Method to create your health and body by REBOOT
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vol.22 <実践編>頭蓋骨の呼吸を整えて生産性UP
トレーナーとして培ってきた経験を最先端の研究結果と照らし合わせながら日々研鑽を積んでいくように心がけていますが、一方で、私自身のポリシーとしては、あくまで文献や研究はデータとして大切に考えなければいけませんが、現場での「数値化出来ないもの」も同時に大事にするということです。
ヒトの身体は神秘的で無限の可能性を秘めています。特に私が今、提言している「対症療法の時代」から「一人ひとりが学び予防してい
vol.21 筋力トレーニングが企業の未来を変える
企業の原動力は、そこで働く個々の労働力あってこそではないでしょうか。
現代社会においては、加工食品などの添加物、大気汚染によるアレルギーや腸内環境の乱れ、デジタル化による睡眠不足や運動不足などにより、ヒトの健康は脅かされています。。
色々なものが絡み合って昔はなかったような問題が出てきています。鬱、PMS、男女の更年期、アレルギー、偏頭痛や腰痛などの関節障害。企業で働く人々は数年後も健康で働き
vol.19 睡眠とメンタルコントロール
働き盛り世代、ミドルエイジの原動力。生産性の向上は企業にとって最も重要な課題の一つだと思います。
睡眠不足による個人のパフォーマンス低下は社会全体の損失に繋がっています。米学術誌『Sleep』で発表された研究によれば、総人口2500万人を抱えるオーストラリアでは、2016〜2017年の間に睡眠不足によって生じた“負の総コスト”が指標として試算されました。その額はなんと450億ドル(USD)にも登
vol.18 睡眠と脳機能の関係
今回は「睡眠と脳機能」についてのお話です。
睡眠不足で働くことは、脳震盪を起こしている状態で働くことと同じ
寝る時間も惜しんで働く。
残業が当たり前。
定時退勤を許さない空気。
そのような状況が定常化していることは、おそらく、働き盛りの方々にとってみれば、当たり前の状況だと思います。自営業やフリーランスでお仕事をされている方は、決まった勤務時間がない業務形態ならば、余計にいつまでも仕事をして
vol.17 姿勢と生産性の意外な関係性
健康と病気の間にある症状を見極めていくことの重要性
原因がはっきりわからないけれど、なんとなく体調が悪い。このような状態を「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と言います。
近年になり社会的にも知られるようになってきたPMS(月経前症候群/Premenstrual Syndrome)による、女性特有の健康疾患や更年期といったような問題が、この不定愁訴に含まれます。更年期は、今や女性だけではなく中年男性
vol.16 生産性とトレーニングの関係性
私が、アスレティック・トレーナーとして活動して15年が経とうとしています。ダイエットや筋トレ等を中心とした一般的な日本のトレーニング・システムとは異なり、私自身は、機能改善、予防医学、アスレティック・リハビリテーションといった「健康問題」の観点から、トレーニング方法を独自に構築してきたという経緯があります。
その中で、常に意識していることは、健康とは、何か一つの側面では成し得ないという事です。い
vol.14 噛むことと姿勢はセットで整える。
この15年、トレーナーとして活動して来た今、身体は全体を通して見ていかないといけないということを、私自身、改めて考えさせられています。
運動療法は、骨、関節、靭帯、軟骨、筋肉で考えられることが多いです。しかも、運動療法は、日常生活動作(ADL)*や、スポーツ動作に関連する関節(肘、膝、肩、腰)などのよく使う関節に焦点が行きがちです。実際、そのようなレベルで快復することもできますし、問題はありませ
vol.10 腸の排出機能
今回は人間の身体に備わっている排出機能についてです。
排出機能と聞くと、便を思い浮かべる方が多いと思います。栄養の吸収、そして排泄機能として知られている腸。最近、腸の機能として免疫器官だという認識もされるようになって来ましたが、ここでは、排出機能についてお話したいと思います。
ヒトの身体は優秀で、何か有毒なものが体内に入り込むと直ちに反応し何らかのアクションが起きます。例えば、下痢になってしま