をくれ」と僕の顔を叩いて起こしてくる。
だが、僕は布団の心地よさから逃れられず、もうちょっとだけ…と布団の奥底に潜り込む。

観念した猫は妻を起こしに行く。
7:30頃、僕は妻に起こされる。

そこからいつものルーティンが始まる。7:30から8:30頃まで約1時間、パズルのように色んな作業を同時進行して、その作業

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お金になる文章とはなにか?

お金になる文章とはなにか?

今日は「お金になる文章とは何か?」についてお話ししたいと思います。

世の中にはいろんな文章がありますが、お金を払ってもらえる文章とそうではない文章があります。

いちばんわかりやすいのは「本」ですよね。

本というのは紙に文字が書いてあるだけなのですが、みんな1300円なり1500円なりを払ってくれます。

なぜ、この世には「お金を払ってくれる文章」と「払ってもらえない文章」があるのか? そこを

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ロールさせるのは面倒なのでロールしないキャベツを作った【レシピ】

ロールさせるのは面倒なのでロールしないキャベツを作った【レシピ】

ぷらすです。

今年は記録的寒波でビックリするくらい寒い日が続いてますよね。
そんな寒い日に食べたい料理といえば、おでん、鍋、シチュー、そしてロールキャベツじゃないでしょうか。

僕が子供の頃のロールキャベツは、コンソメスープで煮込むあっさり味が主流(というか「そういうモノ」だとみんな思っていた)で、おでんと並ぶ「ご飯のおかずにならない」メニューでしたが、今はトマトソースやホワイトソース、デミグラ

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互いに補い合いながら

互いに補い合いながら

今日は空が揺れているのを感じます。

こんな空は、
あまり見たことがありませんね。
太陽も左へ右へと振り子のようにゆらゆらと。

ついに頭がおかしくなったのか、、、。

いやいや、実は、
久しぶりにハンモックに揺られながら
空を眺めていただけなんです。
(ご安心を、、、、笑)

木陰で揺られながら本を読んだり、
Ipadでネットサーフィンしたり
自由きままな時間を過ごしていました。

浜辺で海を眺

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未来の手触りは優しい。 スマートホームデバイス「mui」がお店にやってきた話

未来の手触りは優しい。 スマートホームデバイス「mui」がお店にやってきた話

デジタルなアイテムが大好きだ。

スターウォーズをはじめとするSFもので、未来の世界にワクワクしながら成長した自分は、iPhoneのようなスマートフォンの誕生に狂喜し、スマートウォッチ、スマート照明等にも食い気味に飛びついてきた。
そこで満たされる未来へのあこがれは、興奮とともに急速に世の中に広がり、いまや日常になりつつある。

ただ、デジタルなあれやこれやが増えるたび、通知やブルーライトに目をや

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名もなきトースト

名もなきトースト

小学生の頃、トーストにはまったことがある。
いや、とろけるチーズやおしゃれな具をのせた今どきのトーストではない。第一、当時のわが家はまだオーブントースターではなかった。ポップアップ式の、赤い地に白抜きの花柄がついた、ザ・昭和のトースターでパンを焼いていた。私が夢中になったのは6枚切りの食パンをただトースターで焼いてバターを塗っただけの、シンプルなトースト。そうか、パンがおいしかったのか、なんて聞か

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エルサ、もう一度歌って

エルサ、もう一度歌って

ありのままに生きるということは、世間に背を向けることだと心のどこかで思ってた。でもいくらなんでもそれはない。礼節さえ大切にしていれば今はそんなに冷たい世間でもないはずだ。

「アナと雪の女王2」を観たあとからずっと考えてる。前作「アナと雪の女王」は、姉妹の絆を取り戻したという点ではたしかにハッピーエンドだったんだろうけど、私がエルサだったらあの物語の中で起こった出来事はかなり大きなトラウマになるだ

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新年の厄除け神事「面様年頭」

新年の厄除け神事「面様年頭」

年始の大寒波が過ぎ去り、道路の雪も一気に溶けてきました。一時は車で外出することも躊躇うほどでしたが、今は平常運転に戻ってきています。週末の天気予報にまた雪マークが出ていますが、今度はどれだけ降るのやら。

先週の「弥栄太鼓初打奉納」を撮ってから約1週間経ちました。今日は石川県輪島市の伝統神事「面様年頭(めんさまねんとう)」を撮影してきたので、今回も写真中心に紹介したいと思います。

面様年頭は、輪

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天才と運

天才と運

天才はできるんでしょ11歳になる息子に勉強を教えていたとき、どうしてもできない問題がありました。くり返しやろうとすすめる私に「できないんだから、もうやったってむだ」という彼。普段、彼が野球に勉強に頑張っていることは、よくわかっています。甘えてるんだとわかっているからこそ、こう諭しました。「くり返しやらないとできないよ。いきなりできることなんてないよ」と。

「天才はできるんでしょ」

と、最近マン

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