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国立新美術館「イヴ・サンローラン展」
残暑厳しい秋のある日、国立新美術館で開催中の「イヴ・サンローラン展」へ行ってきました。
今、当たり前のように女性たちが働きやすく、実用的でエレガントなファッションが着られるようになった背景にはイヴ・サンローランのモード革命があったからこそだと、展覧会で彼が社会に与えた絶大な影響の大きさを初めて知り、自分の無知さに肩をすくめたい気持ちになりました。
彼がいかにして40年間、モードの帝王になりえたの
世界で最も古い劇団コメディ・フランセーズ
フランス滞在中はもともと演劇、ミュージカルが好きなので
豪華絢爛なパリ・オペラ座からカフェと併設しているような小劇場まであらゆる劇場に足を運びました。
中でも印象的だったのはコメディフランセーズ。
1680年にルイ14世の命で始まった王立の劇団は
世界で最も古い劇団と言われています。
王政がなくなった今では国立劇団となり
劇団の最高責任者はフランス大統領が直接任命します。
300年の間、「モリエ
コンテンポラリーアートの殿堂「パレ・ド・トーキョー」
フランスの観光の際、古典的な美術作品に疲れたら
気分を変えて現代アートはいかがでしょうか?
パレ・ド・トーキョーは、セーヌ川をはさんだエッフェル塔の向かい側に位置し、絵画やインスタレーション、デザイン、映画、コンテンポラリーダンスに至るまでフランスや世界の現代アートを紹介する近代美術館となっています。
インスタレーション、彫刻、絵画、ドローイング、映像、オブジェなど
展覧会では環境問題をテーマに
フランス映画「彼女のいない部屋」
現実と希望のはざまで朝は23℃、渋谷は秋の兆しが感じられる中
フランス映画「彼女のいない部屋」を鑑賞しました。
早朝、二人の子供と夫を残し車で出ていく妻。
平凡に暮らしていた家族4人にいったい何が起きたのか?
マチュー・アマルリック監督は
「彼女に何が起きたのか、
映画を見る前の方々には
明らかにしないでください」
と観客に伝言しています。
はたして今観客に見せられているのは彼女が見ている幻
創造力は眠っているだけだ
2年前、渋谷のIT企業を経てフランス雑貨の店を始めることにした。飽き性の私が10年も勤めていたので紆余曲折はあったけれど総合的に良い会社だったと思う。
私はHTMLのHも知らぬ素人だったし、インターネットがピーゴロンゴロン、と懐かしいメロディを奏でながら接続を待つ黎明期から爆発期を経てネットショップのイロハを本当に勉強させて頂いた。
サラリーマンをしながら年に1回パリ旅行のついでに買ってきた雑
そごう横浜、小さいときの思い出。
世界じゅ~うどこだ~って笑いあーり!涙あーり♪
「小さな世界」の歌がそごう横浜と関係していると聞いて、神奈川出身の方はピンとくるのではないでしょうか。
巨大なデパートが横浜にやってきた1980年代、そごうの計画が持ち上がった時、「横浜駅にとにかくとてつもなく巨大なデパートが来る」と横浜では大きな話題になりました。
何しろ、キャッチコピーが「横浜が生んだ、世界最大級の百貨店」。そりゃあもう何が来
フランス・ポスター画家の巨匠・レイモン・サヴィニャック
1951年、トブラーチョコレートの広告に使われたイラスト
チョコレートをべったりつけたこの男の子の顔に見覚えはないでしょうか?見ているだけでハッピーになれるイラストを描き、エールフランスやルノーなどの世界的企業の広告を次々と手がけたのはフランス・パリ生まれのイラストレーター、レイモン・サヴィニャックです。
ユーモアにあふれた愛らしいイラスト
フランスのポスター作家、レイモン・サヴィ