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皆様の素敵だなと思った作品をご紹介😊✨

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このマガジンは後で見返したいなと思ったものや紹介したいくらい素敵だなと思うものをマガジンに追加させて頂いております✨
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#創作

憧れの一閃 七剣士物語 ~私たち高校1年生~ 其の三十三

憧れの一閃 七剣士物語 ~私たち高校1年生~ 其の三十三

※其の三十二からの続きです。気軽にお付き合いください。

 
 「……2人共、竹刀や防具は? 2人の剣道歴も少し教えてちょうだい」

ようやく琴音先生が重い口を開いた。相馬と四日市は、よほど恐ろしかったのか、ゆっくりと顔を上げる。周りにいた部員も少しホッとする。琴音先生は美人で優しい先生だ。しかし、怒ると超絶に怖い。2人のことは私も含めてほとんど知らない。1年生部員は掃除をしつつ、それとなく聞こえ

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【詩】キミが私を狂わせ始める

【詩】キミが私を狂わせ始める

この続編です👇

恋をしていない私
とても心地よい
いつも自由でいられる
何にも縛られない
苦しい思いもない
悲しく思うこともない

私はひとり身を謳歌していた
なのに見る夢といえば
恋をしている夢ばかり
…なぜ
私はもう恋愛は卒業したはず
恋はもう懲り懲りなのに

実は恋をしたいの?
懐かしく思っているだけだよね
だってもう恋はしたくないから
ちょっと懐かしい思いがあるだけ
だからだよね
きっ

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【詩】湯気は幸せの象徴

【詩】湯気は幸せの象徴

母が両手で包む湯呑みから上がる湯気
隣にある急須からも湯気が上がる
気持ちが温かくなる光景
湯気は幸せの象徴

お鍋の蓋の穴から上がる湯気
露天風呂から上がる湯気
お風呂場の窓をくもらせる
バスタブから上がる湯気

暖かいって幸せ
それだけで幸せな気分になる
空気中に飛び出す湯気のダンス
湯気を見ると母の温もりを思い出す

©2023-2024 alice hanasaki

今日は母の命日。

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シゲクサークルメンバーが70万ビュー達成!(240510)

シゲクサークルメンバーが70万ビュー達成!(240510)

シゲクです。

私が運営している「シゲクサークル」のメンバーである、BRILLIANT_Sさんが「全体70万ビュー」「贈られたスキ53000回」「贈ったスキ15000回」を達成されました!

🥀累計700,000ビュー突破しました✨🥀🤍noter様へ15,000回のスキ達成✨🤍

note650,000ビュー(約240日間)のまとめ|#振り返りnote

BRILLIANT_Sさん、おめで

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【詩】キミの誕生日

【詩】キミの誕生日

キミの誕生日
一緒に祝ってあげられる私じゃなくてごめんね

キミがこの世に生を受けた日
なんて神聖な日

私は誰とも会いたくなくて
一人ここにいる

都会の喧騒を逃れて
一人草原に寝転んで

一人でキミの誕生日を祝っている
この世に生きているキミを感じている

©2023-2024 alice hanasaki

※この作品は創作であり、
私生活とは関係ありません。

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きっと泣いてしまうんだろう

きっと泣いてしまうんだろう

一年後 自分がどうしているのか
まったく 想像ができない

一年後 自分が生きているのか
まったく 自信が持てない

あと何回 朝日に
ため息をつけばいいの?

あと何回 暗闇に
不安を覚えればいいの?

あと何回 おいしくもないごはん
ひとりで食べないといけないの?

ふと 自分の最期を 想像する
きっと 死にたくない と言って
泣いてしまうんだろう

お父さんと弟のことは
思い出さなくて
お母

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【詩】お湯が沸くまでの時間

【詩】お湯が沸くまでの時間

コーヒーを淹れる間
お湯が沸くまでの時間
キミのことを考える

夕食をつくる間
パスタが茹で上がるまでの時間
キミのことを考える

だけどキミといる時は
ほかのことを考えて
キミとの時間を大切にしていなかった

いつも目の前のことに集中せず
隙間時間だけ
思い出したようにキミのことを考える

目の前のものと向き合うのはいつも怖い
だけどキミのことは心の底で
いつも大切に思っていたんだ

でももう遅

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憧れの一閃 七剣士物語 ~私たち高校1年生~ 其の二十二

憧れの一閃 七剣士物語 ~私たち高校1年生~ 其の二十二

※其の二十一かの続きです。気軽にお付き合いください。

 ここまで怒りが頂点にきたのもいつ以来だろう。光が気を利かせてくれたのを無に帰す行為。本当にこいつは剣道をやっていた人間だろうか。

「……離せよ」

一言だけ四日市は言うものの、私はこいつの手首をギュッと握りつぶす思いで離さない。

「お前、やっていることと言っていることが滅茶苦茶だぞ。何しに来た? 礼儀正しくハンカチを返しにきたと思えば、

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【詩】幸せなんてつまらない

【詩】幸せなんてつまらない

幸せなんてスリルもないし
平凡な毎日でつまらない
波瀾万丈な毎日の方が
変化があって楽しいに決まってる

そう言い捨てて
私は家を飛び出した
優しい夫を置いて
わくわくする毎日を探して

やっとつかんだ幸せだったのに
あの頃の自分はどうかしてたね
でも後悔はしていない
時が戻っても多分私は同じことをする

あの頃の私はセピア色の桜
ちょっと色褪せた花びらは
風とともに自ら散り行く
桜色の花びらを枝

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【詩】春風が運んできた恋

【詩】春風が運んできた恋

背伸びして入った高校
希望で胸を膨らませていたけれど
授業が始まっていきなり躓いた

「こんばんは」
入ってきた家庭教師は
反則級の好みのタイプ
でもそれっきり何も喋らなくて
無口な人と思った

彼はだんだん話し始めて
笑顔も出てきた
気が散って勉強どころじゃない
彼が帰る頃には兄妹みたいに
ふざけあっていた

彼が帰って行くのを
ベランダに出て見送った
生暖かい春風に吹かれながら
彼が見えなくな

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大谷選手の身を慮るなら、あんまり個人の発言を控えた方がいいと思う。まだ情報が錯綜している中で、個人が妄言や想像で主張した発言が真実だと思われてしまう。まずは、事実確認に注視して、事件の概要がはっきりしてから
自分自身の発言をするのが一番だ。
こういうのは余計な一言だと思う。

チョココロネ

チョココロネ

チョココロネが好きで、よく買って食べる
そのチョココロネ、ちょっと困った問題もある

チョココロネの食べ方の正解って?

食べながら、いつも考えてしまう
子どものときは、お母さんが教えてくれた食べ方で
それは、とんがったほうを一口くらいの大きさにちぎり
ちぎったパンでチョコをすくって食べる
というものなのだけれど

子どものときは、親の言うことは、ゼッタイ正しい
みたいに思っていたから、そうしてい

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【詩】その場を離れる前に

【詩】その場を離れる前に

すべてのことには
長所も短所もある

いいことばかりでなくても
悪いことも含めて
それでもしてよかったと思えるなら
それはした甲斐があったというもの

たとえ悪いことばかりだったとしても
少しでもよい点があれば
それにはした意味があったはず

人はとかく悪い方に目が行きがち
でもきっといいこともあったはず

いいことばかりなんてあり得ない
悪いことばかりでもきっとない

いいところを探そう
物事の

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弱きお客さまの詩

弱きお客さまの詩

わたしだけじゃない
おんなじこと
思ってる人は、いる

コンビニの店員が
スーパーの店員が
ヒャッキンの店員が
ものを雑に扱うの
バカにした態度で
接客してくるの
そういうの
嫌だって、思ってる

直接、伝えちゃうと
何、つまらないことで怒って
言われちゃうんじゃないか
こっちの方が悪者に
されちゃうんじゃないか
そんなこと、考えちゃう
だから、直接、伝えない、ってだけ
思っては、いる

あの、す

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