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マイナスを埋めてもらうだけじゃ良いものできないわ
尊敬するセンパイのイベント。
毎回毎回、お客さんいっぱい入ってて
演者も含めてすごい楽しい時間だった。
なんか胸が熱くなるんだよなー。
グッとくるのはなんでだろ。。。
Liveはもちろんとてもよかったんだけど、久しぶりにMくんと会ってバンド談義してたときのこと、書き残しておこう。
みんなそれぞれソロでもやってて、あたしもソロでやってた時代のこと。
ソロ活動はだいたい一年。
なんでソロでやろう
「大丈夫」がほしかった私と、ネガティブケイパビリティ
崖っぷちでギリギリ踏ん張っている人に正論とか対策は必要ない。
ただ「大丈夫」の一言がほしかったんだ。
支えたいと思う人に対して、そしてその人がいまにも倒れそうで助けを求めている時、みなさんはどうしますか。
どんな声をかけますか。
私は、「大丈夫だよ」と言ってほしかった。
パンパンに膨らみ切った風船が破裂しそうで、そのときはどうしても落ち着く必要があった。
そう言ってほしいとわざわざ口に出して
コンセント さしても充電されないが 窓辺にてさす秋の茜陽
あぁ、もう充電切れそう。
コンセントにさせば充電できるスマホが羨ましい。
職場でのゴタゴタ、恋人とのすれ違い、家族の心配ごと、、、
ダメな時は重なるもので、虫に刺されただけでもダメージを受けてしまいそう。
何をしても楽しいと思えず、愚痴ったら愚痴ったで何倍もになって返ってくるのかと思うと、ためらってしまうし。
HPほぼゼロカウントの状態でぼーっとしてるうちに、気づけば秋。
窓辺からは茜色のヒカ
柔らかい大人になるために
大人になってずいぶんと時間だけが経ってしまった。
大人ってなんだろう。
オトナ。おとな。
いろんな現場で自分が1番年上という場面も増えた。
今の若い人ってすごいね。
ちゃんとたててくれる。
謙遜とかでもなく、先輩として、こんな不甲斐ないブレてばっかのオトナのわたしを。
わたしから見たら、もう君たちの成長っぷりがすごすぎて自分がとてもちっぽけに思ているというのに。
というような話を飲みの席で
「長く続けることに意味がない」はウソ
週末ライブを見に行った。
10代の頃からずっとバンドをやり続けてる先輩の。
「売れたい」「売れない」とずっと言いながらもやめられないから続けてる。
そんな姿を、笑う人もいるよね。
「いい加減見切りつけて新しいことしたらいいのに」とか。
きっと言葉で言われなくとも、周りのそんな雰囲気を肌で感じてしまうこともあっただろうな。と思う。想像だけど。
実際、30代にもなるとみんな結婚して子どもができて
“欲しい欲しいオバケ”とネガティブケイパビリティ
「真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜」というポッドキャストの過去回を聴いていて、「いまそれ!そこ!」という話が流れてきた。
ネガティブケイパビリティとは、簡単に言うと“マイナスの状況に耐える力”みたいなことらしい。
あー、いま、その力欲しい!
と思った。
心療内科医が書いた本を紹介する流れの中で出てきた言葉「ネガティブケイパビリティ」。
ポッドキャスト内では、
「宙ぶらりんの状態に耐え
【散文詩】きょうのもよう
特急に乗って
猫から離れないハムスターを見て
涙がこぼれる回数を数えようとしても
コーヒーカップの揺らぎに負ける
どうしようもなく泥の中にいて
AIにはできないであろう愛嬌を習得するすべを探している
どうしようもなく虚無のなかの
虚なのか無なのかもわからなくなるのだけれど
アナログな回線をまとって金魚が散歩して
ウサギが飛び跳ねる夢を見た
飛び起きたのは漆黒の朝
即時型アレルギーの末端に位置する地
線なら描ける。から始まった作品づくり
わたしの周りにはアートに精通した人がたくさんいて、それは素晴らしい作品をどんどん生み出している。
わたしは、というと幼稚園の頃
みんなでニワトリを描きましょう的な時間があって、好きな色で塗ったら先生に「ニワトリは白でしょ」と言われたことをキッカケに、絵が苦手、アートが嫌い、となった。
その後も、地面から生えている木がまっすぐ描けないとか、(たぶん水平とか垂直が頭で分かっていても描けない)
いろ
リヒター展で何が変わったのか
ゲルハルト・リヒター展。
はじめてアートが存在する意味を考えた。
もちろん自分なりの解釈だけど。
抽象画のなかに自分のカケラ(自分とリンクするもの)を見つけた。
これは、あたしのなかのドロドロしたものと似てるなとか、あたしの血と肉みたいだな、とか。
そうなると、作家が何を表現したかったのか、何を問いかけてるのか、みたいなものを考えるようになって。
そんなこと、完全に理解できるわけないんだけど、