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留まる留まらぬも自分次第。

■世界のスタートアップエコシステム。
・最近のニュース、「『世界1000都市/2024年スタートアップエコシステムランク』、ベトナム56位、日本21位、米国首位」。
・同ランク内にベトナムはホーチミン市111位、ハノイ市157位、ダナン市896位となる。またTop10は以下の通り、米国首位、英国2位、イスラエル3位、カナダ4位、シンガポール5位、スウェーデン6位、ドイツ7位、フランス8位、オランダ9位、スイス10位となった。

■スタートアップエコシステムとは。
・「米国のIT関連をはじめ大手企業が集まるシリコンバレーから発祥した。ここでは新事業立上げの起業家が多くスタートアップ企業が自然に集まったり、成長できる環境が形成されている。こうした企業支援の産業生態系、企業の創業から成長そして成功に至るまでのプロセスで必要な様々なサポートが含まれている環境」をスタートアップエコシステムと呼ぶ。
・同システムに携わるのは起業家以外に企業や研究機関、行政機関等となり「例えば、研究機関で開発した技術を基にスタートアップして、大企業が集まってR&D(Research and Development/研究開発)を行う等相互作用可能なネットワーク」が構築されている。
・このシステムが良質なほど素晴らしい人材や機関、資金が集まり、そして好循環を描きイノベーションが起きやすい環境はさらに構築されていく。流石米国は首位を走り、日本も21位と上位に入り込み、また56位ベトナムは今後増々順位を上げていくだろう。

■類は友を呼ぶ。
・余談、このスタートアップエコシステムは「類は友を呼ぶ」フレーズを想起させる。悪い人と一緒にいれば悪い方へ向かい、優しい人といれば優しくなれて、お金持ちといればお金持ちへの階段を昇り始める事が出来る、どこか似ているように思う。
・「一匹狼」って言葉は力強く勇ましい響きで嫌いじゃないが、殆どの現代人はひとりで生きられる訳もなく、誰かと触れ合いながら、助け合い、貶められたり、傷ついたり、笑ったり、泣いたり、話合い、寄り添いながら仕事や人生の歩みを進めていく。
・自分の頭で考えて行動出来るように努める事が大切なのだが、それでも自身がどのような環境に身を置くのか、また周りにどんな人種がいるかによって、その後の人生、仕事の明暗等を大きく左右していくのならば、出来る限り良質な、上述のようなシステムの近くで日々を迎えられるよう努める事も一考だろう、短いようで長く、長いようで短い人生なのだから。

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