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ゼロベースで創作したい

作品をつくる、とか
何かのため、とか
誰かのため、とか
そういうことじゃなく、何のためかわからないけど溢れてきたものを「言葉」なり「絵」にしたい。

それが日の目を見るかどうかわからない。
何かを作る時、例えば曲を作る時
小説や映画、アートとかのモチーフがあって、そこからインスパイアされて歌ができることもある。

それはそれでいい。
でも、自分の泉が枯れていると、何を見てもうまく言葉につながらなかったりする。
言葉にしたいのに、「なんていう感情だっけ?」ってなる。

考える前に言葉が浮かぶ。
ダイレクトに。
そういう状態になるには、心の余裕が必要だ。
いまのあたしには、浮かぶ余地がない。
隙間がない。

言葉を吐き出す空白がない。

余白ってなんだろ。
余白をつくるには、やっぱりリセットが必要なんじゃないかと思う。

熱いお湯が出続ける蛇口をいったん閉めて、外の空気を吸いに行かなくては。
熱った体をさまさなくては。

自然の中に戻って木とか川とかと同じになって、余白を取り戻したら、きっとそこには泉がわきだす。

その泉が、なんらかの作品になるかもしれないし、ならないかもしれない。
でも、感情があることを知る。
自分のかすんだフィルターが正常化して
機能しはじめるのはそこから。

曇りのとれたあたしのフィルター。
そこを通過した感情に
出会いたい。

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