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香りのワルツ展にご来場頂きありがとうございました。

香りのワルツ(2022)
月下美人を中心にクレマチス・ヒメシャラ・ギンバイカ・アガパンサス・勿忘草・ユーカリなどを描きました。

先日まで開催していた香りのワルツ展には沢山の方にご来場頂き感謝しています。
無事終了致しました。
ありがとうございました。

3月11日初日の朝ホテルベットから

初日は3月11日という事に加えて世界情勢の悪化や、パンデミックの見えない収束と色々な事があり、最近では珍しく眠れないまま朝を迎えました。
どんな気持ちで宣伝したら良いのか。もやもやとした心だったように感じます。
「キラキラとした楽しい世界で一瞬でも心華やいでほしい」という想いはありましたが、いや、そう思うことは自己満足かな。
こんなことで心癒されないかも。
是非来てください。と言うのも不謹慎では。
とぐるぐるとした気持ちでした。
制作しているときに無だったので一気に色々なことを考えたのかもしれません。
個展中大きな地震もあり、とても心配でした。

会場入り口

ただ展示が始まってからは、最後までやり切ろうという気持ちに切り替えられて
私自身はとても楽しく気負わず過ごせました。
久しぶりのお客様や、友人など色々な方に会おうことが出来てとても嬉しかったです。
インスタライブもアーカイブ含めて見てくださっている方が多く、励みになりました。なんでも恥ずかしがらず、失敗を恐れずこれからもやっていきたいです。

香りのワルツ カリグラフィー

2021年はここ数年では珍しく個展を行わなかった年となったため、2020年以来の個展でした。
そして久しぶりに新しい場所での開催となりました。
その為、今まで以上にコンセプトを考えた力を入れた展示だったように感じます。
特にメインのビジュアルは大きく作ろうと、薔薇窓をイメージしてぎっしりとモチーフを詰め込みました。
マットにカリグラフィーを入れたのですが、文字はフォントに頼りがちなので難しかったです・・・
文字を入れるとぐっと画面全体が引き締まるのでこれからもっと挑戦していきたいです。

大孔雀アゲハ

今回は花と昆虫をテーマに74点作品を展示しました。
今までの中で一番「イラストレーション」を意識しない(何かに使われることを想定しない)作品作りだったように感じます。
最初は蝶だけを描こうかと思っていたのが、途中から人を入れたり自由に変化を楽しんで作りました。
こういう変更はクライアントワークではあり得ないので、オリジナルならではですね。

蜻蛉のワルツ

背景に顔彩を使用した蜻蛉のワルツ。和のようなそうではないような、異国感を出せたらと思いました。
落ち着いたとても好きな作品です。

ショーケースの中にぎっしりと詰めた小さな作品たち

小さな作品はその場でお持ち帰りいただけたのですが、ショーケースに置いて飾るというのも特別感があって展示の方法として面白かったです。
標本や、ジュエリーのようなプライベート感を強く意識して全て違う大きさの額と額装、モチーフを入れました。
(額装に関しては長年お世話になっている方に丸投げでしているため、
正直私のセンスではなくここにとても助けられている点があります。細部までのこだわりや発見がすごいのでもしお持ち帰りいただいている方がいたら、色々な角度から見て欲しいです。)

伊東屋さんのデジタルサイネージ画像
こちらを見てきてくださる方も多かった。
中には「私も長谷川洋子と言うんです。」と言う方にご来場頂きとても嬉しかった。

最後にフレーム売り場付属のギャラリーと言うこともあり額を注文しました。
イタリアのモダンでコンテンポラリーな額。
次回の制作に繋げていきたいと思います。


久しぶりにシールを作りました。
ミスミソウとムスカリ

グッズと一部の作品については期間限定で近日中にオンラインショップにあげますので良かったらチェックしてみてください。


久しぶりにブログを書きましたが、色々書ききれないですね・・・笑
また更新したいと思います。
読んで頂きありがとうございました!

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