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【自分用メモ】ライトノベル関連論文目録【途中、適宜補填】
※主に自分用メモです。
※分類は主観による大雑把なものです。それぞれに補完し合い、かつ複数の分類に跨っているものもあるとご理解下さい。
※サブタイトルの表記法は統一されてません。
※情報取得の大部分はCinii Research(国立情報学研究所)によりました。
※英、韓語、中文(台湾)論文の情報取得はGoogle Scholarによりました。
※中華人民共和国での発表論文情報は早稲田大学図書館「
どうしてあなたは〈学生時代を語〉らなければならないのか? あるいは、そのためにできる1つのこと。
『幻詩狩り』(創元SF文庫、2007)の「あとがき」のなかで、川又千秋が「アンドレ・ブルトンの尊大さに、いささかの反感を覚えていた」と述べているのを読んだ際、少なからず驚いたのを思い出す。
私はそれまで(そして今になっても)ブルトンが「尊大」だとは感じないし、むしろ川又の方にややその気を感じていたからだろう。ブルトンの文は訳の印象もあるかもしれないが、たしかに気取っている感じはある。とく
〈みみずくの会〉関連事項年表
まえおき
現在、私が維持し、愛知県名古屋市・長久手市・春日井市で活動している〈みみずくの会〉(旧『みみずく』編集部)という文学集団について、その成立や関連事項を概観できる資料として編年体形式で年表を編んでおくことにしました。
同会は、もともと長久手市に存在する愛知淑徳大学という大学に在学していた久納美輝・染よだか・竹輪太郎の3人が計画した『みみずく』誌からはじまりましたが、現在ではその内の久
『デュメリル(Dumeril)』第2号(2023.9)正誤表
以下に公開するのは、『デュメリル』第2号(Vol.1 No.2、みみずくの会、2023年9月7日発行)の正誤表です。入手後にお気づきの点がございましたら、ご一報いただけますと幸いです。
頁 | 段・行 | 誤 | 正 |
15 | 上・4行目 | 派遣国家 | 覇権国家 |
22 |上・16-17行目| 「蚯蚓の恐怖」(『探偵実話』一九五五年九月号) |
『閃光のハサウェイ』を観て考えたこと
こんにちは。
劇場作品『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(2021年6月公開、8月現在上映中)が、興行収入20億円を超えたのだそうです。ガンダム映画では興行額の歴代最高も狙えるとのこと。
ところで以前、自分は ↓ こんな記事を公開していました。
ふつう、こういう場合は観た後も記事を出すものなんですけれども、なにせ、映画やアニメにかんする専門的なことはなにひとつ知らないので、「このく
『光瀬龍ジュヴナイルSF 未収録作品集』(盛林堂ミステリアス文庫、2021.5)の紹介と、蛇足として光瀬龍「同業者」(1960)試論。
こんにちは。
SF作家・光瀬龍(みつせ・りゅう、1928~1999)の単行本未収録作品集が書肆盛林堂から発売されました。値段もそれほどではなかった(本体3500円)こともあって(ぎりぎり)私でも入手できたので、紹介していきます。
『光瀬龍ジュヴナイルSF 未収録作品集』(2021) 本書は、2021年5月16日(日)に開催された第32回文学フリマ東京で頒布されました(「書肆盛林堂」(タ-27
漫画『ウマ娘 シンデレラグレイ』を読んで興味を持ったので、作画している方について調べてみただけ。
こんにちは。
タイトル通りです。
スマホゲームを中心として、複数のメディアを横断している大型プロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』(Cygames、2016~)に連なるコミック作品『ウマ娘 シンデレラグレイ』(2020~)が人気となっています。
この作品群では実在の競走馬を擬人化しており、その点に関しては哲学的にもさまざまな問題提起ができそうですが、大方のメディアコンテンツ愛好者お
笠置山「六畳城とトランジスタ」(『小筆生活』第3号(2020.9)掲載)についての感想と試論。
まずは『小筆生活』の紹介からはじまる。 さて、今回は後輩が出している同人文芸誌掲載作について書きたいと思う。雑誌名は『小筆生活』。書道のメイン・ウェポンである大筆でも、さまざまな絵の具を乗せる絵筆でもなく、敢えて選ばれたのが〈小筆〉である。
初心者には大筆より小筆で書く方が難しい。力の入れ具合に慣れないと、すぐに字が崩れてしまう。
大きな主題の〈文学〉を描くよりも、自分の生を見つめながら細や