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常夜灯が満月に見えた話
昨日は大切な人と、大切な話をした日だった。トラブルがあったけど、話し合いを重ね、これまでの人生の振り返りや、自分というものについてまで話は及んだ。
この日は帰宅して疲れてしまって、まだ明るい時間帯、昼寝ならぬ夕寝をしていたが、金縛りにあい、うめきながら目を覚ます。隣で心配そうにしている大切な人に、私の心の緊張も少し解け、ふと浮かんだ言葉を、ぽつぽつとこぼしていた。何も言わないその人は、眠っている
私という刺繍糸であなたと人生を紡ぐ
私が自分の友人同士の気が合いそうだと思うとすぐ彼らで仲良くさせたがるのは、私よりもあなたに合う人がいるからその人とこの話をした方がいいという物凄く薄情な真意があったのかもしれない。最初は、どうしてこの人はこんなにも私と合うんだろうと強く惹かれて、惹かれた分素直にアプローチして仲良くなるのだけど、人間は本当に同じであることもなければどこまでもわかりあえることもないのに私はたぶんどこかで人と一体化した
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