マガジンのカバー画像

いろんなテーマのコラム

95
毎回いろんなテーマを据えてコラムにしています。
運営しているクリエイター

#闘病

2月13日(木)めちゃめちゃ病人

2月13日(木)めちゃめちゃ病人

SNSのプロフィール欄は難しい。人生を語るには短すぎるし、万人の心を掴むパンチラインも思い付かない。

よって、自分の経歴や好きなもの、創作の方向性について簡潔にまとめることになるのだが……

その時に病人について回る問題が、「SNSのプロフィール欄に病気について書くか否か」である。

きっと、非・病人からすれば、まあまあどうでもいいことだろう。

「そんなことどっちでもよくない?そもそも誰も気に

もっとみる
1月27日(月)言葉が分かれば10倍伝わる(お能とかオペラとか)

1月27日(月)言葉が分かれば10倍伝わる(お能とかオペラとか)

Eテレでお能の映像を放送していたので途中から見た。演目は「隅田川」。

隅田川の船に乗ってる一人の女(能面を付けている)。船頭と同船者の世間話をたまたま聞く。

「男の子が亡くなったそうだ」
「京都の白川から来た子だそうだ」
「(それ……私の息子……!!)」

と、又聞きに息子の逝去が発覚する気の毒な話だった。

その後、母親が船頭たちに打ち明け話をして、お焼香を上げに行くと、息子の幻覚が見える。

もっとみる

1月25日(土)自分のために書いて、自分のために生きる

文章を書く動機は人それぞれだとして、近頃の自分は「誰かのため」を想定しすぎていた。自分の言葉で誰かの心が軽くなったら本当に素敵なことだけど、じゃあ、自分は?自分の心は軽くなってる?というと、全然、なってなかった。

読まれるためのタイトルを、みんなが知りたい内容を、共感されそうなエピソードを、誰も知らない世界の話を、書いても書いても自分の心は軽くはならず、どんどん漬物石に押し潰されるみたいになって

もっとみる
病人にアドバイスをしない方がいい理由

病人にアドバイスをしない方がいい理由

病人をやっているとめんどくさいことが山ほどある。

まず大前提として、「病人」というライフワークは好きでやっていることではない。職業は、現代の日本社会においては、よほどの事情がない限り、個人の選択に基づいて就くことができるものだ。そこには好き嫌いといった本人の意思もある程度は介在する。

一方、病人職は、好き好んで就く人はまずいないだろうし、好き好んだとしても意思だけで病気になれるものではない。天

もっとみる
コンディショナーはもう古い?オールインワンシャンプーの魅力/サボリーノのトリートメントシャンプーを1年間使った感想=最高!

コンディショナーはもう古い?オールインワンシャンプーの魅力/サボリーノのトリートメントシャンプーを1年間使った感想=最高!

品切れすると困るけど、かといって製造中止になっても困るので、迷った挙げ句ついに愛用のシャンプーについて書くことにしました。ちなみにPR広告やアフィリエイトではありません。完全なるただのファンです。この記事を書くことによって万が一商品が売り切れたりして困らないように、記事執筆前に3つ詰替え用を注文したので準備は万端です(心配性)。

サボリーノ
髪と地肌を手早クレンズ
トリートメントシャンプー

もっとみる
私の闘病体験談 | 線維筋痛症、筋痛性脳脊髄炎(慢性疲労症候群)について | 症状、治療法の情報サイトをまとめました | 周りに病気の人がいたら

私の闘病体験談 | 線維筋痛症、筋痛性脳脊髄炎(慢性疲労症候群)について | 症状、治療法の情報サイトをまとめました | 周りに病気の人がいたら

■いつもの読者様へいつもブログを読んでいただきありがとうございます。兼ねてから私の持病の解説を記事にしてこのブログに投稿していましたが、今回もまた新規読者の方向けに、病気関連のお話を書きます。既にご存知の方は読み飛ばしていただいても大丈夫です。これまでいくつか書いてきた病気情報の記事は、私体験に基づく内容や医療的に確証が取りにくい情報が入り混じっていました。繊細な題材を扱う上で、情報発信の形として

もっとみる
おいしいもん話|寝たきりグルメのススメ

おいしいもん話|寝たきりグルメのススメ

寝たきり生活を送っていると俗世の食べ物と縁遠くなりがちだ。そこで「寝たきりグルメ」と称し、家や入院先でも食べられる美食を探求していくことにした。病気の方はおねだりアイテムとして、健康な方はお見舞いアイテムとして、参考にされてみてはいかがだろう。

なお、私の病気だと特に食事制限がないため、糖質の高いもの、刺激物、消化に悪いものなども普通にもりもり食べる。この半年で5キロ太ってしまったのは言うまでも

もっとみる
読書記録|『夏がとまらない』を読んで|「あかん人たち」の住む世界

読書記録|『夏がとまらない』を読んで|「あかん人たち」の住む世界

(2017年10月3日執筆)

またしても藤岡拓太郎さんの虜になってしまった。9月の末に出版されたギャグ漫画、『夏がとまらない』。夏がとまらないというか、夏がそこにある、という感じがする。この本を開くたび、とまったままの夏が待っていて、私は2017年の夏に思いを馳せるのだろう。

大学を出てすぐ留学をして、私は長いこと海外にかぶれていた。ゆりやんレトリィバァのギャグ「あんたの英語バリヤバイ」系の巻

もっとみる
線維筋痛症ライフハック|湯船で爪を切ると楽♪

線維筋痛症ライフハック|湯船で爪を切ると楽♪

このページは個人ブログです。患者である私個人の体験と過ごし方を書いています。医師や専門家の監修は受けていませんので、ご留意くださいませ。

■はじめに線維筋痛症仲間の皆さん、爪が痛垣退助で切れない時ってありませんか? 患者さんによって症状は様々だと思うのですが、私の場合、爪の先に何かが触れると、それが刺激となって爪から指から全身が痛くなってしまいます。

爪って爪の根元から先端に向かって生えている

もっとみる