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雑多な事を書いています 忘れてしまわない様に忘れたくない事を書いています

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最近の記事

推しに抱きしめられる

高井さんのこのポストがとても好きで何回も見返している 永遠の推し。私の推し。確かにそうだ あまりにしっくりしすぎて笑ってしまう 私には1番目の推しと2番目の推しがいる 1番目だから2番目だからとかという差は全くない。ただ単に初めに出会ったのが1番目で次に出会ったのが2番目というだけ。推し具合は同等である 推し1号は社会人になり1年が経った。推し2号はまだ大学生だ 2人共東京に住んでいる 推し1号が部屋が汚くなったといえば飛んで行って朝から晩まで掃除する 大好きな新

    • 店員の荒川さん

      オードリー若林さんのYouTubeチャンネルに、オーダースーツを買いに行くという回がある。 もう何回も繰り返し観ていて、疲れたり、のんびりしたい時は必ずと言っていい程観ている。 若林さんが番組を通じて知り合ったスーツのお店「SADA」にオーダースーツを作りに行き、生地選びからじっくりと決めて行く様を延々と映しているもので、取り立てて面白いものではないのかもしれないが、「SADA」の店員の荒川さんがもう最高なのでお伝えしたい。 みなさんは洋服を買いに行って店員さんに話しかけ

      • 「だが、情熱はある」のとんでもない色メガネ

        休日にラジオを聴いていた。テレビの音は不快だけれどラジオの音声はとても心地よい。 木村拓哉さんのラジオ番組にキンプリの人が出ていて、最近出演したドラマの話をしていた。オードリー若林さんの役をやったという。 「ドラマやるときに木村さんに言われたじゃないすか。モノマネになっちゃいけないって。」 若林さんに軽く寄せて話すその声は、若林さんそっくりだったので単純に驚いた。 すごい似てるじゃん。どんなドラマなんだろう。 そしてどんなドラマなのかとさがしてみたら、Huluに発見

        • ペキンのはなし

          私が小学生の頃、ペキンと呼ばれているおじさんが居た。あだ名だが、なぜペキンなのか、どういう由来でペキンなのかは全くわからない。だれも知らないけれど彼はペキンと呼ばれていた。 白髪交じりのオールバックで肩につくくらいの長髪は、いつも後ろに無造作になでつけられていた。肌は浅黒く、作業着のようなズボンに、いつも下駄を履いていた。肌着のようなシャツに肩からはタオルをかけていて、恰幅がよかった。 ペキンは空地に住んでいていつもギラギラと目を光らせて、自分の土地に誰か入って来ようもん

          ブラッシュアップライフのススメ

          悪いことすると地獄にいくよ。エンマさまに舌を抜かれるよ。 幼い頃そんなふうに脅された経験はないだろうか。多くのひとが経験することだろうと思う。絵本で見た地獄絵図とエンマさまと針山はとてもリアルで、信じるかどうかは別として単純に怖かった。 死後の世界を使って大人たちはこぞって脅してきた。 バチがあたる、おてんとさまは見ている、化けて出る、すべて自分に返ってくる等々も。 加えて私の母は一時期、やたらと宗教めいた事をいう時期があって、 「死んだ後の魂は永遠に続く」 「たましい

          ブラッシュアップライフのススメ

          「俺と師匠とブル―ボーイとストリッパ―」を堪能した

          桜木紫乃さんの著作「俺と師匠とブル―ボーイとストリッパー」を読んだ。 直木賞を受賞された「ホテルローヤル」を読むつもりだった。いずれは、いずれはと思いながら読めていなかった「ホテルローヤル」をいよいよ読むのだ、と意気込んでいたら、先にこの題名に心を奪われてしまった。 「俺と師匠とブル―ボーイとストリッパー」 なんてかっこいいんだ。 長い題名って本当にかっこいい。 「限りなく透明に近いブルー」 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」 「時計じかけのオレンジ」

          「俺と師匠とブル―ボーイとストリッパ―」を堪能した

          つじつまのあわないひと

          つじつまのあわないひと。それは私の母親のことである。 今年81歳になる母はマンションで一人暮らしをしている。一人暮らし歴は10年以上になるが、室内はいつも整えられ掃除が行き届いており、きちんと自炊もしていて、運転もしている。10年前からほとんど変わっておらず、元気で持病もない。認知症などもなくこのままずっと元気でいてくれるんじゃないかと思ってしまう程頼もしい。 そんな彼女は昔からどうもつじつまが合わない人である。 先日、お米をたくさんもらったからあげる、との連絡があり久

          つじつまのあわないひと

          ゴジラ-1.0を観た

          自分にとってはアイコンくらいの存在でしかなかったゴジラのテーマ曲。 日本人ならばかなりの数の人が知っているであろうこのテーマ曲。あらためていい曲だなあと思った。今回、映画ゴジラ-1.0をを観て思ったのは映画の音楽と音についてだった。 細部まで作りこまれた戦後の風景と戦闘機、海と船。ゴジラの光る背びれも神木隆之介も、ダイナミックなCG、VFXと共に目の前でむくむくとふくらんでスクリーンをガガガーっと駆けめぐった。クライマックスに向かってとてもワクワクして楽しかったのは、背後に

          ゴジラ-1.0を観た

          モンゴルのひと

          もうかれこれ20年以上は経過した。初めてモンゴルに行ったのは私が23歳くらいの時で、社会人3年目、独身、実家住まい、社会も世間もナメくさっていた頃の事だ。 なにをナメていたのか書きながらもいまいちわからないが、今の若い人たちを見ると、自分が過ごした20代がいかに浮かれ調子で無責任でアホだったのかがよくわかる。そして世の中もそんな雰囲気だった気がする。 週末になれば街は人でごった返していた。昼間の百貨店も夜の飲み屋街も人だらけで、ブランドもので着飾った人がたくさんいた。若い新

          モンゴルのひと

          胸にささりすぎた「LIGHTHOUSE」

          8月末でパート仕事をやめて、家にいる生活を送っている。ずっと働いてきたのでなんだかよくわからない秋の始まりで、落ち着かないけどぼんやりしてしまっていた9月の頃、Netflixで「LIGHTHOUSE」の配信が始まった。 星野源さんとオードリー若林さん、すごくしっくりくる組み合わせだ。二人ともすごく好きだけど星野さんは特に好きで、曲も好きだし彼が書くエッセイも好きだし、映画も好き。実は星野さんじゃなくて「源ちゃん」て呼んじゃってるし、日本ガイシホールで「げんちゃーーん!!!」

          胸にささりすぎた「LIGHTHOUSE」

          娘の部屋を掃除した

          「掃除をしにきて欲しい、もう自分ではどうしようもない域にまで達してしまった。」 という娘からの電話。 今年社会人になった娘の住む東京のアパートはワンルームだ。広さは12畳くらいでわりと広めなのはグランドピアノがおいてあるから。彼女は音大を卒業して今年音楽の教師になった。 娘は掃除がとても苦手だ。といってもゴミ屋敷にしてしまうだとか足の踏み場がないとかっていうことじゃない。 それは風呂場は赤カビだらけで排水溝を開ければもうヘドロ状の汚れが溜りにたまっていて、台所にはいつ洗っ

          娘の部屋を掃除した

          くもをさがす 読みました

          本が売れない時代だ。とよく聞く。 スマホが登場してから時代は本当に劇的に変化した。生活や人との関わり方、物の考え方まで変わったのではないか。インターネットという人々の理想と願望を満たす便利なツールが自分の手元にやってきたのだから無理もない。 自分から労力を使っていかなくてもむこうから来てくれる便利さ。買いたいものも好きな動画もコンテンツも情報も欲しいものは自分のポケットやバックに入っている小さな機械にすべてつまっている。要らなければ切り捨てればいいし見ないという選択肢もある

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          ミッドナイトスワン 哀しみの水色

          公開当時かなり話題になっていていつか観ようと思っていた。いよいよネットフリックスにやってきた。待ってました。 草彅剛さん、すごかった。トランスジェンダーとしての凪沙、一果への想い。悲しみ、痛みが冷たい冬の雨みたいにずっと降っている感覚。 その対比が少女の一果で、つらい生い立ちでありながらも、バレエを舞う姿はその生い立ちを覆い隠してしまう程の美しさで、観ている私にも彼女が踊って振り上げたその手の先に大きな劇場や世界が見えた気がした。 ニューハーフバーで働く、トランスジェンダ

          ミッドナイトスワン 哀しみの水色

          ちひろさん

          「ちひろさん」を観た。この感じ、空気感。昔観た「パーマメント野ばら」を思い出した。どちらも漫画が原作だということは共通しているが、監督も違うし作者も違う。 考えてみると、舞台がどちらも海辺の田舎町で、どこにでも居そうな親しみがわくキャラクターが常に登場するところと、相反してどこか非現実的な要素が含まれているところが共通しているのだと思う。 そして私はこんな雰囲気のお話がすごく好きだ。 お弁当屋さんの看板娘のちひろさんは元風俗嬢。そんな過去を隠すわけでもなく、飄々とゆるく暮

          ちひろさん

          青春よ。

          この題名を見た瞬間から、もう居ても立っても居られないような、こそばゆいような、ひどく懐かしいのにドキドキするような、それでいてホッとして暖かいような、何だか激しく揺れ動く気持ちの置き所がない。というのもこの本は私の青春時代を共に過ごした大切な本だからだ。 青春と言っても社会人2年目くらいの頃に出会った本だ。とにかくおもしろくておもしろくて夢中になって読んだ。 本を読むのが好きだった。実家暮らし独身女で実家に食費も入れずの無責任お気楽適当子女だった私は気になる新刊がでればわ

          青春よ。

          海街diary すず

          海街diary。この映画が本当に好きだ。いつも心の奥底にあって目立たないけど、たまに思い出しては観たりする。ふいに観たくなる。オープニングが好きだ。次女役の長澤まさみが彼氏の家から朝帰りする場面、海沿いの道を歩く彼女の後ろ姿を見ながら堤防に海街diaryの文字がフワっと浮かぶのを見る。何とも静かで朝の潮の匂いがしてきそうで、子供の頃に行った海沿いの旅館の朝を思い出す。朝窓を開けた時の潮の香り、朝ごはんの海苔のパリパリ感。非日常の楽しかった思い出が頭の奥底から無意識に顔を出し、

          海街diary すず