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世に放たれた直後の音~バルカロールの揺らぎ 内藤晃ピアノコンサート~
1月21日に開催された『バルカロールの揺らぎ』内藤晃ピアノコンサート、無事終了いたしました。
休憩無し、曲間の拍手なしで約60分間の、まさに「内藤ワールド」全開でした。今回の企画はアトリエミストラルの1905年製プレイエルを使って、様々な作曲家のバルカロール(舟歌)を特集。途中、内藤さんご自身による朗読が入ることにより、よりその世界へ誘われ、とても心地よい60分でした。
<プログラム>
オッフ
GREAT CHOPINZEES~ショパン演奏の秘かな愉しみ(トレイラー)
前回のレコードコンサート「レシェティツキの弟子たち」から約5年。昨日4/8(土)富士レコード社さんのお招きで開催させていただきました「GREAT CHOPINZEES~ショパン演奏の秘かな愉しみ」が盛況のうちに終了いたしました。
約二時間半、2回の休憩を挟みながらの長丁場でしたが、皆様リラックスして楽しんでいただけたようで、当日の朝までムービーを作りながらレコード選定に迷った甲斐がありました。ご来 もっとみる
署名を始めた人に聞いてみよう。声をあげた瞬間のこと。 [第6回 ロッシェル・カップさん]
このインタビューでは、今までChange.orgで「キャンペーン」と呼ばれるオンライン署名活動を立ち上げたことがある方に、その頃の気持ちやエピソードを振り返ってお話しいただきます。
第6回目は、東京都が計画していた東京オリンピックのパブリックビューイングの施設を作るための木の剪定と、パブリックビューイング自体の中止を求め「キャンペーン」を立ち上げた、ロッシェル・カップさんにお話を伺いました。10
圓朝と星新一と村上春樹、文庫版『恋はいつもなにげなく』が出ること、インタビューを誰でも受け付けます
古典落語で「芝浜」という有名な人情噺があります。この噺、僕はすごく好きなのですが、人によっては「いかにも作ったような物語だ」と指摘します。
芝浜、どうしていかにも作ったような物語なのか。三遊亭圓朝という落語家のオリジナル作品なのですが、これ圓朝がお客さまから「お題」を3つあげてもらって、その3つのお題「酔漢」、「財布」、「芝浜」から作った物語なんです。
だから、どうしても物語に「無理」があるの
PLANTS OF PLANET vol.3- 植物の惑星vol.3 -
YUI DROPS (アロマのコーナー) 主催の企画展「PLANTS OF PLANET ー植物の惑星ー」も、シリーズ3度目の開催となりました。
今回、深い森や森の生き物達をミヤギユカリさんに、花々や果実を中村桃子さんに、惑星の外から俯瞰した植物群のイメージを伊丹裕さんに描いて頂き、素晴らしい作品展を開催する事ができました。三名の方々に感謝申し上げます。
存在の謎を解明できない宇宙空間を、感性
香りのワルツ展にご来場頂きありがとうございました。
先日まで開催していた香りのワルツ展には沢山の方にご来場頂き感謝しています。
無事終了致しました。
ありがとうございました。
初日は3月11日という事に加えて世界情勢の悪化や、パンデミックの見えない収束と色々な事があり、最近では珍しく眠れないまま朝を迎えました。
どんな気持ちで宣伝したら良いのか。もやもやとした心だったように感じます。
「キラキラとした楽しい世界で一瞬でも心華やいでほしい」という想
平野恵理子 映画・60年間61本勝負
変わらぬ人気で多くの人々を魅きつけた平野恵理子さんの、素晴らしい企画であり、そして何より筆のラインの自由さ加減、練達ぶりを味合わせて頂いた展覧会でした。
平野さんが生まれた時に作られた映画から現在に至る毎年々の映画をピックアップして、彼女の年齢分の作品が出来上がりました!
その映画をご覧になった方々も共通の思いを語り合ったり、また見たのだけれどその場面が記憶に残っていなかったりと、楽しい会話が交わ
舟橋全二の仕事 「版画とポスター展」
今回、ある意味やっと舟橋全二氏のシルクスクリーン作品の展示が実現できたな〜、という感慨があります。
以前から、ギャラリーでは様々なテーマでの舟橋氏の作品展を開催して参りました。
舟橋氏と言えば、フジタ工業のポスターやアーバンデザインの一環としてのモニュメント作品等の評価が定着しておりますが、ギャラリーの個展では何度も金属の板を成形して形作る小さなモニュメントのようなオブジェ作品の展示が続きました。
谷口広樹 追悼展 意識はソーダ水のように
谷口広樹氏の追悼展を振り返りまして、失った存在の大きさに改めて残念な思いにかられております。
お出かけ頂きました皆様と谷口氏との間に、交流の中で育まれた温かな思いが感じ取れました。そしてお客様のお話から自然と滲み出る谷口広樹氏の全ての人々に対しての思いやりの深さにも感じ入りました。
意義のある仕事を多く残され、また教える立場としても重要な役割を果たされて来られた谷口氏の存在感は、生徒さん達にとって