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読んでためになる無料マガジン第2号

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勇気をもらったり、心がほっこりしたり、そうだそうだ!と思える無料記事を集めたマガジン第2号
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#写真

撮影受注のお知らせ。

撮影受注のお知らせ。

ガンと診断されて8ヶ月。

この8ヶ月は治療をしたり、取材をしたり取材を受けたり、文章を書いたり、講演活動したり、旅行に行ったりと毎日楽しい日々なのですが、体が動くようになってくると撮影の仕事をしたいという気持ちになってきました。

体の自由がきかないという理由で、ずっと撮影の仕事はお断りしていたのですが、杖に頼らずとも生活できるようになったので、そろそろ仕事復帰しようかと思います。すでに

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国籍と遺書、兄への手紙

国籍と遺書、兄への手紙

 なぜだろう。30代になってからふと、亡くなった家族のことを思い出すことが増えたように思う。もしかするとそれは、当時の兄の年齢を、私が追い越してしまったからかもしれない。

 兄が亡くなったのは、中学卒業を間近に控えた春だった。「前を向いて歩きなよ。過去は変わらないんだから」。当時の友人たちが、私にそんな言葉をかけてくれたのを覚えている。落ち込んでいる私を、何とか励まそうという精いっぱいの言葉だっ

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Fairly.fm パレスチナ・イスラエルを語る

Fairly.fm パレスチナ・イスラエルを語る

noteをきっかけにタカハシイツローさんの主催する社会派ポッドキャストFairly.fmに出演させて頂きました。
不慣れな点が多くお聞き頂いた方には聞き辛い箇所もあったかと思います。大変失礼いたしました。
緊張でお話できなかったことをココで少し補足したいと思います。

パレスチナ人にとってのパレスチナ料理とは?
特に戦火を逃れ国外に避難したパレスチナ人は今や3世の世代でパレスチナに行ったことがない

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リフタ / Lifta の家

リフタ / Lifta の家

天然のプールを越えてその先を歩く。わたしの腰の高さまで伸びた草のその先にはうちわサボテン群。積み重なった石の壁の隙間からはミントが生えている。

歩くと緑の草に隠れた石というか建物が崩れて落ちてきた壁の一部。気を付けないとつまずいてしまう。

この建物は元は家だったのか?壁に大きな穴が空いている。その先も建物。これは2階建だ。屋根や壁に穴。もう誰も住めないように全壊ではないが壊されているのがわかる

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消えた村 リフタ / Lifta

消えた村 リフタ / Lifta

エルサレムと聞いて思い浮かぶのはきっと旧市街の嘆きの壁や黄金に輝く岩のドーム、そしてイエスキリストが磔刑にかけられた聖墳墓教会だったりするだろう。
もちろん、この場所は祈り人みんなにとってまた祈らないわたしにとっても尊い美しい場所だ。
この旧市街から歩いて30分ほどだろうか、エルサレムの長距離バスターミナルを過ぎ行くと右手に見える緑。段々に下がっているオリーブ畑(畑というより雑木林)や石造りの廃墟

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その知識、本当に正しいですか?

その知識、本当に正しいですか?

2020年4月26日UPDATE
記事公開から早いもので2年が経ち、こちらの記事は有料とさせて頂きました。

Here’s my «me too» story about Araki . Sorry that is only in Japanese. I hope some of your friends can help you read it or maybe you don’t need

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Week 12: 2018年3月18日〜3月24日

Week 12: 2018年3月18日〜3月24日

○The Ethnic Cleansing of Palestineとうとう読み終えました。The Ethnic Cleansing of Palestineは日本語翻訳版が高かった(4,000円...)のと電子書籍でなかったので買ったわけですが、これがとにかくいい本でした。内容は決して嬉しいものではないけど、歴史を知ること、歴史をもとに今について自分なりの考えを整理し、この先のことを志向するとい

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どこにいってしまったのだろうかと立ち止まる。

どこにいってしまったのだろうかと立ち止まる。

今年も帰省の季節がやってきた。

実家に電話をしたら、「今は元気だけど」と前置きをされた後で祖父の調子があまり良くなかったと母が教えてくれた。祖父はかなりの高齢なので、毎年帰るたびに「会えるのは、今年が最後なのかもしれない」と考えてしまう。(と思い始めてから、10年以上立つけど結構元気なんだけど。笑)

と、そんなことを思っていると、FBの「x年前の今日はこれ!」という写真に祖父と娘が写っていた。

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聖域だった、青と白の物語のような街の中【モロッコ・シャウエン】

聖域だった、青と白の物語のような街の中【モロッコ・シャウエン】

カチャリ、と鍵を開けて、屋上へと続く階段を登っていく。一段、二段、青い階段と手すり、白い壁、またたく星。

ざわり、と透き通る風吹き抜ける。この風はどこからきたんだろう。山の向こう、昨夜珍しく降った雪、冷たく頬染めて。

もしここに海があったなら、私はここへ住んでみよう、と今日決めていたかもしれない。人生に疲れたアラサーの女性よ、すべて一度はここへ来るというルールでもあればよかったのに。

日本を

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インスタグラム(https://www.instagram.com/takahashi126/)で住んでいるヨルダンの首都アンマンや出張でよく行くレバノンの首都ベイルートの写真をアップしています。お気軽にフォローお願いしまーす。

今日はこれからベイルートに出張です。

みんな空の下(30秒で読めるエッセイ)

みんな空の下(30秒で読めるエッセイ)

昨夕、まちだ様と全く同じ空を撮影していたことが判明しました!タイトル上が私が撮影したもので、次の写真がまちだ様が撮影したもの。言わずもがな、写真の出来は大違いですが、雲の形は一緒です。

刻々と表情を変える空を、同じタイミングで美しいと感じていた人がいる。とても嬉しいことだと思いました。

そして、絢香の『みんな空の下』という歌を思い出しました。急に聴きたくなってYouTubeで聴いてみたのですが

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