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「だが、情熱はある」のとんでもない色メガネ
休日にラジオを聴いていた。テレビの音は不快だけれどラジオの音声はとても心地よい。
木村拓哉さんのラジオ番組にキンプリの人が出ていて、最近出演したドラマの話をしていた。オードリー若林さんの役をやったという。
「ドラマやるときに木村さんに言われたじゃないすか。モノマネになっちゃいけないって。」
若林さんに軽く寄せて話すその声は、若林さんそっくりだったので単純に驚いた。
すごい似てるじゃん。どん
ブラッシュアップライフのススメ
悪いことすると地獄にいくよ。エンマさまに舌を抜かれるよ。
幼い頃そんなふうに脅された経験はないだろうか。多くのひとが経験することだろうと思う。絵本で見た地獄絵図とエンマさまと針山はとてもリアルで、信じるかどうかは別として単純に怖かった。
死後の世界を使って大人たちはこぞって脅してきた。
バチがあたる、おてんとさまは見ている、化けて出る、すべて自分に返ってくる等々も。
加えて私の母は一時期、やた
「俺と師匠とブル―ボーイとストリッパ―」を堪能した
桜木紫乃さんの著作「俺と師匠とブル―ボーイとストリッパー」を読んだ。
直木賞を受賞された「ホテルローヤル」を読むつもりだった。いずれは、いずれはと思いながら読めていなかった「ホテルローヤル」をいよいよ読むのだ、と意気込んでいたら、先にこの題名に心を奪われてしまった。
「俺と師匠とブル―ボーイとストリッパー」
なんてかっこいいんだ。
長い題名って本当にかっこいい。
「限りなく透明に近いブルー」
ゴジラ-1.0を観た
自分にとってはアイコンくらいの存在でしかなかったゴジラのテーマ曲。
日本人ならばかなりの数の人が知っているであろうこのテーマ曲。あらためていい曲だなあと思った。今回、映画ゴジラ-1.0をを観て思ったのは映画の音楽と音についてだった。
細部まで作りこまれた戦後の風景と戦闘機、海と船。ゴジラの光る背びれも神木隆之介も、ダイナミックなCG、VFXと共に目の前でむくむくとふくらんでスクリーンをガガガーっ
胸にささりすぎた「LIGHTHOUSE」
8月末でパート仕事をやめて、家にいる生活を送っている。ずっと働いてきたのでなんだかよくわからない秋の始まりで、落ち着かないけどぼんやりしてしまっていた9月の頃、Netflixで「LIGHTHOUSE」の配信が始まった。
星野源さんとオードリー若林さん、すごくしっくりくる組み合わせだ。二人ともすごく好きだけど星野さんは特に好きで、曲も好きだし彼が書くエッセイも好きだし、映画も好き。実は星野さんじゃ
海街diary すず
海街diary。この映画が本当に好きだ。いつも心の奥底にあって目立たないけど、たまに思い出しては観たりする。ふいに観たくなる。オープニングが好きだ。次女役の長澤まさみが彼氏の家から朝帰りする場面、海沿いの道を歩く彼女の後ろ姿を見ながら堤防に海街diaryの文字がフワっと浮かぶのを見る。何とも静かで朝の潮の匂いがしてきそうで、子供の頃に行った海沿いの旅館の朝を思い出す。朝窓を開けた時の潮の香り、朝ご
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