味意(みい)

味だとか音だとか心だとか、目に見えないものを表現してみたい。

細い手で雲を蹴飛ばせ水馬

「水馬(みずすまし)」や「あめんぼう」は6月の季語。でも7月に使ってもおかしくないそうです。 国弘賢治さんの句が好きです。 あめんぼをはじくばかりの水の張り  …

指の先ほどでも既に守宮かな

窓を閉めようとしたら、サッシのところで何やら動くものが。目をこらすと人差し指の第一関節くらいの守宮。「こんなに小さいの? 蟻? まさかゴキブリ?」でも、バタバタ…

飛び込んで大きくなるか金魚玉

金魚玉は球形のガラスの器。これに金魚を入れると、実際よりも大きく見えます。でも、これに金魚を入れると、もうそれ以上大きくなりません。大抵の金魚玉は小さいですから…

青田にてふと現るる風の足

ほどほどの風に吹かれてそよぐ青田は、少女の髪がなびいているようで美しい。でもそれを見たってどうってことはない。私が興奮するのは、その風が突風と化した時の光景です…

静かなる青田の下の息遣ひ

ツンとすました葉の下で、何やら感じる命の気配。ミミズか、オケラか、アメンボか。いずれにしても、♪みんなみんな生きているんだ、友達なんだ~♪ 「青田」は七月の季語…

蛇苺クレオパトラの血痕か

道端にポタポタと滴り落ちるように咲いていたので。これを辿っていったら負傷したクレオパトラに会えるかもなんて思ったりして。まぁ、そんなおかしなことを考えるのは、た…