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2024年4月の記事一覧

結婚式で、荒野を思う 【ADHDは荒野を目指す】

結婚式で、荒野を思う 【ADHDは荒野を目指す】

 しばらくnoteを書く気が起きませんでした。

 それは。

 書くネタが浮かばなかったせい。 
 春になり仕事が多少忙しくなったせい。
 飼い犬が認知症になって夜鳴きが激しくなったことで、たびたび眠りを妨げられ、睡眠不足に陥ってしまったせい。
 
 それらの要因は、確かにありますが。

 それ以上に。

 「結婚式」にて、かなりのダメージを受けたのが、かなり大きい要因になります。

 残念なが

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【枠がないとできない、枠があるとはみ出る】ハイブリッドの苦悩 その2

【枠がないとできない、枠があるとはみ出る】ハイブリッドの苦悩 その2

苦悩その1では、ADHDとASD、
真逆の特性が牽制し合うことで
一見普通っぽくなってしまって
生きづらさがわかってもらえない。

という話をしました。

今回は、枠がないとできないのに
枠があるとはみ出てしまう件についてです。

見えるものには強いけど
目に見えないものに弱くて、
暗黙のルールや行間を感じ取るとか
読み取るのが難しいASD。

ルールがあるなら教えてほしいし、
なんなら書いといて

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ばあちゃんの日の丸弁当が日の丸じゃなくなった日

ばあちゃんの日の丸弁当が日の丸じゃなくなった日

「お前もっと機転を利かせろよ!」

社会人になりたての頃は、マニュアル通りの仕事しかできなくて、こんなことをよく上司に言われていた気がする。

機転が利くとは、臨機応変に対応し、柔軟に状況を判断して適切な行動を取る能力を意味するらしい。
これを調べた直後、ふと私のばあちゃんの日の丸弁当を思い出した。

私は幼い頃に両親が離婚し、父子家庭で育った。
父方の祖父母は私をとても可愛がってくれて、私にとっ

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しげしげと眺め入る、山里の暮らし

しげしげと眺め入る、山里の暮らし


はじめに 先日、二度目の利用となるおてつたびで山里の暮らしを体験した。行き先は、福岡から遠く離れた土地、飛騨の山里にひっそりとたたずむ種蔵集落。今回お世話になったのが、集落にたったひとつの宿泊施設「板倉の宿 種蔵」を運営する掛川さん。築100年以上の木の香りに包まれたお宿で、耳を澄まし、手で直に触れ、香りをいっぱいに取り込み、ひとくちひとくち咀嚼し、じっくり目を凝らす、、そんな6日間を過ごした。

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何をしても楽しめない。
集中できなくなった。
ご飯がつくれなくなった。
朝、起き上がれなくなった。
不意に涙が出る…。

それは身体が発しているサインです。

今はしっかりと、自分の身体と心を休めてあげましょう。

親友が逝って12年が経ち、父が逝ってからは20年以上も経っている…

親友が逝って12年が経ち、父が逝ってからは20年以上も経っている…

「本当に聞こえるんだよ。
 空耳とかじゃないんだ」

13年前、親友のミッチくんが、僕に、【幻聴】の体験を語ったときのセリフです。

🍀🦖🍀🦖

僕には、小・中・高と、ずっと一緒だった親友がいました。
過去形なのは、ミッチくんは12年前に他界したからです。

高校を卒業して、田舎から上京して、僕は八王子市の独身寮暮らしでした。
ミッチくんは日野市に住んでいました。
「なんだ、メッチャ近いじ

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子どもにしてあげたいこと

子育てをしていて
これは自分のセラピーではないかと
錯覚することがある

私は私
子どもは子ども
別の個体だ

分かってはいるが
ふとした時に
自分が子どもの頃に感じていたことや
親にされたことが
フラッシュバックして
境目が分からなくなる瞬間がある

一般的に親、特に母親は
子どもの人生を
自分の人生のリベンジマッチと
してしまうことがあるようだ

多かれ少なかれ子育てには
自分と子どもを重ね合

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