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生き方の参考書

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2023年9月の記事一覧

#085 ソーシャル・ビジネスとクリティカル・ビジネスの違い

NOTEの記事ではちょとちょこと「クリティカル・ビジネス」というテーマに触れています。初出はこちらの記事でしたね。

社会批判・社会運動としての側面を強く持つビジネスが「クリティカル・ビジネス」ということになるわけですが、読者の中には「山口のいうクリティカル・ビジネスというのは要するにソーシャル・ビジネスのことじゃないか。なぜ今さら、混乱するような新しい用語を持ち出してくるんだ」と思われた人もいる

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#084 重要なのは「課題の発見」なのではなく「課題の生成」

昨今は「問題の発見」「課題の発見」が重要だとよく言われますが、ものすごく違和感があるのですね。

というのも、問題や課題が「あるべき姿と現状のギャップ」として定義される以上、これはそもそも、何処かの誰かによっていずれは発見される客体ではないからです。「問題」というのは本来、個人の認知的操作によって作り出される、あえて言えば一種の主体的生成物です。

人が何かをして「問題だ」と宣言するとき、そこには

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#083 スジの悪い努力の断捨離

第4章 スジの悪い努力の断捨離

皆さんこんにちは。ここのところ数回にわたって「時間のポートフォリオ」という観点から「スジの悪い仕事の断捨離」が必要だというお話をしてきました。

本記事では、もう少し枠組みを広くとって「努力」について考えてみたいと思います。というのも仕事においても余暇においても「スジの悪い努力」は人生を食いつぶす大きな要因になるからです。

一般に「努力」はすべからく良いものだと

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門外漢だからこその強さとは

門外漢だからこその強さとは

昨日はHIU発の全国ベーカリーチェーン『小麦の奴隷』のFC本部を運営する『株式会社こむぎの』の全社懇親会。経営陣以下パンの製造をする講師や、管理部の人、社外役員なども混じえての初の交流会となった。

小麦の奴隷関連は、普段オンラインでのやり取りを行っている。新規企画なども生配信のタイミングを除いてオンラインで話し合うことが多いのだが、やはりリアルで会って話をするとスピード感が違うものだ。

※この

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アトピー性皮膚炎についての対応策をアップデートしてみている

アトピー性皮膚炎についての対応策をアップデートしてみている

子供の頃からアトピー性皮膚炎で悩まされている。治療といえばステロイド外用薬、いわゆる副腎皮質ホルモンの強弱で抑えていくという方法を取っていた。ステロイドは即効性が高いが、長期で使っていくと毛細血管の拡張などを引き起こしていく。顔などは吸収率が15倍ほど他の皮膚に比べて高いのでいわゆる赤ら顔になったりする。幼少期はそんなことを調べることも出来なかったし、大人になっても免疫がさがったときに出る症状に対

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インバウンドを呼び込む2つのルート

インバウンドを呼び込む2つのルート

WAGYUMAFIAのインバウンドが絶好調である。
新型コロナの影響は完全に脱したと言える状況だ。まだまだメインランドであるチャイニーズの戻りは限定的ではあるが、欧米勢の旺盛な需要がある。
今週はF1ウィークということもあり、トップドライバー達がレースの前の腹ごしらえに続々とやってくる。

このインバウンド客の来訪の裏には、WAGYUMAFIAが地道に実施している、誰にでもできる“あること”が関係

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#082 「出世しなくてもいい」病について

キャリアは一種の投資ゲーム先日、いくらやっても自分の人生の豊かさにつながらない「スジの悪い仕事の断捨離」というテーマで記事を三連発で挙げました。

あらためて内容をかいつまんで確認します。

まず、キャリアの出発点においてはみんな持っているものは同じ、一日24時間という時間資本だけです。この時間資本を上手に投資すると、これが人的資本や社会資本に転換され、さらにこれが金融資本となって自分に戻ってくる

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#081 いま欲しいのは「マジメな不良」

「マジメさ」には二種類ある先日、いくらやっても自分の人生の豊かさにつながらない「スジの悪い仕事の断捨離」というテーマで記事を三連発挙げました。

ざっくり言えば「クソ上司からの仕事は適当に受け流せ。自分の成長や評判につながる仕事を強かに見抜いて、その比率を高める時間ポートフォリオを作ろう」というアドバイスをしたわけですが、多くの人は「そんな不マジメなことはできない」と直感的に思ったのではないかと思

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人生最後の大きなチャレンジの戦略を考える

人生最後の大きなチャレンジの戦略を考える

 最近忙しさが落ち着いて物を考える余裕が出てきた。三流のプログラマの自分が、夢だったAzure Functions チームにも3年以上何とか首にならずに頑張れている。
 自分は正直お金はどうでもよいが、自分が胸をはって「自分はソフトウェアエンジニアです」と言えるようになりたい。
 目標は明確であった方が良いので、自分は「プリンシパルエンジニア」を本格的に目指すことにした。それは5年かかるのか10年

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世界一になるために一番大切なもの

世界一になるために一番大切なもの

海外からのオファーは僕はミーティングする前にほとんど断ってしまう。その中で進んでいたとしてもちょっと違うなと思ったらすぐに丁重にお断りする。昨日もそんな話だったとにかくお金はあると積まれるのだがあまり興味ない。「なぜですか?せっかくなのに。僕らは一兆円持っているのですよ」と力説されるのだが、それだったら美味い冷奴の一丁にミョウガをたっぷり入れて食べる方を取る。要は人生金ではないということだ。僕は会

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“なんとなく”の習慣がもたらす損失

“なんとなく”の習慣がもたらす損失

キリのいい数字に合わせてサービスをローンチしたりとか、プレスリリースを打ったりする。そんなことが何故か習慣化しているのが理解できない。
先日もインターステラテクノロジズの広報部門が「宇宙の日(9月12日)に合わせて最新のチームメンバーの集合写真を出して採用PRする」なんて書き込みを社内グループウェアにしていたのだが、それを読んで「謎だなぁ……」なんて思ったりしていた。

▼IST採用ページ
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トップインフルエンサーの見えない努力と対応力

トップインフルエンサーの見えない努力と対応力

今日もBOSF23、別府お湯ぶっかけフェスの話題で恐縮だが、レペゼンフォックスのDJ社長の企画力というか柔軟性にビックリしている。10日くらい前のことなのだが、ちょうど私が北九州に用事があるタイミングで、彼らが主催するイベントが北九州で開催されていたので、BOSFの告知も兼ねてDJ社長の誕生日をお祝いするってのをやることになった。

しかも、このイベント自体決まったのが開催の一週間前というのだから

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毎日をデザインするという習慣

毎日をデザインするという習慣

1歳の子供が生まれて自分の時間を確保するために、色々な工夫が必用だ。どんなに遅く帰ってきても起きる時間は同じ時間にしている。朝一でウォーキングして、ジョグしてから階段トレーニングしてから、アメリカとロンドンとミーティングするというのが常だ。8時からのこの数時間が猛烈に頭の回転が冴えている。今日も物凄いアイディアでのブレストが続いた。世界が驚く規模の話だが、実現できたら本当に最高だ。もう僕らは世界の

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9/7 札内

☀️|☁️ 26℃/17℃

本日の訪問販売は札内での販売
札内は帯広市街のすぐ隣にある町

まずは、インターステラテクノロジズ本社へ販売に 
段々と社員さんの顔覚えてきた〜

そしてクルマを1時間ほど走らせて札内へ。
今日はいつもと違った音楽を聴いて気分転換。
習慣って怖いものでお気に入りのプレイリストをタップしてしまい、知らず知らずのうちに同じものばっかり聴いてしまうんだよなぁ....

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