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自分の考え方のエッセイ的なもの

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僕(犬養)の考え方にふれてもらえるマガジンです。ここに収められている記事を読んでもらうと、だいたい僕の性格や傾向など分かってもらえるのではないかと思います。
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#経営

うちの会社が目指す「心の豊かな暮らし」とその働き方

うちの会社が目指す「心の豊かな暮らし」とその働き方

先日、岡山県のノートルダム清心女子大学さんでの講義で弊社のことを話させてもらう機会がありました。

その授業はマーケティングがテーマとのことですが、今までのマーケティング、資本主義、消費社会って限界に来ているのではという文脈で話されているそうです(というのが僕の理解)。

そうした文脈と、自分がやっている株式会社行雲という会社の仕組みと設計の話はリンクするかもということで、そんな話をさせてもらいま

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飲食業未経験からどうやってミシュランの星を獲得する料理店を経営できたのか

飲食業未経験からどうやってミシュランの星を獲得する料理店を経営できたのか

こんにちは。
倉敷の美観地区で『株式会社行雲』という会社をしている犬養といいます。

美観地区を中心に、古民家のカフェ、岡山のものしか扱わないライフスタイルショップ、手しごとのものに触れる宿などをしています。

この会社の経営者としていま6年目なのですが、それまではサラリーマンをしており、自分で飲食店やショップを運営したことは全くありませんでした。

そんな自分が経営する行雲という会社で、ちょうど

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会社の名前を『行雲』にした理由

会社の名前を『行雲』にした理由

今日からいくつか、 #名前の由来 シリーズを書いてみます。

最初はまず僕がやっている倉敷美観地区の会社『株式会社行雲』について。

「行雲流水」から『株式会社行雲』という名前は、第一には「行雲流水」という言葉からとっています。

空をゆく雲や、流れる水のように、自然の流れに応じて同じ状態にとどまらず、変化していくさま。

それは、変化の激しい今の時代を生き抜く会社に求められるスタンスを表現してい

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9月から仕事をせずインプットに充てる日をつくります

9月から仕事をせずインプットに充てる日をつくります

こんばんは。
倉敷の美観地区で『株式会社行雲』という会社をやっている犬養といいます。

一ヶ月ほど前、こんなnoteを書きました。

おおよそこういうような意味でした。

この4年間、「全く仕事をしていない」という完全オフの日は、一日もありませんでした。
それは全く自慢したいわけでもなく、人に強制したり推奨したりしたいわけでもなく、ただ自分の興味とワークスタイル、あとは仕事や経営に対してのストレス

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「あの人を助けることはできない」と認める優しさ

「あの人を助けることはできない」と認める優しさ

最近うちの会社で、心身ともに体調を崩して休んでいる社員がいます。

このnoteでは、その休んでいる社員のことではなくて、その周りで残った同僚の心のもちかたについて書きたいと思います。

もともとは社内Slackにだけ書いてもいい話なので、 #オープン社内報 に投稿してみます。

病気で休んでいる人に同僚ができることは、ほぼないうちの会社のスタッフは根が優しい子が多いので、「あの人に自分は何かをで

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一週間のうちインプットに充てる4日間でやりたいこと

一週間のうちインプットに充てる4日間でやりたいこと

昨日、「週に4日はインプットに充てたい」というようなnoteを書きました。

このnoteで、以下のように書きました。

まあこれはここ数日間の思いつきなことをとりあえずnoteにしたためているだけなんですが、なるべく近いうちに実行しようと思います。
実行した場合に「インプットに充てる4日間」でやりたいことも、具体的にいくつか浮かんでいます。
それはいざ実行することが決まったら、また書いてみますね

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謙虚さと成功の関係

謙虚さと成功の関係

世間的にすごい地位にいて、いわゆる「成功者」と誰からも認められるような実績と資産ともち、なおかつとても謙虚な人ってけっこういるんですよね。

そういう人たちがそうなっていった経緯って、おそらくこういうことなんだろうと思います。

大海を知ってゆく人は、己の小ささも実感するそういう人たちに共通するのって、謙虚であると同時に、とてもヲタク気質(ギーク)なんですよね。

言い換えると、若いうちから大海の

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「事実」と「意見」と「感情」は切り分けて話そう

「事実」と「意見」と「感情」は切り分けて話そう

「事実」と「意見」と「感情」、切り分けて考えられていますか。

こんばんは。
倉敷の美観地区で『株式会社有鄰』という会社をやっている犬養といいます。

今日、この記事を読んで思ったことです。

ほんと、以下のようなやり取りってよくあるんですよね。

上司:お客さん、どうだった?
部下:金額について不満そうでした。
上司:不満だと「言った」の?
部下:いえ、たしか……言ってないかと。
上司:じゃ、な

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「仕事を早く終わらせるTips」ほか、この一週間で超同意したツイートまとめ

「仕事を早く終わらせるTips」ほか、この一週間で超同意したツイートまとめ

こんばんは。
倉敷の美観地区で『株式会社有鄰』という会社をやっている犬養といいます。

今週もTwitter楽しかったです。
そんな中でとても刺さった、同意した、もしくは考えるきっかけになったツイートをご紹介します。

仕事を早く終わらせるためのTipsこれは間違いない。

例えばミーティングをして、それぞれにタスクが振り分けられたら、その直後に5分でもいいから着手する。
それだけで仕上げるまでの

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トラブル対応にみる、自分の頭で考えさせない組織の危うさ

トラブル対応にみる、自分の頭で考えさせない組織の危うさ

こんばんは。
倉敷の美観地区を拠点にした『株式会社有鄰』という会社の代表をしている、犬養といいます。

こないだ弊社のお店で、お客様と一つすれ違いがありました。
通販のご注文に関することで、それはこちら側の書き方やコミュニケーションがよくなかった点があったのが原因でした。

その対応をスタッフがしてくれていたのですが、直筆で書いたお詫びのお手紙で、末尾にこういう文があった点が気になったんですよね。

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「この仕事が好きだから」だけで仕事を決めない方がいい

「この仕事が好きだから」だけで仕事を決めない方がいい

こんばんは。
『株式会社有鄰』という会社の代表をしている犬養といいます。

タイトルでほぼ言い切った感があるんですが、そういうことなんです。

仕事については、自分自身の「好き」はほどほどにしておいた方がいいと思っています。

「好き」を軸に選んでいたら、幅が広がらない。
それは結局、自分自身の首を締めてしまうことになるので。

「好き」っていうのは居心地が良いんですよね。

でも特に若い頃は、居

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「コロナハイ」になってる経営者が多い中で自分が気をつけていること

「コロナハイ」になってる経営者が多い中で自分が気をつけていること

こんにちは。
倉敷の美観地区で『株式会社有鄰』という会社をやっている犬養といいます。

今日、「ほんとにそうだよな」とめちゃくちゃ共感したnoteがあったので、それをもとに思ったことを簡単に書いておこうと思います。

そのnoteがこちら。
『MATCHA』という訪日外国人向けメディアを中心にした会社をやっている青木優さんのものです。

限りなく大変な状況とともに、どこかハイになって、創業期と同じ

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