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言葉・文章・書くこと

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2018年9月の記事一覧

あなたが書くのは、誰のため?

あなたが書くのは、誰のため?

ブログやnoteを始めたら、何ヶ月かは毎日欠かさず更新しなさい、とかそういう話があるだろう。申し訳ないけど、うるせぇ、とおもう。あほか。わたしのような、中身のない薄っぺらい人間は、そんなに書くことがない。

じゃあどうするかって、煮つめていくしかないわけだよ。書きたい話についてかんがえて、時間をかけて形を整えていく。だって、職場が遠いとか、お風呂場のドアの建付けがわるいとか、そういう「知らんがな」

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「書くこと」と「聴くこと」

「書くこと」と「聴くこと」

書店に行くと、「ほど良い塩梅」のインストゥルメンタルが流れているケースが結構多い。例えばピアノ・クラシックとか。
無音だと寂しいので、本選びという主目的を邪魔しないようなBGMを…といったことで選定されているのだと思っている。

こうしてnoteを家で書いている時、最近は虫の声がBGMになるのだが、たまには音楽も聴きたくなる。そこで問題となるのが、「何の音楽を聴くか」。
好きなアーティストの、歌入

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「これくらい私にも書ける」文章なんてあってたまるか

「これくらい私にも書ける」文章なんてあってたまるか

「エッセイ」のはなし。
有料noteですが、無料で読めます。何言ってんのかわかんないね。
言葉には価値があるんだよ、って意味の有料noteです。最後まで読めます読んでください。笑

「この程度のエッセイ誰だって書ける」という類の書き込みを見た。
言ってる人も言われてる人も、面識はないけれど、悲しくなった。
エッセイって、そういうものじゃない。

つれづれ書き連ねるおもしろおかしい文章だったり、あり

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もうちょっと、おもしろくするために。

もうちょっと、おもしろくするために。

もうちょっと、おもしろくなるんじゃないか。

原稿を書いているとき、何度となくじぶんに問いかけることばである。いまのままでも決して間違いではない。むしろコンパクトに、うまいことまとめているとも言える。だけどもうちょっと、おもしろくなるんじゃないか。おもしろくできるんじゃないか。そうする必要が、あるんじゃないか。

むかしはこれ、技術の問題だと思っていた。技術的に未熟なところがあるため、おもしろの天

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書きたいけどうまく表現できない人へ

書きたいけどうまく表現できない人へ

最近「書きたい」人が増えているように思います。
自分の感じたこと、表現したいことを発信したい人が増えたように感じる昨今、書きたいという声と同じくらい「うまく表現できない」「書くのが苦手」という人がいるようにも思います。

書く上では「論理的でシンプルに必要な情報を伝えらるようになる」がまずは第一ステップではありますが、そういうのは文章をたくさん読み、「小論文」とか「文章を書く」系の参考書や本を読ん

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「文章を書く」とは何か。

「文章を書く」とは何か。

最近の私は、本当によく文章を書いている。

日常生活を送っていても、仕事をしている間にも、突然どこからか言葉の海が溢れ出すような瞬間があり、外出時には常にメモ帳とペンの携帯を欠かすことがない。

ところがそれに反して、ネット上に文章を公開する機会はどんどん減っている。正確には「人に文章を読んでもらう機会」が減っている。最近ではツイッターもやめ、その他のSNSも積極的には使っていない。このマガジン「

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